taneOto

写真+コトバ+旅=発生

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最近の記事

美しい時間

北海道から戻って1週間 もう一週間、いや、まだ一週間。 まだまだ、ココロに響き続けている音がある。 北海道の後半は、 これまでに何度も行った場所だったから、 何か懐かしさがあって、 心地よかった。 小樽では回らないお寿司を食べて、 次の日には「ウポポイ」へ。 この日は、体験に追われて、 今までとは少し違う流れの中に。 みんなで、ウポポ。 歌を歌ったり、 外での演奏や踊りをみたり、 ムックリの講習を受けたり。 昼ごはんを食べる時間もないほど。 ウポポイから見えた、

    • ご縁 

      阿寒湖のコタンの中に、アイヌ料理を食べさせてくれるお店があると、テレビで見た。 今回は、そこも是非伺いたいと思っていたが いつ行っても閉まっていた。 気づくと、時間が合わないのだ。 なので、 2日目、時間を確認して絶対にオープンしている時間に行ったが、 看板は、またクローズのままだ。 すると、 隣のお店「マツネシリ」さんのオーナーさんが 「今日はお休みだよ。」と教えてくれた。 残念。 まさに、ご縁がなかったんだ。 で、 近くにある、わかさぎの天ぷらを食べに行った。 お

      • 道東の旅 大好きな人たち 

        やっぱり。 細々とアップすることはできなかった。 器用じゃない。 25日からの4日間 今ココの出会いを続け、 心が満たされた。 人も、食も、景色も、全て 屈斜路湖畔のアイヌ民族博物館で見た強烈な映像。 キツネのイオマンテ 大正時代から75年ぶりに行われた狐の魂を父母の国へ送る祭祀を撮った 「チロンヌプカムイ イオマンテ」 その短縮版を見た。 出てきた「日川善次郎エカシ」 我が子のように大切に育てた狐を神の国へと送り返す儀式である。 祈りの言葉を間違えれば神の怒りをかう。

        • 道東へ 

          今日から北海道入り。 4時おきで5時出発する予定が、 起きて、時計を見たら、もうすぐ5時。 寝坊。 こんなことも、珍しい。というか、まあまあ、ない。 マッハで準備して 15分で家を出た。 高速飛ばして、1時間。 15分遅れで空港に到着したものの、 ウィークディで割と空いてて、助かった。 機上の人となって、45分程度。 羽田に到着。 羽田空港から、遠目に、東京タワーとスカイツリーが同時に見えて、 なんか得した気分。 途中、こちらも遠目に富士山が。 いつもは、近くを飛行す

        美しい時間

          ハジマリのカタカムナ ∞ 長野 

          今年初めての 「ハジマリのカタカムナ ∞」 お邪魔したのは、長野、松本です。 47都道府県を全て回って、 日本中と共振するカタカムナ を  開催していますが、 長野 松本で、ちょうど半分、 23県目となりました。 長野は、御柱でお世話になり続けてきて 私にとったら とっても大切な場所。 その場所で、 14年前に、越智啓子先生のスクールで出会った同期生が 開催してくれることに。 当日は、彼女の娘さんも参加してくださり、 感慨深い一日になりました。 長野も広くて 飯田の方や

          ハジマリのカタカムナ ∞ 長野 

          夏至

          超高速で早送りしているような日々が繰り返され、 ついに、 体調不良。というか、放出不良。 右の脇腹に違和感を感じて、 薬の副作用やら、 更年期の症状やら、 ストレスからくる症状だと、 言われつづてきて、 昨日、 マッサージに行って、その話をしたら 丁寧に、丁寧に、 右肩から、右脇腹から、お腹のマッサージをしていただいて、 何かが、流れ去った気がした。 雨だったのに、 昼から、快晴。 寒いぐらいの風の中、 また、昼寝。 どれだけでも 眠れる。 体って、幾つになっても、素直

          形からの言葉

          東京へ行ってきました。 金曜日は晴天で、新幹線の中では、今か今かと待ち構えていました。 期待通り、気持ちのいい姿を見せてくれました。 富士山 この山は、いつも心湧き立つ存在です。 東京も気持ちのいい季節で、晴れやかな3日を過ごし 昨日、雨の中を帰宅。 疲れ果て、新幹線の中はバタンキューでした。 帰ってきた今朝 目についたメールの中に 「今日は片付けを最優先させること」という文言があり、 素直に、片付けに専念しました。 過去の忘れてしまっていたことを思い出したり、 必要の

          形からの言葉

          凝らしたものが現実になる

          駆け抜けた4月 凄まじい勢いで過ぎてった。 ゴールデンウィーク ようやく、今日からお休み。 久しぶりのまとまったお休みで、 しかも気候が良くて、窓を開け放して気持ちがいい風が吹き抜けるのを 肌で感じられる季節。幸せ感満載である。 昨日、久しぶりに 夜 ゆっくりと読書した。 「とんでもないまじめな世界」 随分前に手にしてから、何度、読んだだろう。 量子学に、手こずったら手にする。 私に、この世界の物理を教えてくれた最初の本。 何度読んでも思うのは、 「あぁ わかっていなか

          凝らしたものが現実になる

          鹿児島 霧島 

          前の投稿から、2ヶ月も経っていたのか。 びっくり。 ここ数年でも、かなり上位に来るぐらいの、タイトな状態で忙しかった。 しかも、時折、体調不良に見舞われて 年末に引いたばかりの風邪がぶり返したのか 旅に出る少し前、少しだけ発熱した。 前日、抽選に当たるはずないと思っていた 「千と千尋の神隠し」の舞台チケットが手に入り、 娘と観覧に行った。 忙しい最中に、思いがけずの舞台鑑賞。 疲れを抱え、休み時間が欲しいと思いつつ出かけた舞台は想像以上で、 会場自体が、物語の中にあるような

          鹿児島 霧島 

          さいはひ  采配 幸い 

          少し前、愛知県の碧南市にある美術館に行ったら、 振り替え休日だった。 エーーーってなって、困ったら、美術館の方が出てきて 何も悪くないのに平謝り。 こちらが申し訳なくなる。 ぽっかり空いた一日。 ずっと行きたかった本屋に出向いた。 そこで出会った本。 「火を焚きなさい」は 別の本の中で紹介されていて知っていた詩。 この詩のコトバに、かなりノックアウトされたのでしっかり覚えていたのだけど 本になっているとは知らなかった。 しかも、その本屋では最後の一冊。 見本になっていたた

          さいはひ  采配 幸い 

          マトメル→マトマル

          京都講座の始まり 昨日の朝、会場へと歩いている時、考えていた。 なかなか、まとまらず、 何がまとまらないのかもわからないけど 何かまとまらず、 いつも、わさわさしている。 これをなんとか落ち着かせようと 色々と画策するけど何か違うと、また、仕切り直し。 正月 立春と切り替えのタイミングを使おうと準備するが 毎回 なんだか やり直し。 そして一昨日もちょうど旧暦の正月という切り替え。 思うところあって  色々と変遷してみたのだが やはり、何か整わないものを感じて、 そして、

          マトメル→マトマル

          東博

          念願かなって東京国立博物館へ。 何年も前から行きたかった場所。 なんで行きたいのかわからないけど、とにかく東京国立博物館に行けば 見応えあるものが山のように置いてあると思っていたし、 実際にそうだった。 何年も東京に通っているのに、家が大好きすぎて 仕事が終わったらすぐに帰りたくなる。 今回は、止むに止まれぬ事情で1日東京での時間が取れた。 これは、もう、行くしかない。 9時半の開場に間に合うように上野まで地下鉄で。 帰りに荷物が増えてもいいようにサブバッグまで準備して。

          始まりの木

          2023年は飛び歩き落ち着かない一年を終えて、 1月は今年のテキスト作りと 3月に開催する暦のワークの資料作りのため 1ヶ月ほど静かな時を過ごしてきた。 それもあと4日間ほどで終了する。 テキスト作りも何年もやってきて ほぼまとまり切ってきた観もあり、 あと少しの段階に来てからは、読書三昧。 ここ数年にないくらいのペースで本を読み続けて やっぱり「本」って本当に面白いと思った。 今日も夏川草介さんの「始まりの木」を読了して、 なんとも言えない気持ちになっている。 珍しく、

          始まりの木

          雪は天から送られた手紙である

          寒い 寒すぎる 朝起きたら周りは一面の白 久しぶりに長時間降り続く雪 一昨日、車に乗ったら車外温度は18度だったのに 今朝は多分氷点下。 この前投稿した、 中谷宇吉郎さんの名言 雪は天から送られた手紙である  を、思い出した。 タイムリーだったなと思って。 で、 手紙を開こうとしたけど なかなかに難しい。←当たり前か ただ その言葉 「雪は天から送られた手紙である」が 私の中の履歴として入ったことで 雪を見る目が変わってる。 この子達は、 上空の情報を持って降

          雪は天から送られた手紙である

          中谷宇吉郎の森羅万象帖

          面白かった。 なんとも言えない読後感。 福岡博士が寄稿しているので手に取った著作だったけど、 氷の研究をされていた中谷宇吉郎さんのエッセイから辿った世界観に 引き込まれた。 「雪は天から送られた手紙である」 名言だったそうで、 浅学の私は知らなかった。 雪の結晶を調べることで上空の状態がわかるという意味らしい。 (福岡博士はそれだけじゃないと述べられていますが) この本には 理化学研究所で寺田寅彦氏助手となり、火花放電の研究をしていた中谷さんが、 北海道大学に赴任したことに

          中谷宇吉郎の森羅万象帖

          土用の入り

          季節が変わる。 季節が変わる準備。 土用って、立つ季節の前の18日間。 例えば、立春・立夏・立秋・立冬という季節を立ち上げるトキトコロの 18日前に必ずある。 年に4回 72日間も。 この時はどうやら土いじりはしないほうがいいみたい。 新しいこともやめておいたほうがいいようで、 色々と制約がある。 神様がおわすから 土は、全てのものを変遷させていくモノ 人は死んだら土に還る まさにその通りなのだと思う。 墓という漢字にも土が入っている。 そして、 人は土から生まれ

          土用の入り