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世の中の経営課題(キーワード)に対する僕たち(当社)の価値の出し方

ダイバーシティ&インクルージョン人的資本経営DX、(ワーク)エンゲージメント向上……さまざまなキーワードが世の中を賑わしています。

今回は、これらの経営課題(キーワード)に対する僕および当社(あまねキャリア)の向き合い方、価値の出し方についてお話しします。

なお、僕たちのビジョンは「景色を変えて、組織を変える」です。
はたらく環境、コミュニケーションの仕方、成果の出し方、人と人との関係性などを変化させ(つまり景色を変え)、組織と人の潜在能力や意欲を解放する。新たな「勝ちパターン」を実現する。それを自ら実践しながら、顧客や社会の組織開発や体質改善を伴走しています。
既に400を超える企業、自治体などの組織開発を伴走支援しました。また、複数のベンチャー企業や、大企業の人事部門・研究開発部門・マーケティング部門の顧問もしています。


1.ダイバーシティ&インクルージョン/パラレルキャリア(複業)

僕たちは、ダイバーシティ&インクルージョンを以下のように定義しています。

「成長意欲(または能力)のある人」が、正しく活躍するためのハードルや垣根をなくす

あまねキャリアが考える「ダイバーシティ&インクルージョン」

僕たち自身、全員パラレルキャリアかつリモートワーク併用(浜松•東京•埼玉•福岡)で組織運営していますし、デジタルツールをフル活用しながらコミュニケーションをとり成果を出しています。
自らの実践を通じてのダイバーシティ&インクルージョンを高めるための考え方、ダイバーシティ&インクルージョンを組織に活かすための仕事の仕方、業務プロセス、組織のあり方、制度設計などを意識付けおよびご相談にのりながらお話しすることができます。DX、(ワーク)エンゲージメント、エンパワーメント、共創、越境……これらのキーワードと紐づけながら立体的にダイバーシティ&インクルージョンが活きる組織を設計します。

またパラレルキャリア(複業)人材が正しく活躍できるための組織や業務プロセスのあり方、パラレルキャリア(複業)の組織・個人双方にとってのメリットなどもお話しすることができます。

なにより僕たちが多様なはたらき方、多様な地域のメンバーで仕事していますから、世の中の多様性への理解と受け入れが進まないと困ってしまいます。
自分たちごととして、ダイバーシティ&インクルージョンに本気で取り組んでいます。

2.DX(デジタルトランスフォーメーション)

DXはDよりX。どんなに素晴らしいデジタルテクノロジーを活用しようとしても、それを使う組織のマインドやカルチャーが変わらなければDXはうまくいきません。要はDX体質にならないことには、DXなど言葉遊びにすぎないのです。

僕たちはITシステムの受託開発はできません/していませんが、「そもそもDXでどんな課題を解決したい/どんな世界を目指したいのか」の言語化と目標設定を支援しています(後述のビジョンニングと併せて)。
また、DXの事例をお話ししたり、デジタルテクノロジーを活用して変革を起こすためのマインドシフト、カルチャーシフトの進め方、組織設計、データ経営の進め方などご相談にのり伴走することができます。
(なお、僕(沢渡)はDX白書2023の有識者委員を務めています)

3.新規事業創出・イノベーション

僕たちは、新規事業創出の中身を設計することはできません/していません(新規事業創出のプロ集団を紹介することはできます)。
一方で、新規事業創出をする人たちが組織で孤立しない(僕たちは「変革推進者の孤独問題」と呼んでいます)、新規事業創出のマインドやスキルを持った人たちが正しく評価されるための組織カルチャーや制度を創る伴走支援は得意です。
どんなに立派な事業創造アイディアを出しても、それが評価されなかったり、PoCで終わってしまっては続かないですから。併行してカルチャーを変えていきましょう。

4.(ワーク)エンゲージメント

組織力を高める上で、メンバーの(ワーク)エンゲージメントの維持向上は欠かせません。
ところがこれまで有効だったエンゲージメント向上策(打ち手)がいまも有効とは限りません。なぜなら、働き方も、専門性も、ひいては人の価値観も多様化してきているからです。
僕たちは、これからの時代のエンゲージメントの要素を再定義しつつ、貴社が実施されたエンゲージメントサーベイの結果などをもとにメンバーの皆さん(ひいてはお取引先、顧客などさまざまなステークホルダー)のエンゲージメントを高める/下げないためにはどうしたらよいかを考え実践します。

※エンゲージメントサーベイ未実施の場合、専門とする企業の紹介・お引き合わせも可能です。

5.エンパワーメント/マネジメント変革

エンパワーメントは権限委譲と訳されますが、ただ単に権限規定を改めれば良いというものではありません。特性・能力・働き方・価値観・ライフステージが異なるメンバーが、それぞれ自分で主導権および選択権を持ちながら、それらを行使して自分たちなりの答えを出していく、そのためのプロセスづくり、体制作り、任せられる仕組みづくりも肝です。
キーワードは「主体性」「自主性」「成長実感」
僕たちは、貴社との壁打ちを通じて、組織と個人がともに成長するための、真のエンパワーメントを進めるためにはどうしたらよいかをともに考え、答えを出していきます。また、メンバーに正しくエンパワーが出来る(メンバーのエンゲージメントを無駄に下げない)マネージャー育成のための要件定義や制度設計もご支援します。

6.生産性向上

生産性向上というと、目先の作業効率を上げることばかりに目が行きがちですが、その限りではありません。中長期的な変化をどう育てていくか? その観点も重要で、中長期的な変化を生むための生産性の考え方は、目先の効率化とは考え方もやり方も相反するものです。
まずはやめられる仕事や慣習を決め、未来(中長期)のための余白を創っていくことが大事。「やめること」を決め、「その先」(中長期の)テーマやゴールを設定する。僕たちは、その壁打ちや支援を得意としています。
(後述のビジョンニングやブランドマネジメントと併せてお話しすることもあります)

※僕たちはいわゆるホワイトカラーの生産性向上が得意ですが、製造現場の生産性向上については得意な専門家をご紹介・お引き合わせ可能です。

7.テレワーク/リモートワーク/働き方改革

テレワークやリモートワークは、単なる感染症拡大予防のためのものではありません。また、育児や介護などと仕事を両立している人だけのための特別な働き方でもありません。

いまや、さまざまな組織や地域の人たちと共創して成果を出すための、あたりまえの選択肢であり経営の道具です。

共創力強化、ダイバーシティ&インクルージョン促進、DX体質化、デザイン思考およびマーケティング力強化、採用力強化、地方創生、CSRなど、さまざまなメリットを組織にもたらします。
僕たちは自らリモートワーク(ハイブリッドワーク)を実践しつづけた体験をもとに、テレワーク/リモートワークがもたらす価値や、定着のためのポイントをお話しします。

なお、テレワーク/リモートワークがもたらすさまざまな効果は日経クロステック連載『IT職場あるある』でも解説しています。ご覧ください。

8.越境学習・共創

越境学習(組織や地域や立場を超え、あるいは普段とは場所を変えて仕事または学習をすることで新たな気づきを得る学習スタイル)は、組織開発や問題解決の手法として注目されています。他者(他社)とフラットにつながって、価値創造や課題解決をする共創力を高めるためにも、またマーケティング力やデザイン思考を高めるためにも、越境学習や越境体験はきわめて有効です。

僕たちは、自ら常に越境してきた集団であり、かつ「組織変革Lab」「#ダム際ワーキング」(国土交通省、行政などとの共創により実現)など越境学習プログラムを運営しているノウハウをもとに、越境の効果をお話しできるのはもちろん、越境を組織や地域のあたりまえのプロセスとしてインストールする支援をします。越境体験の場も提供しています。

また、僕たちは越境学習の専門家である法政大学教授 石山恒貴先生ビジネスリサーチラボ代表 伊達洋駆さんと懇意であり、共同研究もしています。
越境学習や共創について立体的な知見を提供することができますし、共創のためのマインドやスキルの定義や能力開発、さらには共創するパートナー(企業)を紹介およびお引き合わせすることも可能です。

※越境学習のバリエーションは、『新時代を生き抜く越境思考』(技術評論社)もご参照ください

9.ビジョンニング

組織が常に成長及び進化しつづけるためには、ビジョンが不可欠。
全社組織のビジョンはもちろん、部門単位、チーム単位のビジョンを設定し、それをメンバーと共有および動機づけ意味づけする行為、すなわちビジョンニングがいかなる組織においても肝です。
僕たちは、顧問活動やワークショップなどを通じて、全社組織のビジョンニングの実践、および部門やチーム単位のビジョンニングを伴走支援します。

※僕たちのビジョンニングの考え方、進め方および実例は、2023年9月発売予定の『推される部署』(インプレス)もご参照ください

10.インターナルコミュニケーション/社内広報

ビジョン/ミッション/バリューをメンバーに共有し動機づけ意味づけするためには、社内のコミュニケーションが極めて重要。
また、チーム内での1on1など、日々のコミュニケーションも、メンバーのエンゲージメント(前述)や成長を大きく左右します。
僕たちは、インターナルコミュニケーションの専門家として、全社単位/チーム内、デジタル/アナログさまざまな粒感および手法のコミュニケーションの設計と実践を支援します。

※インターナルコミュニケーションの事例やアンチパターン(悪いお手本)は、2023年7月発売予定の『コミュニケーション問題地図』(技術評論社)もご参照ください

11.ブランドマネジメント

僕たちの組織開発の核となる考え方が、ブランドマネジメント(ブランディング)です。ブランドとは、一言で表現するならばファンを創る/維持する力。そして、それは他者と共創する力といっても過言ではないでしょう。

これからの時代、全社組織はもちろん、部署単位、チーム単位、職種や業界単位、あるいは地域単位でブランド力、すなわちファンを創る(あるいは遠ざけない)力をもたなければ、協力者・共感者・なり手を引き寄せることはできません。そして、共創できない組織は経営リスクを抱えることになります。

僕たちは自社(代表の過去の勤務先含む)および顧客の全社および部門単位でのブランドマネジメントを長年実践してきた実践知をもとに、ブランドマネジメントの考え方の社内定着と、道筋づくりを支援します。
(但し、クリエイティブを制作することはできません。いわゆる制作会社ではないため(専門の会社とお引き合わせすることは可能です))

※僕たちのブランドマネジメントの考え方、進め方および実例は、2023年9月発売予定の『推される部署』(インプレス)もご参照ください

12.地方創生

僕たちは地方都市・浜松で事業を展開しており、メインの組織開発事業と併行し、浜松市の中山間地はもちろん、川根本町、和歌山県、豊橋市などさまざまな都市での共創と地方創生をしてきた実践知を持っています。
僕たちが自ら日々実践しそして手掛けてきた、#ダム際ワーキングワーケーション事業もその一つです。
僕たちの地方創生は、知の創生と共創(企業間連携、都市間連携)をポリシーとしています。僕たちは観光や飲食やお祭りによる地方創生はできません(やりません)。地域に新たな知と共創を生み、新たな学習スタイル、産業、カルチャーを創出する(すなわち新たな景色を生む)ことに集中します。

なお、この記事も川根本町 長島ダムふれあい館で #ダム際ワーキング しながら書きました。

長島ダムふれあい館(川根本町)の #ダム際ワーキング 専用デスクより 

13.キャリア開発・キャリア自律

僕たちはいわゆるキャリアコンサルタントではありません。
個人向けのキャリア開発支援はおこないませんが(信頼しているキャリアコンサルタントのご紹介・お引き合わせは可能です)、全員がパラレルキャリア(複業)かつ転職や移住をしてきた経験者として、顧問先の経営者や社員の皆様のキャリアメンターとして壁打ち相手になったり、ご相談にのることが可能です。

以上、主な経営課題(キーワード)に対する当社の向き合い方、価値の出し方、出来ない(やらない)ことをお話ししました。

これらのキーワードを、僕たちは「バリューサイクル•マネジメント」の体系で書籍および講演などで立体的に解説・意味づけしてています。
僕たちは、このバリューサイクル•マネジメントを回す組織や地域が増えていって欲しい
組織や地域、そこではたらく(関わる)個がアップデートしつづけるサイクルを回したい。そう願っています。

「バリューサイクル・マネジメント」

バリューサイクル•マネジメントの全体像、および個別のキーワードをじっくり学習されたい方(組織)は、『組織変革Lab』にご参加ください。毎回(毎月)、個別のキーワードの解説講義と参画企業間のディスカッション(越境学習)をおこない意味づけします。
(各回、1社3名まで参加可能。講義動画は全社視聴可能)

(1)顧問をご依頼いただく
(2)組織変革Labに参画いただく 
(3)講演・対談などをご依頼いただく

いずれかの形で、皆様の組織開発、組織のアップデートを伴走支援します。

景色を変えれば、組織は変わる。半径5m以内から、組織の景色を変えていきましょう!