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僕の平成プロ野球史(平成26年)

平成が終わり令和になった今、平成2年(1990年)生まれの僕が(僕的)平成プロ野球史をまとめてみるこのマガジン、今回は平成26年(2014年)です!

(僕の簡単なプロフィールは初回のマガジン参照。)

この年の両リーグの順位をどうぞ!

この年から楽天の本拠地の名称が「楽天Koboスタジアム宮城(通称コボスタ宮城)」になり、西武の本拠地が「西武プリンスドーム」になりました。
またシーズンオフにはロッテからFA移籍した成瀬投手の補償にロッテ球団が「つば九郎」を”鳥”的補償するという事件も起こりました。

夏のオールスターでは、当時日本ハムに所属していた大谷翔平投手がオールスター史上最速の162kmを記録しました。

ここで平成の球速記録を見てみましょう。

160km/h越えのみ表にしてみました。2010年代がほとんどですね。90年代にさかのぼるとロッテ時代の伊良部秀輝投手が平成6年(1994年)に、近鉄のフェルナンド・デラクレス投手が平成11年(1999年)に記録した159km/hが最速になります。ちなみに昭和最速は昭和60年(1985年)に西武の郭泰源投手が記録した156km/hです。
すでに令和の怪物との呼び声高い大船渡高校の佐々木朗希投手が163km/hを記録するなど、令和ではますます剛速球が見られるのではないでしょうか。

最後に取り上げるのは、この年の新語・流行語大賞に「カープ女子」が選ばれています。
カープ女子という言葉が使われ始めたのは平成25年(2013年)のことで、特に首都圏でのカープファンの増加とともにマスメディアに取り上げられたのがきっかけとなっています(NHKで首都圏のカープファンの急増を取り上げる特集内でも使われた)。カープ女子はさまざまなジャンルの女性ファンに愛称をつける習慣の始まりとも言われ、女性ファンを取り込むという戦略は他球団(オリックスのオリ姫など)、他スポーツにも波及しました。
広島カープ公式チャンネルさんより2019年verの「それ行けカープ」をご覧ください!

ちなみに僕、雨玉はこの映像を見るとすぐに謎の対抗心がわいて「吠えろライオンズ」がききたくなります(笑)

〇この年の監督人事
西武→伊原春樹さん、田辺徳雄さん(伊原監督途中休養 翌年正式就任)
巨人→川相昌弘さん(原監督一時欠場)、中日→谷繁元信さん(選手兼任)

〇この年メジャーリーグデビュー、移籍した選手
ニューヨーク・ヤンキース 田中将大投手(ポスティング移籍)
シカゴ・カブス 和田毅(FA移籍)

〇この年のFA(特に記載のない場合は金銭補償)
大引啓次選手 日本ハム→ヤクルト(B)
成瀬善久投手 ロッテ→ヤクルト(B)
小谷野栄一選手 日本ハム→オリックス(C)
相川亮二選手 ヤクルト→巨人(B:奥村展征選手)
金城龍彦選手 横浜→巨人(C)

〇この年引退、退団した主な選手
ロッテ 里崎智也選手、セス・グライシンガー投手、クレイグ・ブラゼル選手、塀内久雄選手
ハム 稲葉篤紀選手、金子誠選手、赤田将吾選手、ミチェル・アブレイユ選手、多田野数人投手
西武 川崎雄介投手、小林宏之投手、ランディ・ウィリアムス投手
楽天 ジョン・ボウカー選手、アンドリュー・ジョーンズ選手、中島俊哉選手、ブライアン・ファルケンボーグ投手
オリックス 高橋信二選手、平井正史投手
ソフバン 江尻慎太郎投手
巨人 石井義人選手、越智大祐投手、加治前竜一選手、高木康成投手、星野真澄投手
中日 小田幸平選手、小林正人投手、鈴木義広投手、三瀬幸司投手、ネルソン・パヤノ投手
阪神 吉見祐治投手、久保田智之投手、建山義紀投手、高山久選手、日高剛選手
横浜 中村紀洋選手、菊地和正投手、神内靖投手、エンジェルベルト・ソト投手、ホルヘ・ソーサ投手
ヤクルト 岩村明憲選手、押本健彦投手、真田裕貴投手、野口祥順選手
広島 青木高広投手、横山竜士投手、迎祐一郎選手

平成27年のプロ野球に続く。

平成プロ野球を個人的に振り返るマガジン完結(2019年5月現在)