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組織開発という分野について

こんにちは、AME&です。今日はひょんなところから出会った組織開発という分野についてアウトプットしたいと思います。ちなみに今回のタネ本は以下になります。


組織開発とは?

人材開発はよく聞くかと思いますし、イメージしやすいかなと。=人材育成と読み替えてもいいかもしれません。一方で組織開発という言葉を聞くと私が最初思ったのは、組織を育てる??どゆこと??というイメージでした。

定義として本にも記載されている言葉を紹介すると以下のようです。

組織開発とは、組織の健全さ(health)、効果性(effectiveness)、自己革新力(selfrenewingcapabilities)を高めるために、組織を理解し、発展させ、変革していく、計画的で協働的な過程である

中村 和彦. 入門 組織開発~活き活きと働ける職場をつくる~ (Japanese Edition) 

組織を良くしていこうという話なのですが、健全さ、効果性、自己革新力という3つの要素を高めましょうということみたいです。
やや難しい言葉なので、こちらも解説しておくと、、、

組織の健全さは、仕事生活の質、お互いの関係性の質、権力の最適なバランス、ワークモチベーションの高さなどの、極端に表現すると組織内の人々の「幸せ度」

組織の効果性は、組織の目標に到達する力、組織の構成員やチームの潜在力を発揮できること、環境の変化に適応し対処できること

自己革新力は、組織が絶えず学習し続け、外部コンサルタントの支援がなくても、自らが変革に取り組み続ける力をもつこと

中村 和彦. 入門 組織開発~活き活きと働ける職場をつくる~ (Japanese Edition) 

噛み砕くと、組織が幸せで、目標達成でき、変革に取り組み続けることができると、会社はうまくいく、ということになります。

ほんと??

経営者に対して、組織開発に投資すればいいんだ!と提案した時、経営者はどう返すでしょうか?

「金になるのか??」と思うと思います。笑

これに対して筆者はこう返しています。

「収益は結果として付いてきます。まずは、強く活き活きとした組織をつくっていくための長期的な取り組みと、そのための投資が必要です。投資をしないこと、何もしないことによるリスクも考える必要があります。何もしなければ、関係性や風土はより目減りしていき、組織の土台がさらに弱体化する可能性があります」

中村 和彦. 入門 組織開発~活き活きと働ける職場をつくる~ (Japanese Edition)


ここで私がいいなと思ったのは、何もしないリスクと天秤にかけることです。
人的資本経営が叫ばれる昨今、多くの人事の方がリテンションやエンゲージメント、満足度など色々な指標をベースに、さまざまな課題に対して挑戦しています。

その取り組みは何もしないことのリスクに対してもしかしたらチャレンジしているのかもしれないなと思いました。

まとめ

チャレンジしよう。お金は大きくはかけれるシーンは少ないかもしれません、ただ何かアクションを起こしていかないと何も現状は変わりません。

またそのアクションが組織に対してポジティブなインパクトを与えるものでないと無駄になってしまうのもまた事実です。

しっかり組織の課題に向き合い、チャレンジしていきましょう。我々はそのご支援ができると確信しています。

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