5歳、海外でひらがなが書けなくなっています。今日の言葉#33

昨日、5歳の子どもが、
日本人の友達や親戚に
バレンタインカードを書きたい、
というので、見ていたら、
気がついてしまった。

あれ?ひらがなが書けなくなってる。

いつも通り、ひらがな表を見ながら書くけど、
前はもっとスムーズに書けていた気がする。
表を見ながらでも、
ハネの向きを間違えてしまったり、
「す」が「お」みたいになってしまったり、
自分の名前もそんな感じで、
少しショックを感じた。

今まで、どんどん何かができるようになる
生活だったけれど、
できなくなる、というのを感じたのは
初めてかもしれない。

昨年8月からプリスクールが始まり、
完全家中心の生活から、
完全学校中心の生活に変わった。
今は帰宅してから寝るまで4時間程度で、
食事、お風呂など考えたら、
一緒にアクティビティーをする時間は
作れたとして1時間から1時間半程度。
でも特にこれと言ったアクティビティーを
しているわけでもない。

子どものプリスクールは、
公立だけど学力重視の学校で、
一年先取り、と言って、
文字やフォニックス、数や形・長さの概念などを教えていて、
毎日新しいことを学んでくる。
「そんなに急いで文字を教えなくてもいいかな?」
と私は思っていたけれど、
楽しく学べているみたいだから、まぁいいのかな、
と思っていた。

子どもの脳は柔軟で、新しいことをスポンジのように
吸収していくけれど、
その分、次から次に新しいものが入って来れば、
昔学んだことや練習しなくなったものは
どんどん忘れていってしまうのかもしれない。

実は、昔たくさん描いていた絵もそうで、
3歳の頃は毎日のように描いていた絵も、
今はあまり描かないので、
独創的な楽しい絵が見れなくなってしまったのが
少し寂しい。

学びは楽しく、と思っているので、
いやいや何かを学ぶということはしてほしくない。
絵も日本語も、できたら続けていってほしいし、
引き続き興味を持ち続けてもらいたいなという
親の希望がある。

ただ、この5歳という時期に、
一番伸ばしてあげたいことは、
想像力だと思っていて、
クリエイティブなことを沢山経験してほしい。

さぁ、文字や絵を、
どんな風に今の環境で、
楽しく学ぶことができるだろうか。
楽しく書く、描くができるだろうか。
クリエイティブな経験として体験できるだろうか。

普段の生活の中でできることと、
休みの間に集中的にやりたいこと、
少し考えてみようと思う。

今日の言葉#33

ショックだと思うことは、一度心を落ち着けて、何かを始める合図にしたらいい。

hana


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