読書感想No.37『ツナグ』
こんにちは、天音です。
今回の読書感想は、辻村深月さんの『ツナグ』(新潮文庫)です。
●あらすじ(裏表紙)
一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれるという「使者(ツナグ)」。突然死したアイドルが心の支えだったOL、年老いた母に癌を告知できなかった頑固な息子、親友に抱いた嫉妬心に苛まれる女子高生、失踪した婚約者を七年待ち続ける会社員……ツナグの仲介のもと再会した生者と死者。それぞれの想いを抱えた一夜の邂逅は、彼らに何をもたらすのだろうか。心の隅々まで染み入る感動の連作長編