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パニック障害の再発

治りました。
そして、幸せに暮らしましたさ…
で、終わるはずだった…。
通院終了から、2年8ヶ月後
2023年7月7日
私はまたパニック発作を再発させた。


再び味わう恐怖

それは、遡ること2年ほど前。
ある方から仕事を紹介してもらったことから、ジワジワと再発への道へと繋がっていった。
私は、母子推進委員の仕事を紹介され、数ヶ月に数日ある乳幼児健診のお手伝いなどを行っていた。
当時、私は産後ヨガインスタトラクターの資格を取得したばかりで、適役だと思い引き受けた。

はじまり

母子推進委員には、乳幼児健診以外にも仕事があった。
それは、月に一度ある保育園での歯磨き教室。
これが、私を再びパニック発作へと導いた原因になった。

子ども達の前で、絵本の読み聞かせをすること。
実は、過去に、学校で娘の読み聞かせボランティアをしていたときに、一度その読み聞かせの途中で、発作に襲われたことがあったからだ。その場では、何事もないように、なんとか乗り切ったものの。

恐怖と自己崩壊の兆し

回を重ねるごとに、その記憶が、絵本を通して紐づけ始めてしまったのだ。

外見では、何も困ったことは起こっていない。
でも、私の内側では、読み聞かせが始まる前に、逃げる道を一生懸命探していた。高まる動悸に、冷や汗や不安を抱えながら。

そんなことが数ヶ月続き、月に一度の会議で、読み聞かせが苦手なことを話し、外してもらったものの、その場にいても何も出来ない申し訳ない気持ちが優先してしまい、自己肯定感も一気に急降下。

「使えない私」のレッテルを自分に貼っていた。
特殊な場所に住む私は、パニック障害のことを隠していた故に、隠そうと空回りしそうなコミュニケーションにも疲れてしまい、とうとう大きな発作が再び起こり、再起不能に。


いちばん欲しかったもの 


母と子を助けるはずの母子推進委員。
だけど、いちばん助けてほしかったのは私自身だった。
私が倒れてから、子ども達は次々と体調を壊していった。
再び始まる恐怖は、想定外だった。

海原を漂いながら…

ここからまたどうやって
冷静な対応が出切るようになってきたのかをこれから綴っていこうと思います