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おみくじツアー静岡編①久能山東照宮

どうも、大柴ですよ。
大柴、静岡が大好きです。夫婦で大ファンなんです。
そんなことで、毎月のように行くのですけど、今回は思いがけずお参りに行けた先でいただいたおみくじの紹介です。

なかなかの傾斜

ここどこでしょう。
はい、久能山です。久能山東照宮でございます。
静岡県駿河区にある、静岡の聖地と呼ばれる場所です。

ご覧のとおり、登ることになります。
近頃の温暖化によって、照りつける日差し。
この階段はなんと、1159段なんだそうな。ぅぉ。

偉大なる駿河湾

まああの、この標高です。
といっても、この高さまだ半分くらいでした。

やっと本番。

ひいひいふうふうしながら辿り着いたこちらが、1000段目くらい。
この1000段をショートカットできるロープウェイがあるのですが、なんと翌日からの運行ということで、お休みでした。。。
・・・試されてる??

この上が家康公のお墓です。
普段にはない階段の脅威に忘れており唐突でしたが、そうです。
久能山東照宮には、家康公のお墓があるのです。
本日はそこにお参りし、おみくじをいただきます。

家康公の遺言にこんなのがありまして

「遺体は駿河国の久能山に葬り、江戸の増上寺で葬儀を行い、三河国の大樹寺に位牌を納め、一周忌が過ぎて後、下野の日光山に小堂を建てて勧請せよ、八州の鎮守になろう」

本光国師日記より

この命により2代将軍秀忠公が久能山東照宮を建立しました。

水色きれい。。

そんなことで、家康公の遺言はとても大事にされているのですが、おみくじにも活かされています。
おみくじには、家康公のご遺訓が書かれているのです。
久能山東照宮らしいおみくじですね。
家康公のお言葉としていただけるというわけです。

2つひいたけど種類は同じだった件

両方ひいてみました。
ひとつはおみくじオンリーのもの。
もうひとつは、お守りつきのもの。
中身のおみくじは同じものでした。。。

26番単体買いしたほう

構成は、いわゆるごく普通のおみくじ。
なんですけど、上部は御神歌ではなく、家康公のご遺訓です。
今回は
『堪忍は無事長久の基』
でした。

ポイントは「堪忍」
怒っては駄目だ、とはっきり書かれております。つまり、怒りっぽいんだという指摘ですね。
実は最近すぐイラっとするもんで、ちょっと見られてる感じがありました。
これが身を保つ第一の策だ、とありますから、第二、第三と物事を進めたいなら(進めることができるから)まずは守れということでしょうな。

ははぁ。(土下座)

というわけで、上の写真右もご覧ください。
26番は大吉にも関わらず、堪忍せよというご指摘がたくさん。
雇傭なんぞ「一に堪、二に忍」とありますから、これはもう声を大にして「堪忍やぞ」と言われているわけです。

交際の欄を見ると「相手の事も考えて交れ」とありますから、この辺のことから、旅行や失せ物、勝負事など自分発信することは良く動くけれども、相手が絡むことは思い通りにいかせようとすると、うまくないのでしょう。

「初めは思うにまかせぬが」「程なく」とあるので、大吉の中でも初期ではなく後転の運気と読みました。

隠れポイントは「基」でしょうかね。
味の素の「素」ではなく「元」でもない字なのですが、この「基」は基礎という意味。
つまり、まずはベースを作るために堪忍と努力をおこなうことで、その上に築けるものがあるでしょうということなんでしょうね。
堪忍することが目標なのではなく、叶えたい目的のためにまずは堪忍を心得よ、さすればその上に築けて叶う、ということなんだと思いました。

今回のこの1000段を超える階段のように、まずは土台を作れば高く積み上げることができ、大吉と転じる、ということですな。

長くなっちゃったんで、もう一つのおみくじは②に続きます。



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