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【茨城】雨引観音へ紫陽花を見に行く

紫陽花で有名な雨引観音(あまびきかんのん)というところに行ってみたかったので行ってきた。(2023年6月)

この場所は茨城県にあり、横浜から一日で行くにはしんどい距離感のため、退勤後の金曜夜に水戸へ移動して駅近くのホテルに泊まった。
電車の遅延で到着が遅めの時間になったので、コンビニでおにぎりとコーヒーゼリーを買って夕飯とした。(取り合わせがキショい)

水戸京成ホテルに宿泊。駅から近く、コンビニも近い。

翌朝、朝早めの時間から開いている喫茶「ダニエル」で朝食。

ピザトーストとブレンド

久々にモチモチでフカフカの食パンを食べ、普段摂取しているパンがどんだけペラペラなのか思い知った。

その後、JRに40分ほど揺られて水戸駅から岩瀬駅へ移動。
駅前で本数の少ないバスを待って乗る。
なお、このバスは本当に本数が少ないので、時刻表を事前に確認して電車の時間を合わせる必要がある。
雨引観音までは駅から約5.5kmの道のりとなり、最後の方は山道になるので基本的に車でのアクセスが推奨されている。
バスではPASMOを使うことができた。

11:20頃、雨引観音に到着。
駐車場がほぼ満車になるほどの賑わいで、周囲の会話の感じからしてほとんどが地元の方達のようだった。

上の写真右にあるハートのベンチのように、境内には明らかに誰かが「今流行りのSNS映えを意識しましょう✨」と言い出した形跡のある撮影用スポットが多数あった。
私は(そんな風に自分を飾らなくてもあなたは素敵なのに・・・)と知った風な顔をしながらその手のスポットをスルーしたが、花手水は耐えられずに撮ったしなんならこれが見たくて来ている。
人には人の写真映えなんや……

境内の一部エリアには何故かヤギがウロウロしている。雑草駆除要員なのかもしれない。
とても大人しく、近くを通っても無反応だった。

階段を登ると見晴らしの良いスポットに出る。
暑い中、この場所には常に涼しい風が吹き抜けていたので回復エリアのようになっており、常に十人以上立ち止まっていた。

ここでヤギに引き続き、孔雀が出現。あまりの面妖さに多くの人がカメラを構えてにじり寄ったので、孔雀はパパラッチから逃げるセレブみたいな感じで土手の向こうへ姿を消した。

期間限定の御朱印を頂く
どんだけ動物いんの?
この後別の鳥とバトルになっていた

次のバスが来るまで2時間くらいあるので、帰りは徒歩で駅まで帰ることにした。
先に言っておくと、全くお勧めしない。

田園風景を横目に歩いていくことになるが、歩道はほぼ無い。基本的に人が歩くことが想定されていないのだ。

雨引観音への客足もあるので、そこそこの数の車とすれ違う。私は完全に邪魔な不審者だった。
最初の方こそノスタルジックな光景にテンションが上がって「おばあちゃんちに行くみたい🤗」とか思っていたが、道のりの半分くらいから「おばあちゃんち遠い😭」と心の中の女児がべそをかきはじめた。
そして暑い。手汗で湿った手で何度も日傘の柄を握り直しながら歩いた。

1時間程度で駅に着くと、ちょうど電車が来ていたので乗って水戸へ戻った。

茨城県立図書館内に併設されている星乃珈琲店で遅めの昼食を食べる。

人が多く内観の写真を上手く撮れなかったが、非常に重厚でアカデミックな雰囲気で、ここにいるだけで高学歴になれそうな感じがした。

客層は広く、休憩する家族連れや、勉強しに来たっぽいけど勉強になってないっぽい男子中高生グループとかがいた。
席に図書館の本を持ち込めたので、茨城が舞台の本をまとめていた近くの棚から適当に見繕って一冊読んだ。
素敵な一冊と出会えましたとか言ってみたかったが、逆に面白いくらいそんなに刺さらなかったので詳細な感想は控えておく。

その後、バスに乗って保和苑という水戸市内の紫陽花スポットへ。

明るすぎた

苑内を一周した後は、水戸京成百貨店内にある丸善へ本を探しに行った。持ってきた本を電車移動の間に読み切ってしまったのだ。
道のりは2kmくらいなので歩いて行った。

本を入手した後は、水戸駅前のビックカメラにフィルムがあるか見に行くためにまた1.5kmくらい歩いた。
フィルムはかなり品薄で割高だったため、「ヒッ…」と思いながら退散し、駅中の回転寿司で寿司を2000円分食べた。気付けば緑茶をゴクゴク飲んでいて、(程よい熱さだった)だいぶ喉が渇いていたらしいことを知った。

ホテルに戻ってからスマホで歩行距離を確認すると、雨引観音での5.5km移動に加えてちょいちょい1〜2kmの距離を歩いていたので合計18.5kmを叩き出していた。
「お〜」となんとなく感心しながら、ハーゲンダッツ(グリーンティー)を食べてカロリー消費を台無しにしておいた。

次の日は、鹿島神宮と潮来あやめまつりに行ってから東京方面へ戻る。


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