あめつちデザイン

《暮らしと、旅と、人を動かす会社》 「顧客体験デザイン」と「デジタル技術」を用いて、日…

あめつちデザイン

《暮らしと、旅と、人を動かす会社》 「顧客体験デザイン」と「デジタル技術」を用いて、日本各地の魅力の発信とツーリズムの変革に取り組み、”地方創生”を推進しています。カスタマーサクセスチームが情報発信中!🔉 https://ametsuchi-design.co.jp/

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最近の記事

回答率が低迷するお客様アンケートの打開策!費用ゼロで率直な声を引き出す新たなリサーチのメリットとは?【vol.21】

前号では、人は旅に出ていつもとは違う非日常環境の中に身を置くことで、オープンマインドになれたり新しいチャレンジしてみたい!という気持ちになれること。 また、旅行者自身がそのような前向きでリラックスした良好な心理状況の中で、「宿」空間を活用して行う体験型マーケティングリサーチサービス、【cocoshiru(ココシル)】の概略についてお伝えさせていただきました。 cocoshiruは、特別な非日常空間でありながらも、衣食住のすべてが揃うーーいわば日常の生活動線にも添った環境が

    • お客様は新しい体験(コト)を求めている!?メーカーと連携して体験空間を演出。リピート率アップにつながる施策とは【vol.20】

      旅行に出かけた時、宿泊先の宿で自分好みのモノを見つけて心動かされ、サービススタッフ(仲居さん)に、思わず声をかけてしまった経験はないでしょうか? と。 フロント近くに飾られている置物や絵画、館内の至るところに設らえられている趣ある家具や椅子。あるいは、客室にさりげなく置かれているランプ、ちょっと珍しい個性的な絵付けの湯呑み茶碗、夕食時の盛り付けが芸術レベルに美しかった器etc…。 「どんなモノ/サービスに心を動かされるか?」は人により様々だと思いますが、日常から完全に解

      • 「環境に優しい」は、選ばれる宿の新条件に!継続的な取り組みを行うために必要な考え方とは〜あめつちメルマガ【vol.19】

        前号では、持続可能な宿経営を目指すために、環境負荷についてお客様の視点に立って考えることの重要性について、お伝えしました。 経済産業省・資源エネルギー庁の調査の調査によると、宿泊施設は第三次産業の中でもエネルギー消費量が多い業種であるというデータ結果もあるように、 客室、宴会場、温泉、プールなど、エネルギーを多くの施設や設備を備える宿にとって、環境負荷に配慮した取り組みを行なっていくことは今後、経営に欠かせない必須の、且つ重要な事項になっていくでしょう。 また、年々浸

        • 持続可能な宿経営を目指して〜環境負荷とお客様視点でアメニティをいま一度考えてみる〜あめつちメルマガ【vol.18】

          インバウンド観光が増える中で、「環境配慮」は当たり前の時代に 今、日本には世界各国から多くのインバウンド旅行者が訪れています。 JNTO(日本政府観光局)の調査でも、2024年6月の訪日外客数は3,135,600 人で、単月としては過去最高を記録したことが話題に。 昨年3月に策定された第4次観光立国推進基本計画においても、「持続可能な観光」、「消費額拡大」、「地方誘客促進」の3つの柱に基づいて、国として訪日旅行プロモーションに取り組んでいく方針が、明示されています。

        回答率が低迷するお客様アンケートの打開策!費用ゼロで率直な声を引き出す新たなリサーチのメリットとは?【vol.21】

        • お客様は新しい体験(コト)を求めている!?メーカーと連携して体験空間を演出。リピート率アップにつながる施策とは【vol.20】

        • 「環境に優しい」は、選ばれる宿の新条件に!継続的な取り組みを行うために必要な考え方とは〜あめつちメルマガ【vol.19】

        • 持続可能な宿経営を目指して〜環境負荷とお客様視点でアメニティをいま一度考えてみる〜あめつちメルマガ【vol.18】

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        • 【隔週で水曜日に配信中!】あめつちメルマガ
          21本

        記事

          「慣れ」からの脱却が鍵!?サービスのプロが見落としがちな、意外な盲点とは?〜あめつちメルマガ【vol.17】

          前回の記事では、日常の喧騒を離れてゆったりと寛げる宿という特別な空間で、「五感」を通じてどのような体験ができるのか?、シーンごとにご紹介いたしました。 ただ、こちらの内容について代表の霜竹と議論したところ… 「結構、当たり前のことを伝える内容になってしまったのでは?もっと、あめつち流の情報の掘り下げ方があるはず」という反省が出てきました^^; よく考えてみると、おもてなしのプロである宿の方々であれば容易に想像できるであろうことばかりで、新しい視点や気づきをご提供できるよ

          「慣れ」からの脱却が鍵!?サービスのプロが見落としがちな、意外な盲点とは?〜あめつちメルマガ【vol.17】

          インバウンド増加で可能性は無限大!宿を“ショールーム化”することで得られる付帯収益とは?!③〜あめつちメルマガ【vol.16】

          前回の記事では、地域を代表する存在であり、旅行客にとっては旅の起点であり拠点でもある「宿」の魅力を最大限に生かすことが宿と旅行者の双方のニーズを満たし、地域活性化に繋がるということについてお伝えしました。 そして、宿を“ショールーム”として活用することで、宿、旅行者、地域のモノづくり事業者(職人さん)を繋ぎ、様々なモノやコトとの思わぬ出会いやマッチングを促し、豊かな体験を提供していきたいという想いで生まれたサービスが、cocodakeの体験E コマースです。 そこで

          インバウンド増加で可能性は無限大!宿を“ショールーム化”することで得られる付帯収益とは?!③〜あめつちメルマガ【vol.16】

          インバウンド増加で可能性は無限大!宿を“ショールーム化”することで得られる付帯収益とは?!②〜あめつちメルマガ【vol.15】

          前回の記事では、訪日旅行者が東京、大阪、京都などのゴールデンルートから、地方(ローカル)を目指す流れに向かっていること。 また、そのような潮流の中で、旅の起点であり拠点でもある「宿」は、旅行者(とくに訪日外国人)にとって、その地域ならではの文化と出会い、衣食住の体験を通じて「知る」ことができる場として、非常に魅力ある存在であるということをお伝えしました。 日本の宿というのは、まさに 「地域を代表する広告塔のような存在」であり、文化の発信基地として無限の可能性を秘め

          インバウンド増加で可能性は無限大!宿を“ショールーム化”することで得られる付帯収益とは?!②〜あめつちメルマガ【vol.15】

          インバウンド増加で可能性は無限大!宿を“ショールーム化”することで得られる付帯収益とは?!①〜あめつちメルマガ【vol.14】

          「なんて素敵な家具なんだろう」 「この器は地元に縁のある作家さんの作品なのだろうか。ぜひ自宅用にも欲しい!」 「やっと良いモノに巡り合えたのに、買って帰れないのか…」 貴宿に宿泊されるお客様が、実は心の中でこんなふうに思っていたとしたら、どのように感じるでしょうか? 日々のお客様とのやりとりの中で、「あそこに置かれている〇〇が気に入ったのですが、購入できるのでしょうか?」といった質問を直接受けられるケースもあるとお聞きすることもありますし、 「そういえば、うちのスタ

          インバウンド増加で可能性は無限大!宿を“ショールーム化”することで得られる付帯収益とは?!①〜あめつちメルマガ【vol.14】

          オーナーもスタッフも長期休暇でリフレッシュ!それでも客単価アップ、収益増を実現した改革(イノベーション)とは?〜あめつちメルマガ【vol.13】

          前回の記事では、お客様の要望にひらすら応え続けることが善ではないこと、むしろそれをずっと続けていくことでサービスの破綻に繋がる可能性が高い、ということをお伝えしました。 ここで改めてお伝えしたいのが、貴宿にとって本物のファンの存在を見誤らないでいただきたい、ということです。(これは逆に言えば、本物のファンの存在を見極めていただく、ということでもあります) ファンの定義として、サービス提供者と顧客が「長期にわたって」良い関係性を築いている状態が理想だという前提はありながらも

          オーナーもスタッフも長期休暇でリフレッシュ!それでも客単価アップ、収益増を実現した改革(イノベーション)とは?〜あめつちメルマガ【vol.13】

          お客様の要望にひたすら応え続けることは善?ファンを育むサービス提供とは ?〜あめつちメルマガ【vol.12】

          前回の記事では、ファンの定義として、 「一過性の関係性にとどまらず、長期にわたってサービス提供者と顧客が良い関係性を築いている状態」 が望ましいとお伝えしました。 これは、マーケティングの世界で言われているLTV(ライフタイムバリュー)の考え方とも重なるため、宿泊業界に限らず何かしらのサービス(価値)を提供している事業者様であれば、すでにこのことを視野に入れて事業を推進されているところも多いと思います。 またその中で、顧客ロイヤリティを上げるために重要な要素だと言われ

          お客様の要望にひたすら応え続けることは善?ファンを育むサービス提供とは ?〜あめつちメルマガ【vol.12】

          「ファンを育てる」が重要な鍵!長期的な支持を得るための宿泊施設戦略〜あめつちメルマガ【vol.11】

          こんにちは。 昨今、あらゆる業界で「お客様をファンにすることが大事」ということを以前にも増して、よく耳にするようになりました。 旅行業界も例外ではなく、国内では少子高齢化が加速する中で、新規顧客を積極的に獲得しようとするよりも、「既存のお客様をどれだけ大切にできるか。また、長くご利用いただけるかが重要」という視点に立って、宿改革に取り組み始めている宿泊施設様が増えている印象があります。 以前、メルマガでも少し触れましたが、コロナ禍で多くの宿泊施設が苦しい状況にあった中で

          「ファンを育てる」が重要な鍵!長期的な支持を得るための宿泊施設戦略〜あめつちメルマガ【vol.11】

          唯一無二のおもてなしを実現するために〜「旅館花屋」編 あめつちメルマガ【vol.10】

          こんにちは。 本日は、信州・上田別所温泉の「旅館花屋」さんについてご紹介したいと思います。 花屋さんといえば、数々のメディアで取り上げられている他、撮影の舞台としても使われている、知る人ぞ知る老舗旅館。 社内ではいつも全国各地のお宿情報が飛び交っていますが、その中で花屋さんは、 『唯一無二とも言える独自の世界観を明確に定義し、それを館内のすべてのサービス(提供価値)に徹底して反映し、お客様にその世界観を感じてもらえる顧客体験を設計、提供している宿』 として皆が注目し

          唯一無二のおもてなしを実現するために〜「旅館花屋」編 あめつちメルマガ【vol.10】

          唯一無二のおもてなしを実現するために〜今すぐ出来る3つのステップ ⑤あめつちメルマガ【vol.09】

          今号では、前号からの続きで、顧客体験を実現するためのインタフェース(価値を提供する媒介)とサービス(提供価値)を設計していくプロセスをご紹介いたします。 >>前号の記事はこちら インタフェースが決まり、サービスが決まると、貴社のあるべき姿を表す【TO BE】のカスタマージャーニーが、いよいよ完成に近づきます。 実際のカスタマージャーニーの完成までには、再度のチェックや細部の見直しが必要になる場合もあります。 しかし、こちらは間違いなく今後、貴宿が進むべき方向を示す

          唯一無二のおもてなしを実現するために〜今すぐ出来る3つのステップ ⑤あめつちメルマガ【vol.09】

          唯一無二のおもてなしを実現するために〜今すぐ出来る3つのステップ ④あめつちメルマガ【vol.08】

          前号では、カスタマージャーニーマップを使って、現在の宿の状況を可視化していただくプロセスについてお伝えいたしました。 この、【現状の可視化プロセス】の中で、おそらくたくさんの課題が見えてきたのではないかと思います。 では実際に、それらの課題をどのように解決していったら良いのでしょうか? 今号と次号の2回に分けて、策定した課題の解決方法を参考に、各タッチポイント(顧客接点)において、お客様に新たな価値を提供する顧客体験の設計方法について解説していきます。 課題が詳

          唯一無二のおもてなしを実現するために〜今すぐ出来る3つのステップ ④あめつちメルマガ【vol.08】

          唯一無二のおもてなしを実現するために〜今すぐ出来る3つのステップ ③あめつちメルマガ【vol.07】

          前回のメルマガでは、他の宿にはない貴宿ならではの特別な体験やサービスを再構築する際に必要となる要素を、3ステップでご紹介いたしました。 今回は、前回の内容を踏まえて、貴宿ならではのサービスや理想のおもてなしの姿を描く上で重要な羅針盤となる、顧客体験の設計図=「カスタマージャーニーマップ」を作成する際のポイントを、シリーズ3回に渡ってお届けしてまいります。 今号では、前回の1に相当する「理解」のステップ、つまり徹底的に顧客と現場を観察して見えてきた結果から、現状のカスタマ

          唯一無二のおもてなしを実現するために〜今すぐ出来る3つのステップ ③あめつちメルマガ【vol.07】

          唯一無二のおもてなしを実現するために〜今すぐ出来る3つのステップ ②あめつちメルマガ【vol.06】

          こんにちは。 前回のメルマガでは、唯一無二のおもてなしを実現するステップに向かう前段で陥りがちな盲点、ボトルネックについて、よくある3つの課題についてご紹介いたしました。 というのも、いざ「顧客視点に基づいたサービスを設計しよう」と思っても、ボトルネックがクリアにならないと根本的解決にならないばかりか、せっかくの良いアイデアが出てもうまく生かせずに、一過性のものになってしまう可能性があるからです。 貴宿にとって、ベストなおもてなしのカタチを描くためにも、まずは潜在的な課

          唯一無二のおもてなしを実現するために〜今すぐ出来る3つのステップ ②あめつちメルマガ【vol.06】