『陽光の隙間』

形を少しずつ変えながら地面を照らす光。
その光と共にある 陰り。

新緑の美しさをさらに際立たせる陽光・木漏れ日の散文です。

画像1

『陽光の隙間』
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影が日向になり日向が影になる
その美しさに嫌でも気づいてしまう

存在が影を示し、光が空間を表しているのなら
あり方を互いに示し合っているように
動き合う 身を寄せ合う


一瞬一瞬を偽りなく鮮明に映し出すこの空間を
心地良いと人が思うのはそのためでしょうか


その中にある
両極端の存在が 混在する世界を
美しく感じるのは

揺れている君がいるから

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