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続・思い出が詰まった場所に行ってきた@東海大学自然史博物館(静岡)

(今回はこちらの記事の続きです。)

もうすぐ閉館予定の三保の水族館で思い出に浸った後は、お隣にある恐竜の博物館(東海大学自然史博物館)にも合わせて行きました。水族館と自然史博物館はいつもワンセットです。

自然史博物館では恐竜をはじめとする古代生物や、静岡の自然について学ぶことができます。水族館に比べると見る箇所が少なめなので、30分くらいで一周できると思います。

館内を探検してみよう!

エスカレーターで3階へ登っていくと(この博物館は、3階→2階→1階の順で展示を見ます)、まずは恐竜の時代へタイムスリップ。このエスカレーターに乗っている時が博物館で1番わくわくする時間かも!?館内で1番大きな展示室にいる恐竜たちは、今にでも襲ってきそうな迫力です。

幼稚園〜小学生の頃はこの展示室がとても広いと感じていましたが、今見てみると「こんなに小さかったかな?」と不思議に思いました。そう思えたのも私が成長した証かと。

解説を読んで恐竜のことを学ぶだけでなく、いろんな角度から展示物を観察できるので、自分なりのかっこいい角度で恐竜たちを撮ってみるのも面白いです。

次のエリアとなる2階は、恐竜の時代以後の生物を中心とした展示となっています。ここにステラーカイギュウという絶滅した生き物の展示があるのですが、小さい頃に人間が原因で絶滅したとの説明を読んで、人間って愚かだなと思った覚えがあります。

ステラーカイギュウ

また、同じフロアに展示されているマンモスも見応えがありますし、個人的にはオウムガイなどの生きた化石に関する展示も興味深かったです。

ラストである1階は、静岡県の自然に関する展示のエリア。(この部分は写真を撮り忘れたので、画像がないです💦)クマや鹿のはく製、昆虫の標本が展示されていたり、静岡の自然の特徴を紹介したビデオが流れていたりしました。クマのはく製がなかなかにびっくりします。

今回見ていて思ったのが、1階部分の展示がかなり以前と雰囲気が変わっていたこと。前は小さい子用の遊び場も同じフロアにあって、昔よく遊んでいた記憶があります。1階部分の展示も充実してましたが、昔の面影が少し薄れていたところにはなんだか寂しさを感じてしまいましたね。

こんな感じで自然史博物館を一周見てきました。これまでに何度もここで生物の歴史を学んだことや、夏休みのイベントで化石のレプリカを作った時のことといった楽しかった思い出を振り返りながら展示物を見ました。

また、今回行ってみて懐かしい気持ちになれただけでなく、今の私だからこそ気付ける学びや感覚を味わえたのもよい収穫でした!こちらも水族館同様もう行けなくなるのはとても残念ですね。

まとめ

先日紹介した水族館、今回の自然史博物館と2つの思い出のスポットを紹介しました。三保の松原が世界遺産になってから、三保はより観光客に向けたような場所に変わっているように感じます。これはこれで静岡の観光が盛り上がって嬉しい気持ちはあります。

だけど私にとっての「三保」は、水族館や自然史博物館、昔あったプール(私が小学校低学年の頃までありました)で過ごした思い出のイメージが今でもとても強いです。三保に行くと毎回、幼稚園~小学生時代の楽しかった思い出がすぐに蘇ってきます。

このような「懐かしさ」(今風に言えば「エモさ」)を感じる場所が施設の閉館だったり、大幅なリニューアルだったりで各地で失われていることには、老朽化などの理由があるとはいえ、やっぱり切なさを感じます。

だからこそ、自分にとって懐かしさを感じる場所に積極的に出向いてみて、文章や写真で「今の記録」を残していくことを大切にしたいと、今回三保に行って強く感じさせられました。

ただ記録を振り返って懐かしむだけでなく、できれば将来、自分の子とかに昔こういう場所があったことを文章や写真を通して伝えることができたらいいな…とも思っています。

これからは三保に行くたび、この町に水族館と博物館があったことと、これらを楽しんだ幼少期の自分の姿をきっと思い出します。

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