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思い出が詰まった場所に行ってきた@三保の水族館(静岡)

小さい頃から大好きな三保の水族館が3月末で閉館するとのことなので、昨日家族と一緒に行ってきました。(正式名称は東海大学海洋科学博物館ですが、今回の記事では昔から馴染みのある「三保の水族館」で表記します)

三保の水族館は1階が海の生き物の展示、2階が海にまつわる科学をテーマにした展示となっています。ところどころリニューアルしている箇所はありますが、それでも昔ながらの雰囲気が今でも色濃く残っているところがこの水族館の最大の良さだと思います。それでは早速館内へ!

いつ来てもわくわくが止まらない1階

水族館に入ると、カラフルな魚たちがお出迎えしてくれます。明るい雰囲気のエリアなので、ますますテンションが上がります。また凝った形の水槽も多く、角度によって生き物の見え方が違ってくるのも面白い。ウツボが可愛くて結構見入ってしまいました。

今回は残念ながら封鎖されてましたが、以前はトンネルに入って魚を見ることもできました

次のエリアが水族館最大の見どころである大水槽。ここは昔から雰囲気が変わらないですね。

上から大水槽を眺めてみる
シロワニという鮫。なかなか迫力があります
「サンゴの海」っていうこの文字もいいよね

大水槽の周りをぐるぐる回るのも良し、スロープで登って上から眺めるも良し、下から海に潜った気分で魚たちを見るのも良し。他の水族館の大水槽に比べると小さめですが、いろんな楽しみ方ができるので予想以上に長居してしまいます。

大水槽の近くにはクラゲの展示もありました。

大水槽の後は、駿河湾の生き物を鑑賞。食卓でおなじみの魚だけでなく、水族館ならではの個性的な生き物たちに出会えるのもこのエリアの魅力。ひとつひとつの水槽をじっくり観察できるので、自分の推しの生き物を探すのもおすすめです。

最後はたくさんのクマノミに出会えるエリアへ。ここもわりと後にできたエリアだと思います。クマノミというとニモで知られるカクレクマノミが有名ですが、このエリアを見ているとクマノミにもいろいろ種類があることに驚きます。

また、三保の水族館はクマノミの飼育に力を入れているそうで、育成中のクマノミの展示もありました。ちっちゃいクマノミも凄く可愛い。クマノミ好きなら充実した展示内容かも?

ということで、1階はここまで。次は2階の海にまつわる科学の展示へGO。

懐かしさより倍増な2階

カニさんのメカに導かれてスロープを登っていくと、そこは更に懐かしい世界。この生き物をモチーフにしたメカ(メカニマルという名称だそうです。今回初めて知った)を見ると、三保の水族館に来たことを実感します。

展示室の粉っぽい匂い、昔からほとんど変わらない展示の数々、すべてに懐かしさを感じます。変わらないって大事。それでは展示を見て、小さい頃の記憶をもっと蘇らせていきましょう。

 ボートが風力で動く展示

2階にはクジラの骨格標本をはじめ、様々な海の不思議について学べる展示が多数あります。ボタンを押すと機械が動く…といった展示も多く、小さい頃は何が何だかわからなかったけど、ボタンがあればとりあえず押して動きを楽しむのが凄く好きでした。

先ほどあったメカニマルの仲間たちもたくさんいます。どれも程よくひと昔前のロボット感があるのがめちゃくちゃいい。メカニマルを見て、モデルとなった生き物の動きについても学べるというのもなかなか個性的な展示だと思いました。今見ても興奮が止まらない場所!

仲間が増えたよ
メカニマルごとの名前も面白い

このような独特の展示も見られなくなるなんて、非常にもったいないと思いました。メカニマルだけでもまた見れる機会があったら嬉しいですね。機械だけに。

昔は2階の展示はあまりじっくり見たことがありませんでしたが、今見てみると海や生き物の神秘を感じるような展示が多く、この場所が「博物館」であることを改めて実感しました。ここまで昔っぽさが残っている施設ってあまりないのでは?と思いますね。

この絵、昔の人が想像した未来っぽくて良き

まとめ

入口に立った途端、これまで三保の水族館に行った時の思い出が一気に蘇りました。

夏休みのスタンプラリーでステッカーを貰ったこと、売店で魚の人形が出てくる入浴剤を買ってもらったこと(そして出た魚が黄色だったので、「きいろくん」という名前をつけてしばらく遊んでた)、タッチプールでサメやエイに触ったこと、大水槽に小型のマンボウがいると知って楽しみにしていたら、行った時にはもういなかったこと…この水族館の思い出は数えきれないほどあります。

清水に三保の水族館に代わる新しい水族館的な施設ができる計画があるそうですが、もし新しい施設ができて行ってみたとしても、今まで三保の水族館で遊んできた思い出には敵わないだろうなと思っています。

施設の老朽化も仕方ないですが、それでも私にとって1番身近な場所にあった水族館がなくなってしまうのは寂しさしかありません。思い出が詰まっている場所だからこそ、今行って記録を残すことができて良かったです。

帰ってから公式サイトを見たところ、閉館に関して何か新たな展開があるかもしれない…?だけど3月末までに行けば、今回紹介した懐かしい展示あれこれは確実に見れるので、興味があればぜひ行ってみてほしい!美しい海の生き物たち、懐かしい雰囲気が味わえる館内、すべてが最高です。

また、今回紹介した三保の水族館のお隣には古代生物や自然をテーマにした自然史博物館もあるのですが、そちらにも一緒に行ってきました。自然史博物館の方はまた別の記事で!

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