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崖っぷちの覚悟〜ストーリーカレッジに入った理由

ディング!ディング!
 

ある日、わたしの中でジングルがなった。
 

焦りと不安、絶望感の危険信号。


突然、始まった親の介護。
意識のとおーくに覚悟していたとはいえ準備はしていなかった。
そして長く勤めたショー制作の仕事を40代後半で失った。



先送り癖はドツボにハマる


昭和の価値観バリバリで育ってきたわたしは、介護が始まったときですら「大丈夫、まだなんとか生活できる」と謎の根拠のない自信だけがあった。
 

生活をするために再就活を始めたものの、地元は地方都市のベッドタウン。
その上年齢の壁がドーンと立ちはだかり、めぼしい求人も見つからない。
世の中は想像以上の速さで変化していることを思い知ってガクンとなった。

再出発の壁はエベレスト級に高い。


必死の就活数ヶ月の成果あって、やっと決まったお仕事はまったくの異業種。チームの立ち上げで一から全てをつくりあげる役目を背負っていて、
毎日胃がキリキリと痛んだ。
 

クライアントとの業務すり合わせやスタッフの育成と目まぐるしい日々、
神経をすりへらして帰宅するとグッタリ放心状態で食事も忘れて居眠り。


「こんな状態、50代もガツガツと続けられるんかな」


不安とモヤモヤを抱えながら何とかチームを立ち上げルーティンができ
始めた頃、追いうちをかける通達がきた。
 

世の中の流れにもれず、システム化を進める計画がもちあがって人員削減。そしてコロナ・・・・


「何度も転職なんて拷問。とことん崖っぷちに立ってるやん!」


何か”強み”をつくっておかないと人生終了してしまうという勝手な妄想が
更年期の症状に拍車をかけて不眠症になる始末。


考えてみればずっと抱えていたモヤモヤを放置してきたことが返ってきた。

 
「器用貧乏で自信も取り柄もない」

「今さら何ができるのか」

「何から始めればいいのかわからない」


分かっていたのに、自分に言い訳をしながら先送りにしてきたことが
悔やまれてならなかった。


「このままでええんかな?後半人生を変えるんやったら今しかない!」


とにかく動け!とばかりに自己啓発本を読んだり、学び系の動画を
観たりした。勢いで始めたTwitterもそう簡単には伸びない。
 

それもそのはず、仕事でプレゼン資料やマニュアル、説明書などを任された経験はあったものの、人の心を動かす、読んでもらえる言葉や文章を書いたことがなかったから。
 

そんな時、Twitterでストーリーカレッジに出会った。

「ストーリーカレッジ」に覚悟の入学


「ここからが覚悟の再出発。わたししかできへんモノをつくる!」
 

ストーリーカレッジ講座入学を即決。
 

この講座はプロの脚本家からストーリーをかく技術が学べる場所。
もう先送りにはしないと自分に約束した。
そして”目から鱗”の体験がはじまった。

ストーリーカレッジはどんな講座?


全くの初心者がストーリーとは?をプロの脚本家から手ほどきを
受けられる。こんなラッキーな機会はそうそう無い。


ワクワクと不安が入り交じった初回の講義。
そしてストーリーを学ぼうと同じ熱い思いをもった同期との出会い。
講座は想像を大きく超えてとても楽しかった。


ストーリーカレッジは・・・・



・毎回の講義は初心者にもわかりやすく丁寧解説
  ストーリーの効果や伝え方のコツなど例をあげながら教えてもらえる。
 
・実際に舞台・映画の脚本やKindle本の執筆をされている講師からの学び
  
ビジネスとして舞台や映画など現場のストーリー制作が垣間見れる。
 
・文章の構成やコツをまるッと網羅
  もう情報がとてつもなく大盛り!数年間分ですか?と思ったくらい。
 
・ビジネスとしての視点を理解
  ストーリーテリング技術を使いリアルビジネスに繋げる方法がわかる。
 
・講座のワークでは同期の発想や視点から新しい気づき
  同期から自分にない発想や着目点を知るのはとても刺激になる。
 


まだまだ魅力はある。毎回の講義の後はワークが出題され、その後に
質疑応答の回が用意されている。


わからない部分や不安はすぐに先生に相談・質問・解消できる
心づよい環境。


ワークの提出方法など、コンシェルジュさんにいつでも
質問可能、初めてでも安心して走り切ることができた。


 講義の雰囲気は和気あいあい、ストーリーに興味がある人たちばかり。
一緒に走る仲間の存在は想像以上にプラスの影響がすごい!


仕事の疲れなどどこかにいってしまうほど、海綿体のように吸収し
実りある3ヶ月間。
そして何よりストーリーカレッジを卒業したわたしは以前と違う。
 
 
自信も取り柄もない・・から卒業できたこと。


気がつけばジングルは止んでいた


人生第二章の始まり。


ストーリーテリング技術を使ってnote創作大賞に応募、そしてこれからもnoteで文章を紡いでいく。Twitterもストーリーツイートを増やして、
さらにKindle本の出版も準備中。


どこまでいけるのか、どんな可能性があるのかはわかりません。
それは自分次第。
ストーリーを学んだことで、自分自身がいちばん変わった。


 気がつけばジングルが止んでいた。


エンタメだけに限らず、どんな商品やサービスもその裏側にはかならず
作り手の想い、そしてストーリーがあります。今を輝くインフルエンサーも企業のトップも。
 
学んだ技術を体いっぱいに染み込ませて、そんな熱い想いや心を
丁寧に届けられる”もの書き屋”を目指していきたいという夢もできた。
 

夢ができれば、何から始めればいいのかがクッキリ見えてくる。
これ本当です!


40代〜50代は会社のポジションや働き方に迷う方も多いお年頃だけど、
新しい技術や知識を学ぶ、チャレンジはいつからでもできる。
 
あきらめたらそこで終了。書くことでしかうまくなれないなら
書いて、書いて、書く。


七転び八起きというけど、八転び九起きから先もあっていい。
こう思える自分がいます。


ストーリーカレッジは人生第二章の原点。
noteは目標への架け橋。


さてさて、書きますか。


最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


 
 
*追伸*
ストーリーテリングのコツや情報はプロの脚本家:永妻先生
(@appleApple721)から学べます。


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