ド文系女子が理転して医学部目指してみた話④

浪人時代編を書くつもりだったのですが、その土台となる話がないと繋がりがわかりにくいかなと思ったので高3の頃の話を書きます。
勉強の参考になるような話はないので、お時間のない方は⑤へ飛んでください。

高2の秋ぐらいに理転することを決めて、冬くらいまでは死ぬ気で勉強し続けていました。
来たる3年からの理系の授業についていくため、また遅れている分の勉強を取り返すために、それはもう必死で。

けれども、やっぱりド文系な私にとって理系科目、特に数学や化学の勉強は本当に苦痛で、いつのまにか塾から足が遠ざかっていました。

そんなこんなでこたつでぬくぬく冬を越し、春が来たと思ったらコロナで休校になりました。
もう全然勉強しなくなっちゃって、生ける屍の如き日々を送っていました。

夏になって部活をしていた同級生が引退、受験勉強に集中し出す波に乗って、私も少しずつ机に向かうようになりました。でもやっぱり苦手なものはやりたくなくて、模試ではどこの医学部を書いてもぜーんぶE判定……

幸か不幸か、私の母校は浪人する人が多く、また親も浪人には賛成派だったことから、すでにこの時期から浪人が選択肢として挙がっていました。

秋になり、冬になり、それでも成績は伸びず、ついに迎えた共通テスト。
センターから共テに変わった最初の代だったので試験は思ったより簡単で、模試では6割程度だったのが本番では8割ちょっと取れました。

推薦でいけるんじゃないかと某国立大に出願しましたが、そう上手くはいかず無事不合格。
後期は確実に足切りにかかりそうだったので諦め、私立は受けても落ちるだけな気がしたので受けず、浪人覚悟で前期のみ出願することにしました。

リサーチや過去問の傾向から1番受かりそうなところを探して受験しましたが、やはり学力は足りず不合格になりました。

浪人時代編に続きます。

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