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仕事の向き/不向きを4象限で表現してみた

Twitterで「単純労働合う/合わない」で盛り上がっていたものですから……

咄嗟にこんな4象限マトリクスを描いてみました。

・悪気なく、不向きな仕事をアサインして相手を「出来ない人」扱いしていませんか?
・チャンスやスキルアップの機会を提供すれば、「得意」に変わる可能性もあるのでは?

上記マトリクスの「得意」「不得意」は、「好き」「嫌い」に置き換えて考えてみるのも良いかもしれません。

仕事の向き/不向きの自己分析(メンバー分析)や、ミスマッチ防止、育成計画にご活用いただけたら。

ところで、入社1年目はオペレーション業務から始める組織も多いような気がします。

オペレーションが苦手なだけで低く評価されたり、マウンティングされて(例:「このくらいのことが出来ないの?」)自己肯定感削られる。当然、パフォーマンスが発揮できない。これでは、組織も個人も不幸ですよね。
(私自身、新入社員時代そのような切ない思いをしてきました)

オペレーション業務をこなせるようにならないと、クリエイティブな仕事をするチャンスが与えられない。
あくまでもクリエイティブな業務や新規の業務は、既存の仕事をきちんとこなせるようになった先にある。その順列構造?レベルアップ構造?も、「本当にそれで正しいんだっけ?」と疑問に思います。

たとえば、新規顧客開拓や新たなサービス企画の仕事(クリエイティブな仕事)。

・事務作業のようなオペレーションが得意だからと言って、うまくやれるかというとそうとも限りません。

・オペレーションが苦手でも、クリエイティブな仕事では他の人に無い能力を発揮する人もいます。

オペレーションの「延長線上」にクリエイティブな業務があるとは限らない。

オペレーションとクリエイティブな業務とでは、求められるスキルもマインドも環境も異なります。特性が違うのだから(職種が違うと言っても良いでしょう)当然です。
https://note.com/amane_sawatari/n/nd04820b49da3

新人のうちから、オペレーションのみならずクリエイティブな仕事も任せてみる。「景色を変えてみる」のも良いのではないでしょうか。

チームメンバーのモチベーションやパフォーマンスを引き出す。
それも、これからの時代に求められるマネジメントの一つです。

これからの時代に求められる「5つのマネジメントと9つの行動」を、以下の動画で解説しました。

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