至高の一杯 ~前編~
福島『麺』道中 #2
1.旅のしおり
6/29(土) Day1
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5:00 秋田県角館町発
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9:40 福島市(←now!)
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11:00 昼食① 「伊達屋」
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12:00 裏磐梯・桧原湖
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14:00 昼食② 「山塩ラーメン」
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17:00 猪苗代湖
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19:00 山形県米沢市ホテル着
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6/30(日)Day2へ続く。
2.格付けチェック
昨年度の一年間に食べた物の中で、最も美味しかったのが、福島市『伊達屋』の塩雲呑ラーメンです。
2018年度ジウ・オブ・ザ・イヤー受賞。
僕たちが訪れたのは、そのトロフィーの贈呈のために…というのは、まぁ嘘です。
単純にその味が忘れられずに、今回の再訪となりました。
上松川駅のすぐ近く。福島市内と飯坂温泉を結ぶ線路沿いに立つ一軒家。
初めて訪れた方は、まず建物の外観に驚くことでしょう。
「ここが名店?」
見た目は昔ながらの、昭和な感じのラーメン屋。
でも、まさにここが、福島が誇る「名店中の名店」なのです。
あまりにも名店すぎて、観光客向けのガイドブックには名前が載っていないほど。
そんなものに頼らなくても、お店が繁盛しているということなのでしょう。
肩書きも、格付けも、そして残念ながら「オブ・ザ・イヤー」も不要みたいです。
素朴な外観の内側には、強烈な自負(プライド)が隠されている。
わたくし佐藤は、そういう人(お店)が大好きです。
3.酪王カフェオレ
僕たちがお店に着いたのは、9時40分頃。
第二駐車場にエクストレイルを停めて、お店の前に向かいます。
※お店の横の第一駐車場は狭いですし、前の道路は交通量が多いので出庫時に注意が必要です。僕たちは少し離れた第二駐車場に停めました。
「名前:サトウ、人数:2名」
とりあえず、置いてある名簿に自分の名前を書いて予約します。
すでに先客がおり、僕たちは3番目でした。
さすが名店ですね。
(それにしても先客は何時から来ているのでしょうか?)
さて、名前さえ書いておけば、あとは自由時間。
ただし、開店(11時)までには、まだ1時間以上あるからといって、あまりウロウロと歩き回るのは野暮というもの。
ここは『酪王カフェオレ』でも飲みながら、座して待つのが粋です。(車の中で待機していてもOKです。)
『酪王カフェオレ』は福島県の酪王乳業が販売している紙パックのカフェオレ。
県内の各スーパーや大手コンビニチェーンに置かれているみたいです。
貴景勝くんに勧められて飲みましたが、とても美味しいですね。
牛乳屋さんが作っているだけに、ベースとなる牛乳が美味しいのは勿論のことながら、配合されているコーヒーが実に香り高い。
おそらく元になったコーヒーだけ飲んでも、相当に美味なはず。
全体的な甘さと苦味のバランスも丁度良く、ゴクゴク飲める感じです。
この「酪王カフェオレ」を飲みながら、のんびりと開店の時刻を待ちます。
あぁ、何だか、アンパンが食べたくなってきたなぁ…。
【附記】
ラーメンの話を書くつもりが、「酪王カフェオレ」の話になってしまいました。
前置きが長くなって、すみません。
そろそろ怒られる感じですね。
次回こそ、ラーメンの話です。
(「福島『麺』道中 #3 」へ続く)
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