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おみくじツアー鎌倉編①長谷寺

おみくじ、ひいてますかー-!!!
こんにちは、大柴です。

おみくじを引き続けていると、色々な種類を見たくなります。なので、今回は旅行ついで、いやおみくじメインで旅行した話です。

今まで神社ばかりで、観光寺でおみくじを引くことがなかったので、まずこちらは結構驚きました。
あじさいで有名な長谷寺のおみくじです。

長谷寺のおみくじ

寺のおみくじといえば、観音御籤ですね。
観音経のあとにひくことからこの名前に。
漢詩が書かれているのが、お寺のおみくじの伝統的な表記です。仏教がインド出身中国経由のものだからですね。

中身にも「天竺霊感観音籤(てんじくれいかんかんのんせん)」と呼ばれる類のおみくじであることが書かれています。中国では昔このような呼び名でした。
長谷寺なので「長谷寺観音御鬮(はせでらかんのんみくじ)」と称されていますね。
これらは神社同様、100首の漢詩の中から一首が記されています。

右側はかつて木版で刷られていたもの。この現代訳が左側に書かれています。
一応「吉」となりますから、昔から吉凶表示はあるのがデフォルトなんでしょう。ないところもありますよね。

読みとしては、左側に現代訳があるので苦労はしないのですが、従来どおりリーディング法としては、右から左に時系列を追うのがお約束です。
というわけで、今回は4カ月です。

1月までは事態が動かず、動けないことにやや苦しむ予想。
けれど2月からほころび始め、3月には花が開く予想でした。

おみくじの最後にはもう親切に「このおみくじに会う人は、」とアドバイスまで書かれています。ありがたし。

年神を祈り、日待ち月待ちしてよし。

とありますので、ちょうど年を越すこの時期に「年神を」と出てきたのが面白いですね。
また、ちゃんと待ってろよ、一か月以上だけどな、と書かれているのも面白いポイントですね。月待ちですから、月の暦30日の1周は最低でも待てという感じでしょうか。

12月は何もチェックしておりませんが、これは「英傑が産まれるときのようなすぐれた夢」という言葉から、あっという間に夢のように過ぎるのではないかと思いました。
実際そうでしたねー
気が抜けて疲れ果て過ぎ去っていきました。

2021年の記事↓でも書いたように、けっこう「待てよ」といわれるおみくじが多かったのです。

しかし待っていれば良いというのは、もどかしくも嬉しい内容です。
それが多かった不思議な年でした。
私が先走っているのか、周囲の進みが遅いのか。

あまりお寺に行かないので見たことないですが、日蓮宗のおみくじは独特と聞きました。他宗派を嫌うからだそうで、同じ漢詩ではなく独自の内容なのだとか。
うーん見たい。。

さて鎌倉編は②に続きます。


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