見出し画像

僕の平成プロ野球史(平成28年)

平成が終わり令和になった今、平成2年(1990年)生まれの僕が(僕的)平成プロ野球史をまとめてみるこのマガジン、今回は平成28年(2016年)です!

(僕の簡単なプロフィールは初回のマガジン参照。)

この年の両リーグの順位をどうぞ!

この年からQVCマリンスタジアムの命名権をスタートトゥデイに売却し、「ZOZOマリンスタジアム」に名称が変更になりました。またオリックス・バファローズに「バファローズポンタ」がマスコットとして加わりました。Twitterでかわいい姿を見せてくれています。

この年の野球界は開幕前から不祥事に揺れました。前年10月に発覚した「野球賭博」問題に端を発する金銭問題です。事の起こりは前年の9月に巨人の福田聡志投手への借金の取り立てでした。そこから巨人の笠原将生投手が問題の中心(野球選手側の)となり、松本竜也投手、高木京介投手が野球賭博に関与していたとして、4投手は契約解除になります。後に高木投手はNPBからの処分解除に伴い巨人と育成契約を結び、今年(2019年)に支配下登録され1軍のマウンドに復帰しお立ち台に上がるまでになっています。
その他、野球賭博以外に賭けマージャンへの関与、巨人のみならず、試合前の円陣や練習においてチーム内での金銭の授受が他球団でも発覚し、開幕直前まで混乱が続きました。この問題の全容解明がなされないままシーズン開幕を迎えたことに僕や周りの友人の中でも疑問の声を持つ人がいました。


話題は変わりまして、この年の新語・流行語大賞の年間大賞に「神ってる」が選ばれました。
25年ぶりの優勝を飾った広島。鈴木誠也選手の神がかり的な活躍は話題になりました。その神がかりに泣かされたうちの1試合は西武でした(笑)
この年から導入された新ルールの「コリジョンルール(衝突ルール)」、これにライオンズは何度も泣かされました(笑)。「コリジョンルール」とは、公認野球規則によれば

1.得点しようとしている走者が、走路をブロックしていない捕手または野手に接触しようとして、または避けられたにもかかわらず最初から接触をもくろんで、走路を外れることを禁じる
2.ボールを保持していない捕手が、得点しようとしている走者の走路をブロックする行為を禁じる

というルールです。
広島との6月14日の交流戦では、コリジョンルールが適用され、判定が覆りサヨナラ負けを喫しました。

そして、この年、僕は行く試合、行く試合で先発バンヘッケンばかり見るという貴重な経験をしたのも今ではいい思い出です(笑)

最後はこの年引退した横浜の三浦大輔投手、番長の引退セレモニー動画をご覧ください。

公式がちゃんとしているチームは本当に素晴らしいなぁと思うわけです。
この動画で何回も泣けます。

〇この年の監督人事
楽天→梨田昌孝さん
巨人→高橋由伸さん、阪神→金本知憲さん、横浜→アレックス・ラミレスさん、中日→森繁和さん(谷繁監督途中休養 翌年正式就任)

〇この年メジャーリーグデビュー、移籍した選手
ロサンゼルス・ドジャース 前田健太投手(ポスティング移籍)

〇この年のFA(特に記載のない場合は金銭補償)
岸孝之投手 西武→楽天(A)
糸井嘉男選手 オリックス→阪神(B:金田和之投手)
山口俊投手 横浜→巨人(B:平良拳太郎投手)
森福允彦投手 ソフトバンク→巨人(C)
陽岱鋼選手 日本ハム→巨人(B)

〇この年引退、退団した主な選手
ロッテ サブロー選手
ハム 武田勝投手、米野智人選手、アンソニー・バース投手
西武 竹原直隆選手、星孝典選手、岡本篤志投手、エスメルリング・バスケス投手
楽天 栗原健太選手、長谷部康平投手、川本良平選手、ケニー・レイ投手、山内壮馬投手、後藤光尊選手、牧田明久選手、キャム・ミコライオ投手、金無英投手、川井貴志投手
オリックス 小松聖投手、トニ・ブランコ選手、原拓也選手、大田阿斗里投手、マット・クラーク選手
ソフバン 金子圭輔選手
巨人 鈴木尚広選手、レスリー・アンダーソン選手、加藤健選手、香月良太投手、ギャレット・ジョーンズ選手
中日 多村仁志選手、岩田慎司投手、大場翔太投手、川井雄太投手、アンダーソン・エルナンデス選手、リカルド・ナニータ選手
阪神 鶴岡一成選手、マウロ・ゴメス選手、坂克彦選手、筒井和也投手、福原忍投手
横浜 三浦大輔投手、内村賢介選手、長田秀一郎投手、井手正太郎選手、ギジェルモ・モスコーソ投手
ヤクルト 新垣渚投手、ローガン・オンドルセク投手
広島 倉義和選手、廣瀬純選手、黒田博樹投手、久本祐一投手、エクトル・ルナ選手、中東直己選手

平成29年のプロ野球に続く。

平成プロ野球を個人的に振り返るマガジン完結(2019年5月現在)