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TOEIC何点取れば海外駐在出来るのか?メーカー駐在員の後悔とアドバイス

海外駐在を考えている皆さん、まずはTOEIC750点を目安に頑張りましょう!でもそれよりも大事なのは英会話力です!理由は背景を記事に載せていますのでご覧ください。

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この記事では、メーカー駐在員である私の英語力と周知の駐在員の英語力をご紹介しております。その経験を基に『駐在するためには何点くらいTOEICを取っておいた方が良いか』を考えてみました。これから海外駐在を予定している方や今後海外駐在を目指す方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

アメリカ知るぞーの英語力

まずは私の英語力が分かる情報を一覧にまとめてみました。

日本生まれ日本育ち(帰国子女では無い)
海外留学/ホームステイ経験なし
TOEIC最高点 605点
英検 準二級
センター試験(模試) 160~170点/200点
大学受験後は英語学習ゼロ
バックパッカー経験は2度 東南アジアとトルコ

如何でしょうか?英語は決して得意ではない、いやむしろ苦手である事が分かって頂けると思います。帰国子女でも無ければ海外留学経験もありません。大学受験時に死ぬほど勉強しましたが、それでもセンター試験は9割には届かずの実力です。恐らく受験直後の18歳が最も英語力が高かったと思います。大学に入って以降、英語に触れる機会が海外旅行くらいだったので勉強は全くしていませんでした。

TOEICに関しては赴任直前に受けた際に初めて600点を超えました。大学入学時と入社してから何度かTOEICを受験してきましたが、大体450~500点くらいの実力でした。海外赴任を希望しようと思ったタイミングから2か月間真面目に勉強して、何とか605点を取れたという流れです。TOEICの点数を2カ月で向上させた方法は別記事で細かく紹介いたします。

英語が話せなくてもバックパッカーとして一人で2週間程度の旅は問題なくできたので、「何とかなるや」という根拠のない自信だけがありました。

▼私の自己紹介noteはこちら▼

周囲の駐在員の英語力

凄い感覚的に言うと、下記が私の認識です。(ジョージア州の場合)

駐在員のTOEIC平均点 750~900点
帰国子女     20~30%
海外留学経験あり 30~40% 
2回目以降の赴任  10~20%


帰国子女かつ留学経験ある人など属性が重なっている人もいるので、「海外経験がある人」でカテゴライズすると40~50%くらいの割合になると思います。日本人居住者が多いニューヨークやカリフォルニアと比べると、かなり高いと感じています。

営業職であるため自社以外の駐在員の方々と接する事が多いので、これまで100社近いお客様や知人と会話してきましたが、アトランタにおいては私よりも英語が苦手は人は数人しかあった事がありません。

駐在員の多くの方が、帰国子女或いは留学を経験されている、或いはトレーニー制度などで1年間研修してから本赴任している事が分かりました。私の様に、海外経験ゼロでいきなりアトランタに赴任している方は本当に少ないです。

英語が出来なくて困るケース

英語が出来ない状態で赴任すると、どんな場面で苦労するか私の実体験をご紹介したいと思います。私の場合、アトランタに赴任した際に駐在員としては私のみだったので、頼れるのは自分だけでした。駐在員が周囲に多い場合は、カバーしてくれると思います。

業務 (営業職の私の場合)

私の主な業務は【日系企業への営業活動】が中心です。その為、お客様とのやり取りは7割は日本語で完結してしまいます。その点、対お客様に対しては英語力が無くても大きな問題にはなっていません。ただ、日系企業でも担当者の方が現地人である場合も多いので、こうなったら大変です。弊社の現地人も巻き込みながら営業を行うか、メールを多用して文章でやり取りをするか、ジェスチャーで頑張るか、そのいずれかで対応しております。まとめると下記4点です。

1.お客様が現地人の場合
2.社内の定期ミーティング
3.複雑な提案を行う際の戦略会議
4.お客様のクレーム対応

◆1.基本的に日本人のお客様と会話する事が多いのですが、私の扱う商材を担当している部署や担当者が現地人であるケースは非常に多いです。相手がお客様なので【失礼のないように】【誤解のないように】【他社との差別化を明確に】英語で説明する必要があるので、事前の準備も大変ですし毎度緊張しながら商談に挑んでおります。それでも言いたい事を100%伝えられないので歯がゆいです。

◆2.リモートワークに変わってから毎朝オンラインで朝礼が30分~1時間程度開催されるようになりました。私以外は現地人なので、当然かなり速い速度の英会話になりますので、これに付いていくのが大変。話している内容自体は分かりますが、一言一句聞けているわけではないので急に質問されると焦ります。質問内容の細部は無視して、とりあえず関連する事項について自分の意見を言っておきます。見当違いの事を言ってしまっても、アメリカでは他人の意見を否定する事は少ないので、みんな受け止めてくれます。

◆3.個人的にはこれが一番困っています。競合他社との差別化を図るために、出来るだけ良い条件での価格を見積もりたいですし、様々な商材を組み合わせた複合的な提案を行う事が多々あります。複数の担当者と提案内容を構築する際に【顧客の要望を伝えて最適なソリューションを導き出す】事が会話だと難しいです。更に社内で見積もり決裁を取得する際に上層部を説得しなければならないのですが、この時に【なぜこの商談はこの価格で勝負するのか?】【この商談を取る事がどれだけ会社の利益になるのか】この2点を伝える必要があるので、これまた非常に困難を極めます。

◆4.お客様のクレームは日本語で来るのですが、クレーム内容を社内確認する時と然るべき部門に然るべき対応を要請するのは当然ですが英語になります。これ自体はそこまで難しくないのですが、アメリカ人には理解しがたい内容であるケースが多々あります。例えば「レスポンスが遅い!」とか「購入前と購入後で言っている事が違う!」など、アメリカ人からすると『そんな細かい事気にすんなよー』って感覚です。なので、この類のクレームに対しては、「なぜお客様が怒っているのか」を社内で説明するのが難しいです。文化の違いを言語化するのって非常に難しいですね。

プライベート

仕事ほどでは無いですが、やっぱり日常生活でも困る事は多々あります。まとめると下記3点です。

1.生活立ち上げ時
2.大きな買い物する時(車の購入など)
3.日々の電話でのやり取り

◆1.赴任後すぐに生活の立ち上げを一気に行う事になりますが、ここが一番苦労した点です。家探し、家の契約、電気の契約、洗濯機のレンタル契約、ネットの契約、SSNの申請や免許取得などなど。赴任初期は契約事が何かと多いので、本当に大丈夫かな?といつも不安に追われていました。

◆2.私の場合は車の購入がこれに当たります。2台購入しているので合計500万円近い買い物なので、少しでも安く購入したいので値切り交渉が必要ですし、契約内容の確認や車のコンディションの確認なども行わなければいけないので、自分の思う様に進められなくて結構大変でした。

◆3.アメリカの場合、何かにつけて電話でのやり取りが多いです。Websiteからチャットが出来れる場合もありますが、基本的には電話で問い合わせや契約手続きを行う事が多いです。さらにコロナにより、今までは店舗やオフィスに行けば済んだものが、全部電話対応に変わってしまいました。加えて、Emailでの問い合わせが出来い場合も多く、とにかく電話する場面に良く直面します。電話は本当に大変です。特に、最初に自動音声が入り、問い合わせ内容に応じてダイヤルを何回か選択する必要がありますが、この自動音声が速くて聴き取れなくて毎度挫折します。(とりあえず”0”を押しまくってオペレーター繋いでいます笑)

何点取れれば駐在出来るのか

これは赴任先の業務内容に大きく依存するので一概に言えませんが【会社が定めている基準点数】を超えていれば、海外赴任にチャレンジすべきだと私は考えています。

幸にも私の会社の基準点が600点でしたので、ギリギリ条件を満たすことが出来ました。他の企業の基準点を聞いていると、650点、730点、850点など様々ですが日系企業だと700点前後に設定されている場合が多いです。外資企業や日系企業でも海外売り上げ比率が高い大手企業だと850点以上という高い基準を設けている企業も存在します。

TOEICが高いに越した事はありませんが、TOEIC900点取っていても英会話は全然出来ない。という人も多くいらっしゃいます。(私は点数も低いし、全く話せない笑)

なので私が出した答えは以下の通りです。

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会社から給料や手当等を出していただく事になるので、最低限会社の定める基準は超えましょう。でも、それ以上はTOEICを何点取れるか?を目指すのではなく、実践的な会話を多く経験する事が重要だと思います。少なくとも私は英会話をもっと勉強すれば良かったと死ぬほど後悔しています。。。

▼駐在するといくら年収上がるのか??のnoteはこちら▼

私が英語力改善に向けて現在取り組んでいる4選

1.毎日日記を書く
2.オンライン英会話を毎日実践
3.音読/シャドーイング
4.単語帳で語彙力強化

赴任前よりも赴任後の方が、英語の勉強に対して本気で取り組んでいます。なぜなら危機感が凄いからです笑

具体的にやっている事は上記の4つです。文章が長くなってしまったので、英語力改善に向けて取り組んでいる活動については別の記事としてご紹介いたします。

ここで一言いうなら『継続する事』が最も大事ですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。英語が得意でなくても海外赴任は出来るという事とTOEICよりも英会話の勉強をした方が良いという事がお伝えできれば幸いです。英語が話せると、人生の中でも一気に選択肢が広がると思います。海外赴任をしない場合でも英語の勉強はぜひ取り組んでみて下さい。

ぜひスキを押してくださいね~♡

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