15歳JC、単身で渡英

大学院を卒業してからは、憧れの記者になった。
同級生は様々な業界の仕事を志望するなか、私は新聞社やテレビなど報道機関のみにエントリーシートを出していた記憶がある。無事に第一志望の会社で記者になることができ、当時はとても嬉しかったことを覚えている。
名刺1枚で誰にでも会えて、話を聞けるなんてまさに天職。

でも、今から書いていくのは純粋に私の人生物語。
デスクの手が入らない分、文章はめちゃくちゃで、自分の話を公開するのは照れくさいが私の経験したクレージーな人生の1ページを残しておくのも悪くはないだろう。

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とある県の田舎で生まれた。
私が生まれたころは、コメの不作でタイ米がスーパーで売られていた時期だったらしい。
田舎具合で言えば、ロードサイド沿いにファミレスや商業施設が立ち並び、自家用車があればすぐに何でも手に入る郊外といったところ。住んでいた場所は、田んぼや畑がある住宅地だった。

そんななんの変哲もないただの女の子がこの後、ひとりでイギリスに留学し、イギ伯爵の娘と学校に通ったり、ヒッピーに感化されホームレスになり、刑事裁判で証人として出廷したりすることになる。

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