人生で初めて、学術学会発表を経験した話
毎回、noteの最初の挨拶がお酒関連になりつつあるlittle winです。最近、熱燗の奥深を知り、100均でちっこい徳利(とっくり)を買ってきました。クリスマスに1人で熱燗とエイヒレで優勝するのが楽しみです、、、
今回は初めて学術学会(?)に参加したので、そのことを記事にしようと思います!
何で参加したん?
もともと、所属している学部に学生が参加できる「学会」があり、以前、お世話になった先輩が出ていたこともあり、参加してみたいなーとは思っていました。ちょうど3年生のゼミで何人か発表する流れになり、ちゃっかり乗らせていただきました。(ぶっちゃけ院進のネタになるかも!とも思ってました、、、)
何を発表したん?
現在、研究している(研究なんて言い方、おこがましい気もしますが)テーマがとある地域の市民社会運動で、その内容の一部である「社会の分断(social division)」をメインに発表しました。ざっくり言うと、「何で社会が分断して」、「何で運動が鎮静化していったのか」をデータ分析とインタビュー調査から研究するよ!という内容です。(何言ってるか、分からないですよね。大丈夫、私も分かっていない)
学部が福祉学系の色が強いので、扱えないテーマかなと思っていたのですが、これまで一度も指摘されていないので、本当に懐が深い学部・学科だなと思いました。
発表はどうだった?
めっっっちゃ、緊張しました!オンライン開催だからよかったものの、対面開催なら多分、ぱにくってたと思います。ただ、司会を務めてくださった教員の方や聞いてくれていたオーディエンスの方々がすごい優しそうな雰囲気だったので、特に問題なく発表することができました。あと、個人的にお誘いしていた方々が来てくださっていたので、めっちゃ心強かったです。
「素人質問で恐縮ですが、、」って本当にあった?
流石にありませんでした(笑)
ただ、学生・教員の方からはテーマの本質を突くようなコメントや質問をいただきました。そのような質問が来た時、思わず「うっ」と怯んでしまい、「学術発表は質疑応答が山場」という先輩の言葉を走馬灯のように思い出しました。あーあ、もっと練習しとけばよかった!😂
学術発表を通して学んだこと
今回の発表を通して、非常に多くのことを学ばせていただきました。
①研究って1人じゃできないということ
これまで、研究は1人で黙々とやるものだと思っていましたが、大きな間違いでした。アドバイスやフィードバックをしてくださった他大学の教員の方や研究者の方々、指導してくださったゼミの指導教官、練習に付き合ってくれた友人達、そして、インタビュー調査に協力してくださった国内外の当事者の方々。ざっと20人以上の方々に協力をしていただきました。あまり、適切な言葉で表せませんが、「人の繋がり」って重要だなと再認識しました。
②英語が苦手だと研究が詰(つ)むということ
今回の研究では日本の文献に加えて、英語の文献も読むようにしていました。ただ、小勝自身は帰国子女でなければ、英語が得意なわけでもありません。故に、英語の文献調査はまじできつかったです。加えて、フィールドとしている地域が日本ではなく、海外だったので、インタビュー調査も英語で行う必要がありました。こちらもまじで地獄のようにきつかったです。ただ、たくさん文献を読んだり、インタビュー調査をしていると、ちょっとだけ自信がついた気がします。
③勉強・研究ってやっぱり面白いな
コロナ以降、大学が対面授業でなくなったり、留学ができなくなってしまったりなど、思うように勉強できない時期が一年半ほど続きました。そうなると、勉強に対するモチベーションも下がっていき、2021年の春学期とかは丸々1週間、講義をサボるということもありました。あの時は、心底、勉強が嫌いになっていたと思います。しかし、学会に出ることを決意し、必死で調査をすることで新たな発見ができたり、新しい出会いがあったりなど、また勉強・研究を楽しいと思えるようになりました。これは自分にとって非常に重要なことでした。(そもそも、勉強したくて大学一回辞めてるような奴ですから、勉強を嫌いになるとかは許されない気がしますけどね、、)
④海外をフィールドに研究をするということ
今回の学会で指摘された訳ではありませんが、就活をしていると、よくされる質問があります。
「何で日本の問題に目を向けず、海外のことなんかやってるの?」
正直、私はこの質問に対する明確な答えを持っていません。もしかしたら、この社員の方がされた質問は正論なのかもしれません。ただ、私は今から違うテーマにしようとする気は微塵もありません。自分なりの答えを探っていこうと思います。
(↑フィールドワークの基礎の基礎を学ばせてもらった名著です!興味がある方はぜひ読んでみてください‼︎ 知り合いの方なら貸します👋)
終わりに
今回の記事は完全なる自己満のために書いた記事です。興味を持てなかった方が多いとは思いますが、もしチャンスがあったのならば、積極的に学会などに挑戦されることをお勧めします!
では、bye〜👋
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