見出し画像

超帰省のはじまり

3月号のソトコト「関係人口入門2023」に超帰省が掲載されました。超帰省とは「友人の地元に帰省すること。」
-------

超帰省コンセプトは、私たちが地域の何者でもなかったからこそ生まれたものです。何者でもないけど、地元が好き。そんなひとりの愛が地域の価値に変わりうる。そんなメッセージをこめたプロジェクトでもあります。

8年前、21歳のとき。
まだ地域で何者でもないけど地元愛強すぎるガールだった私。ちっぽけな自分でも、大好きな地元を盛り上げるにはどうしたらいいんだろう。まちの誰とも対立せず、目立ちすぎず。(当時怖かった)でも、外にも内にも携わった人にはインパクトを残したい。どんなコンセプトで、何をどう企画したらいいんだろう。それはもう、ぐるぐると考えた!

う〜ん、自分がまだ何か地域で企画を立ち上げるのには早いのだろうか。小田原や西湘でまだ何もしてない自分に自信はなかった。が同時に、問いを立てる力や企画力に自信のあった自分も共存していて..弱腰だったがそれだけ信じて、また考える。

結果、ようやくたどり着いたのが「個人の思いやエピソードを軸にとした地域体験を、友人限定参加で作る」。超帰省のコアとなる部分でした。そしてこのコンセプトでツアーを開催!(私としてはめちゃチャレンジだった..!)

22歳最後の月に、第1回ツアーを開催した!ら、これはものすごいいろんな効果のある企画だと気づき笑、終わったときに、自分と約束した。

「いつかこのアクションを全国に文化として広げるぞ」と。

だって、みんな同じように自分の地元での思い出はあるんだから!誰だって地元案内できちゃうから1億総ツアーガイド時代を作れる!と。(地元がない東京育ちのフレンドは毎回ツアーに呼んで地元化につとめていました)

その後開催するたびにその自信は確信にかわります。(が、!!ホストはゲストでもあり、ゲストはホストでもある、というツアー理念に共感してくれる参加者のおかげでもありすぎてます、みんな本当にありがとう涙)

ただ企画に絶対の自信はあったものの、仕事しながらの個人ドリブンな地元ツアー開催は大変で。一般化するという命題を頭の片隅に置いて、1年以上が立っていました。

そんなとき、ツアーに参加してくれて一緒に広げようと言ってくれたのが守屋さん。そして原田のりょっちを紹介してもらって、プロジェクト化の話がスタート。(2人は地域プロジェクト何かやろうと会話していたとのことで運命的タイミングです。)

そこから今の超帰省が生まれました!

コーディネート力や運営力の高い2人と一緒に進められたからこそ、ここまでみなさんに知っていただくプロジェクトへ成長できたのです。本当に感謝しかありません!

8年前の自分に「企画と実現を諦めないでくれてありがとう、全国に思想広める約束、ちょっと叶ったよ」そして「最高の仲間と出会えて進めるよ!」と言いたい。

何者でもないからこそ生まれる価値がある。そして生まれたものを信じ続ければ最初は小さくてたって、仲間もできるし、大きくなれるし、みんなで楽しくなれる。

なんだか長文となりましたが。笑

今回のソトコト掲載に伴って、本当になんでもなかった21歳の自分を振り返ってしまいました!!!

同じくまた、もっとこの取り組みを全国に広げていくよと未来の私たちと約束したいと思います。

あと一周まわって、超帰省という行動自体は何も新しくなく、みんなが実はやってたね、っていうやつです。最後にアレですが、本当そうです。
やってる人はすでにやっている。

今後とも超帰省をよろしくお願いします!

#超帰省

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?