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おみくじツアー山梨編③北口本宮浅間神社

ということで、後編ですよ。
前編はこちらです。

第四十三番大吉のおみくじ

2つめのおみくじにいきますね。
2つめは、真ん中の第四十三番大吉です。

真ん中読みます。

中身はどこの神社でもたいてい置いてある、定番のおみくじですね。
裏面はなし。

御神歌

やはりここを読まなきゃね。
今回の御神歌は、風が目立つ歌でした。
起承転結で読んでみると、前半は風。

風にまつわるイメージは画像に書き出してみましたが、後から舟という文字があることから、風に流されてくるような感じがしました。
流される、吹き集まるなどなど、集合したり皆同じ方へ吹かれていくようなイメージがありますね。
時代の後押し、とも言えるかも。

西洋的な風の意味としても、思想や流行、コミュニケーションというものがありますので、そこからも考えてみると、、、
同じ考え方の人が集まる
想いが固まる
賛同者がたくさん集まる
やりたいことはたくさんの人に背中を押される
こんな感じでしょうか。

起承転結の転結の部分で気になるのは、百舟千舟ですね。
100から1000になるわけですから、前半部分の影響でどんどん大きくなるよーということでしょう。

ということで、膨らむ時期になるのかもしれません。
気を付けるべきは、良くも悪くもということではないでしょうか。
ポロっと言ってしまったこと、
ちょっとだけやってしまったこと、
こうしたミスも大きくなるかもしれません。
誰かに何か言ったことも、大きくなってしまうかも。
だから悪いことは膨らまさないよう、気を付けながら流れに乗るべきでしょうね。

前回の「言葉に気をつけなさい。あなたには誰かが必要なんだから」というお諭しともつながりますよね。
↓前回↓

そして最後に思うのは、風を読むということ。
空気を読むのは日本人の得意分野でしょうが、この場合は、風を読む
先を読むってことですね。
なんか新聞のコラムの名前みたいだけども。
この時期なら、
今年の後半を読む。
来年を読む。
読んで動く。

ここでしょうなあ。うん。んだんだ。


第三十九番吉のおみくじ

左のほうね
言の部分

其(そ)の疾きこと風の如く
其(そ)のしずかなること林の如(ごと)し。
侵掠(しんりゃく)火の如(ごと)く、
動かざること山の如(ごと)し。

はい、聞いたことありますよね?ね?
かの有名な風林火山です。武田信玄率いる武田軍の軍旗に掲げられた言葉として有名ですが、元々は孫氏の言葉です。
疾如風徐如林侵掠如火不動如山
と書きます。そしてこの言葉はこれより後に続きます。

武田さんといえば山梨県なわけで、その軍旗も本物を見ておりますよ。
まさに、ああ地元、という言葉なのですが。

この言葉の面白いところは、占いくささ満載なところではないでしょうか。だって自然の要素が4つもあるんですよ。
これは遁甲盤に当てはめてしまうでしょう。

風=四緑木星・巽
発展、アドバイス、交流
また風ですね。これが最初に来るあたり、やはりキーワードとして大きいでしょう。
人間関係の好影響、パートナー、新しいものの展開が表されます。

林=三碧木星
突きあがる力、成長、スピーディーな活動
震は雷なのでちょっと違うかな。
木行として読むと、仕事や向上心、急激に目が出ることを表します。

火=九紫火星・離
注目、達成、ご縁と離縁
一瞬で消える火のように無くなるものも。それはもう要らないご縁。この縁を表します。そして火の大きく美しさが魅力として、名声や栄誉、注目を表します。

山=八白土星・艮
土行の中でも山は、境界線になることから、停滞と変化の象徴。変わり目を表します。

この4要素を読んでみると、
人間関係が劇的に変わるよ(風・火)
その好影響でどんどん成長するよ(林)
ここが大きな転換点になるよ(山)
積み上げていくんだよ(山)

そんな感じでしょうか。
うふふ、ですよ。新しいことが始まるのって、わくわくでしょ?

下の部分

まとめると~

というわけで、3枚とも読んでみました。
どれも「風」が強かったですね。
今は他人の影響が強い時。
人が必要であり、人によって成長し、人によって押し上げられていく時。
だから人を大事にしなさいねえ。


そんなことを言われました。
最後のおみくじは吉でしたが、この吉を大吉に押し上げるには、このように人を大事にして成長していくことなのでしょう。

そんなことで、北口本宮浅間神社さん、ありがとうございました♪

次回も山梨編です!


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