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DX推進。事業部門より、まず管理部門を巻き込んでイケていないルール・慣習を根絶やしにしようぜ

DX推進。

「事業部門を巻き込め!」
「事業部門と一体となって」

良く言われています。もちろん事業部門を巻き込む……のも大事ですが、まず管理部門を巻き込んで固定的な社内ルール、慣習、神経質なチェックプロセスなどを根絶やしにすべきと私は考えます。

まずは、

「管理部門を巻き込め!」
「管理部門のマインドシフトを進めよ!」
「管理業務のスリム化、ペーパーレス化、効率化を進めよ!」

どんなにアプリケーション(直接価値を発揮する事業部門、研究部門等)がイケていても、全社の動きを左右するミドルウェア(共通業務、社外とのコミュニケーションの規則やツールなどを定める管理部門や管理業務)がイケていなければアプリーケーションは正しく動作することが出来ません。

例:
・紙、ハンコ、郵送手続きだらけで、取引先とスムーズに仕事に着手できない
・意思決定フローが煩雑&重厚長大。顧客や取引先を延々と待たせる。
・細かい事務手続きが多くて、担当者や取引先がプロとしての本業に集中できない/無駄にカロリーやコスト奪う
・クラウドサービス一切NG。協業している他社とのスピーディー&スムーズな情報共有の足をひっぱっている
・テレワーク一切NG。出社のために無駄に疲弊する。
・テレワーク一切NG。固定的な景色で、コラボレーションもイノベーションもうまれない。
・「他部署と不公平」なる意味の分からない理由で、全員朝9時に出社しなければならない/毎日出社しなければならない

書籍『バリューサイクル・マネジメント』でも、この考え方および管理部門をどうアップデートしていくか? 各論を展開しています。

組織全体、いや、日本全体のアップデートを進めるには管理部門や管理業務のアップデートが肝心要。バックオフィス2.0への進化を促進しましょう!

▼書籍『バリュサイクル・マネジメント』

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