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3.11

8年前の2011年3月11日。

中学2年生の僕は、教室で担任の先生から衝撃的な言葉を聞きました。

「東北地方で史上最大級の地震が起きた。」

それまでも、阪神淡路大震災中越地震など大きな地震はありましたし、それがどのくらいの規模かも当時の自分も理解していたからこそ、担任の先生の言葉が信じられませんでした。

家に帰ると、どのチャンネルでも東北地方で起きた衝撃的な映像が流れていました。

外にいても家にいても目に入ってくるもの、耳に入ってくるものは東北地方で起きた悲劇のニュース。それほど当時は日本だけでなく世界的に見ても衝撃の大きい出来事でした。

中学3年生の時には、野球の全国大会の2回戦で、被災地の気仙沼にあるチームと対戦することになりました。

しかし、そのチームのエースは津波に流されて亡くなってしまったそうです。

ベンチにはその子の写真が置かれていました。

正直僕は、「試合しづらいなぁ」と思っていました。

試合には勝ちましたが、当時の僕はなんとも言えない気持ちになった勝利だったことを強く覚えています。


あれから8年。

今は外にいても家にいても、誰も東北で起きた悲劇の話をすることはありません。

唯一、今日、3.11になると、毎年ニュースでは東北の悲劇のニュースが流れます。

ただ、8年前とは違い、復興に向けた取り組みや、当時子供だった人が大人になり、活躍されている映像などが流れるようになりました。

情けないですが僕は、8年前の出来事について思い出すことや考えることは正直少ないです。

毎年3月11日に流れるニュースで、東北地方の現状を把握している感じです。


話は変わりますが、今みなさんには、悩みや不安、あるいは壁にぶち当たってることはありますか?

そしてそれは、自分が死ぬ、家族が死ぬ、大切な人が死ぬ以上に辛いものですか?

幻冬社の天才編集者である箕輪さんの本で、

「死ぬこと以外かすり傷」

という本があります。

実際に読んだことはありませんが、この本を本屋さんで見た時に、僕は東日本大震災が頭に浮かびました。

【被災者の方が、今の自分の悩みなどを聞いたらどう思うだろう。】と。

「周りに大切な存在がいるという恵まれた環境で、なんて贅沢なことを言ってるんだ。」

実際に思われるかどうかはわからないけど、そう思われてもおかしくないですよね。

被災者の方の中には、大切な家族や友人、恋人を失い、目標や夢に向かって努力することが困難な人が実際にいます。

箕輪さんの「死ぬこと以外かすり傷」という本のタイトルを見た時、自分の抱えてる悩みなんてかすり傷だなと感じました。

近々この本を読もうと思います。

私たちの悩みは、かすり傷です。


現在、Yahooで「3.11」と検索すると、Yahooから被災地に10円の寄付金が送られます。

1人の検索ごとに10円。決して多いとは言えない金額ですが、多くの人が検索することによって、大きな金額になります。

まだ検索してないという方はぜひ。

また、30年以内に関東に大きな地震が来る確率は90%だそうです。

そう考えると、決して3.11は他人事なんかではないですよね。。

命を大切に、毎日を生きようと思います。


8年前の3月11日。

私たちが暮らしている小さな島国で、大きな地震がありました。


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