新米ライター奮闘記2020’~ライターコンサルを受けて可能性が広がった~【第3回】
「新米ライター奮闘記2020’」いよいよ最終回だ。
その前に、昨日うれしい出来事があったので書きたい。書評家&エッセイスト志望のCHIHIROさんが、ご自身のマガジン「学びになる文章の書き方」に、わたしのの記事を入れてくださったのだ。わたしの文章を学びと思ってくださったなんて!
「誰かを勇気づける文章を書きたい。」それがライターとしての目標なので、実際にそれを感じられてうれしかった。
CHIHIROさん、ありがとうございます!
今回は、中村洋太さんのライターコンサルを受けて、視野や可能性が広がったことについて書いていく。
第1回、現在の仕事実績
第2回、中村さんに救われたこと
第3回、ライターコンサルを受けて可能性が広がったこと←今ココ
ライターコンサルメンバーのTwitterリストをつくってみた
2020年9月頃、中村さんのライターコンサルを受ける方が一気に増えた。すでに皆さんはnoteで思い思いの文章を書かれており、興味深く読ませていただいた。
「わ、そんな赤裸々に書いちゃって良いんだ!」、「わかるぅ......」など読みながら独り言。
note初心者だったわたしとって、メンバーさんの文章は実に刺激的だった。以来メンバーさんの新作noteを見るのが楽しみになった。また、ほとんどの方はTwitterでご自身の活動を発信していたので、ツイートを見るのも楽しかった。
ただ、noteとツィートを見逃すことも多く「どうしたものか?」と中村さんに相談したところ、「Twitterのリストを作ってみては?」と鶴の一声。「その手があったか!」と早速リストを作成した。
リストのサムネイルには「ライターコンサル部」と書いた。このTwitterリストは、自分だけじゃなくメンバーさんにも活用してもらい、繋がりを持ちやすくしたかったのでサークルっぽい名前にした。
現在20名の方(現在2020年11月)がフォローしてくださって、日々のつぶやきをコメントしあったり、メンバーさんの公開したnoteをコメントリツイートしあったりと、楽しいTwitterライフを送っている。
ゆるく、やさしいコミュニティを楽しむ
このリストのもうひとつの良いところは、新しいメンバーさんとのコミュニケーションだ。さながら「AKB48新メンバー到来!」みたいで、じわじわと「人となり」を知るのが楽しい。
中村さんからコンサルを受ける方はこれからも増えていくだろう。こういったリストがあれば、新しくコンサルを受け始める方も疎外感なく繋がりを楽しめると思った。
もちろん無理強いはしない。ライターコンサルを受けていることを内緒にしている方もいるかもしれないし、横のつながりが苦手な方もいるだろう。ゆるくやさしく。そんなコミュニティがわたしは好きだ。
朝起きたらまずこのリストを見て「誰かnoteをアップしてるかな?」とチェックしている。皆さんから勇気をいただいています。いつか会えたらいいな。
新米ライター、失敗だらけの5ヶ月
前回書いた記事について、ライター師匠の中村さんからありがたいツィートをいただいた。
「自身の失敗をさらけ出す」ことは、5ヶ月前のわたしならできなかったんじゃないかと思う。「わたしの失敗なんて誰が興味あるの?」「恥ずかしいから闇に葬りたい...」当初はそう思っていたから。
わたしの失敗談を聞いてくれ
気持ちに変化が起きたのは、ライターコンサルを受けて「自分の失敗」も愛せるようになったからだと思う。
コンサルを受け始めた当初、わたしは週1で中村さんに文章を見てもらおうと決めていた。「とにかく右も左もわからないのだから、数をこなすしかない!」という気持ちで体当たりしていった。
添削をお願いした記事は毎回真っ赤になってが返ってきた。「あちゃー、今回もやらかしちゃいましたか~」とお電話で照れ笑いしつつ、自分の文章を中村さんに晒し続けた。
そのおかげか、だいぶハートが強くなった。「あの失敗のおかげで成長できたナ。」と思うようになった。
自身の失敗をさらけ出したことは、もう一つ理由がある。ライターコンサルのメンバーさんに自分の失敗を伝えたかったのだ。
「聞いてくださいよ、実はこんなことがあったんですよ」という気持ちがふつふつと沸きあがっていたのだ。
この5ヵ月、わたしは数々の失敗をしてきた。これからもするだろう。それが誰かの役に立つのならどんどんさらけ出したい。
そんなふうに思えたのは、ライターコンサルのメンバーさんの日々の喜びや葛藤に胸を打たれたからだった。
伝えたい人がいると、人って強くなれるんだな。大げさかもしれないけど、わたしの失敗を踏み台にしてくたら本望だと思った。
自分の強みがわからない!?
9月末、わたしは悩んでいた。ライターコンサルのメンバーさんの多くは、「この分野で書きたい!」という意思がはっきりしていて、それぞれ自分の強みを持っていた。
「わたしはどんな強みがあるんだろう?」
社交ダンス講師もしているから、ダンスの分野?それもやりたいけど、ニッチすぎではないか? うーん、やりたいことがわからない......。自分の強みがないようで焦っていた。
そんな矢先、地域情報サイトのお仕事で、小児科医にインタビューする機会があった。わたしにとって未知の分野だったが、取材させていただいた医師の「人となり」に感銘を受けて、前のめりで話を聞いている自分がいた。
そうか、わたしは「分野」じゃなくて、「人」に興味があるんだ!
そう気づいて、以来「ジャンルを問わないインタビューライターになる」と決めた。すると、次第にインタビュー取材の依頼が増えていった。
今では保育士、開業医、インターナショナルスクールの学園長、自動車販売の実業家、テニスコーチ、ダンサー、女優など、様々な分野で活躍されている方々にインタビューさせていただいた。
「池田さんだと、取材相手がリラックスしていろいろ話してくれるからありがたいよ」
ある編集者さんからそう言っていただいた。まだまだ技術は足りないけれど、「人に頼りにされるって嬉しい!」と感じる瞬間だった。
わたしのライターとしての可能性が広がったのは、中村さんとライターコンサルのメンバーさんのおかげだと思う。
わたしの野望
自分の個性を発揮できて、それが世の中の役にたつ。そして収入になる。そういう世界で生きていく。今はその土台づくりをしていると思っている。
華やかに人前に立つことだけが、個性を発揮することじゃない。自分の紡いだ言葉が、誰かの心へ問いかける。それができたら自分の個性を発揮できているといっていいと思う。
同じような理想を持った人たちと集まって、やりたいことがある。
・コンサルメンバーと、中村さんの本・初出版!をお手伝いしたい。
・全国各地に住むライターさんたちと、町のスペシャリストにインタビューするプロジェクトをやりたい。(海外に住むライターさんも!)
・そのプロジェクトをもとに、Kindleから本を出版したい。
なんだか書いていて恥ずかしくなってきたけど、これがわたしの野望。
自分の個性や可能性を認めあい、一緒に良いものをつくりたい。今できなくても、いずれできる。それを信じて、今日も前に進もう。
~過去の記事~
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