【詩】愛ある人よ
人は誰かを愛し、誰かに愛されることが、重要な意味を持つ。
それは人に限らず、生きとし生けるもの全てに言えることなのかもしれない。
愛の無い人生は、それこそ暗闇の中を歩くのと似ているかもしれない。
彩りもなく、感情もなく、ただ平坦な道を、どこを見るともなく歩いているようなものだ。
せっかくこの可能性に満ち溢れた世界を生きているのに、
そんな無味乾燥な歩みは、とても寂しいものなのではないだろうか。
人間は時として、愛を恐れることもあるだろう。
愛を忘れてしまうこともあるだろう。
愛を知らないまま生きることもあるだろう。
とはいえ、それを意に介すことなく、そんな自分を放置し、
野放しにするような事はしないでほしい。
どうかこの世界にたくさん溢れている愛を探してほしい、
あなたの中から溢れ出す愛を多くの人に与えてほしい。
少なくともこの言葉に耳を傾けるあなたは、
何かしらの形で愛を探していると私は信じている。
あなたが耳を傾けてくれる限り、私は愛を込めて多くの言葉を語るだろう。
そして全身全霊であなたに愛情を注ぎ続けるだろう。
どうか思い出してほしい、どうか知ってほしい、
愛という温かい光がその胸に宿り、様々な感情を呼び起こすあの瞬間を。
誰かを愛してほしい、自分を愛してほしい、この世界を愛してほしい。
そうすることで、あなたの世界はきっと大きな変化を遂げるだろう。