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読んでほしい人に届く方程式

3日前に書いたエッセイが「note編集部おすすめマガジン」「編集部おすすめ」に選ばれてnoteのトップページに並んだため、多くの方に読んでもらえた。

ありがたい。本当にありがたい。読んでくださった方々。そして、多くの方にエッセイを届けてくれたnote編集部さん。どうもありがとうございます。

今日は「なぜnote編集部さんにおすすめされたのか?」、「どんな人がわたしの記事に興味を持ったのか?」を自分なりに分析していこうと思う。

ある方程式で、読んでほしい人に届ける

読んでくださった皆さんから、「ほっこりするようなやさしい文章」という感想をいただいた。

書いているときは「やさしくみせよう」とか「感動させよう」とかは考えてなくて。かといって、何も考えず書いたわけでもなかった。

「人に読まれる内容」×「自分が書きたい内容」=読んでほしい人に届く

という方程式を体現しようと試みたのがこのエッセイだった。

自分が書きたいことを書くだけなら日記でいい。でも、わたしはライターとして歩み始めたから「人に読まれること」について試行錯誤する必要があった。noteはそれをを体当たりで練習させてくれる舞台なのだ。

読まれるタイトルとは?

このエッセイを書く前に、ざっくりキーワードをノートに書いた。

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「人に読まれる内容」(赤線)・・・「しまむら」、「デザイナー」、「30代女子でも着れるしまむら」
「自分が書きたい内容」(青線)・・・「妹のこと」、「妹のデザインした服を見せたい」、「妹の仕事ぶりを応援したい」

最初にタイトルを考えた。note編集部の方は「人に読まれるタイトル」を選びたいはずだ。だから「しまむら」は絶対にタイトルのなかに入れるべきだと思った。

そのタイトルに「自分が書きたい内容」を掛け合わせる。妹が大好きであること、その妹がデザインした服を誰かに伝えたいこと。それを掛け算したらこうなった。

「今日しまむらで、妹がデザインした服を買う」

実際のところ、よいか悪いかはわからない。でもちょっとエモーショナルな感じが気に入った。

その結果、note編集部さんはわたしのエッセイを選んでくれた。エッセイの中身については「メジャーなお店のこと」や「妹への愛」そして「やさしい文章」。このあたりが編集部の心に触れたのではないかな。どうだろう?

スキしてくれた方々のnoteを読んで

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え?思わずスマホを二度見した。6,765回もこのエッセイが人に見られている。1桁違うやん!これを受けてわたしは身をもって知る。「よいものを書いたら、知られる努力をすべし」と……。

noteのベルマークの右上の数字が増えていく。わたしのエッセイに「スキ」ボタンを押してくれた方々のアイコン。3日で166人。

その皆さんのnote記事を、一人ずつ読んでいった。

「どんな人がわたしの記事に興味を持ってくれたのか?」

それが知りたかった。そして、驚いた。

「やさしい文章」を書く方ばかりだった。押し売りしようとしたり、強さを強調したりしない、わたしが読みたいと思う文章を書く人が「スキ」ボタンを押してくださっていた。

「人に読まれる内容」×「自分が書きたい内容」=読んでほしい人に届く

読んでほしい人に届いてた……。この方程式は間違っていなかったんだ。

やさしい気持ちを持った人を勇気づけたいという想い。妹のような人に光が当たってほしいという想い。

わたしの妹への愛は、読み手の皆さんへとつながっていた。

(記:池田アユリ)



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