おみくじツアー山梨編③小室浅間神社
馬に会いたいかー!!!!
会いたい!
こんにちは、大柴です。
この導入、ラクだから採用しよう。
おみくじツアー、地味にやっております。
今回のおみくじは、小室浅間神社でいただいてきました。
こちらの神社、ご存知ですか??
なんと、
神馬と占い、おみくじの神社
といわれています。
全国的にも珍しい、流鏑馬神事がおこなわれています。
流鏑馬自体はなんら珍しくないんですけど、ここでは
流鏑馬=占い
なのです!
『馬蹄占流鏑馬祭』といいます。無形民俗文化財指定されています。
流鏑馬の、馬の足跡から吉凶を占うのですよ。
占い師勢は、けっこう興味あるんじゃないですか?!
一年を通して占いがおこなわれているんです。
流鏑馬神事もその一つなのですが、占うことがメインなので。矢を放つことは重要視されていません。
ちょっと不思議かもしれませんが、占人(うらびと)が吉凶を占うことが大事なので、武士のそれではないのです。
そんなわけで、御神馬がいます!!!!
馬房がある。たまらん!!!
大柴は、馬が好きです。
本気で射手座を目指し、弓道をやっております(だからなんだ)
えっ、御神馬がいて、占いとおみくじの神社??
私のための神社かな??
くらいに勘違いして、浮かれて参りました。
ちなみに御神馬は旺輝号(おうきごう)とおっしゃるお馬さんで、ななんと、JRAから奉納された元G1馬!
当時のお名前はキングズオブザサン。
かなりの良血統!しゅごい。
でも・・・居眠りしてて出てきてくれなかった・・・
競馬視点でもおみくじ視点でも占い視点でもすごい神社だなあ。
他のお馬さんもいますよ。
御神馬の旺輝号は白馬でしたが、もう一頭白馬がいて、このふたりはサラブレッド。
サラブレッドではない種類の大きな赤い毛のコと、小さめの赤毛、白茶、黒茶のコたちもいました。
みんな触らせてくれました。
ファンサがすごい!(言い方がミーハー)
ちなみにね、今年の流鏑馬神事は、いつおこなわれたかというとね、先日のでっかいあの台風の日ですよ。
そうです、行けなかったのです。。。。。
まあ、しょうがないんだけども。。。
いきなり馬の話になりましたが、神社を紹介しよう。
突如あらわれる神社の澄んだ空間。
なんですが、実は坂上田村麻呂が征夷大将軍だった時に創生されたとのことで、周りの住宅地のどの建物よりも歴史ある空気を湛えております。
富士山麓に住んでいる人たちの吉凶をずっと占い続けてきたんでしょうなあ
ハートのこぶが出てきたらしい桜の木。
楽し気な狛犬を過ぎると
御神馬もお祀りされています。
確か静岡でもこんな風にお祀りされた神社があったなあと。
代々のお馬さんがいらっしゃるのでしょうね。
本殿の裏にある屋根のあれ、すごく気になるんだが。。。
武田菱でもないんだね。
そうそう、なぜ今回ここへ来たかというと、実は引っ越しをするもんで、方位除けの御祈祷をお願いしたかったのでした。
さすがに御祈祷の様子や本殿の中など、いわゆる神のお姿は撮れないので、御祈祷後にいただいた物を。
このように、6点をいただきました。
夫と受けたので、お守りはひとつずつ。他のお札や破魔矢などなど家でお祀りするものと、お干菓子、撤饌(昆布茶でした)、そしてお神酒。
お酒は「甲斐の開運」という地元のお酒で、今後は神棚のお酒として使います。ちなみに旨い酒です。
破魔矢は「玄関に置き、先端は玄関先に向けて」とのことだったので、そのように壁に下げております。引っ越ししたら新居でも同じようにします。
方位除けって、厄除けと似ていますけども、方位による凶を可能な限り小さくしてくれるんですよ。
なんだけど、一年の終わりにリセットされてしまうのです。東洋占の暦なので、つまり節分ですね。
なので、これを知っている方は2月4日以降すぐに再度受けに行くのです。
そしてまた、節分まで守られる、という使い方なんですね。
引っ越しは距離的には近いけれども、方位の影響は3年後あたりに出ると言われています。今回は大凶ではなかったけども、引っ越しが月の変わり目なんです。
月が変わる前なら吉だけど、月が変った後は凶が強くなるので、方位除け必須な引っ越しなのです。
ふー。。。
おみくじね、おみくじ。
こんなに可愛い~!!!
もうお馬さんのおみくじしかないでしょう(笑)
↑御神馬おみくじはこちら
第49番。
そして
↓小室神社のおみくじ
というわけで、まずは御神馬おみくじから見ていきます。
ものすごく静かで、穏やかな詩です。
見る人とは、周りの人たち。
自分の動きのことは一切書かれておらず、周りの人たちの自分を見る見方や働きかけ、影響にまかせて、自分は受けるのみのであるような内容でした。
特に「こゝろ〵」のところですね。繰り返しの記号が2つもあります。初めて見ました。
影響力を発揮せず、地味なおこないを繰り返すこと。
そして、こずえが木末と書かれていますので、木の末が何かを考えてみました。
「木」とは気学などでは木行。三碧木星などは成長をあらわすことがあります。
「成長の末」と読むと、スムーズかな。
月とあるから、月単位なのかもしれません。月の相が変わるまでです。
また、太陽の光を受けて光ることから、受け身と言う意味でも良いでしょう。
そういえば前回も月が出ましたね↓
↑こちらも「かげくらき月のひかり」とか「しずかにたどれ」という、静寂を感じる言葉が多くありました。似てるなあ。
今回は引っ越しの方位除けの後でひいたものなので、引っ越し後は静かに仕事に打ち込みなさいと言われているようでした。
こちらのおみくじからは「楽あれば苦あり」という言葉が。
禍福は糾える縄の如し
この言葉は辞典にも載っているような表現なんですが、あざなえるとは
、細い糸を撚るということ。何本も撚って太い縄となるように、幸も不幸もより集まって人生なので、表裏一体だということです。
内容を見ると、自分の縄で自分を締めないよう、たまには緩めよとのこと。それでも頑張る時は頑張り、その分は同じ程度に身に返るというような詩なのですね。面白いですね。タナボタはないのです。幸せだけの偏りもない。
人は何でもドラマチックに受け取りがちですが、現実はそういうことはなく、おこなった分だけ返り、幸せと同じだけの苦労もあるよという意味でしょう。
一番左に「開運」があるのがいいですね。開運ポイントをくれるって、ほんと占い視点。
そんな、小室浅間神社のおみくじでした。
馬の柄のお守りがたくさんありましたよ。
その中でも、出世開運御守をいただきました。かっこいい!
それから、境内には御神木の桂の木があったのですが、その木が描かれた霊力守というお守りもいただきました。
霊力守ですよ!!珍しくないですか??
占いが冴えるようにね。
先ほども紹介した、新屋山神社で、人生初の御朱印をいただきました。それから御朱印のありがたさに打たれ、今回もいただいてしまいました。
なんと、占流鏑馬神事がある9月限定のものです。
1000円ですー
流鏑馬の絵が素敵ですね♪
とても澄んでいて、素晴らしい神社でした。
お馬さんたちも、触らせてくれてありがとう。
御祈祷の時に引っ越しの事情を鑑みて御祈祷をしてくださった神主さんにも感謝です。
山梨県内の富士山周辺にあるコノハナサクヤヒメをお祀りする浅間神社系列は、全部で七社。前回の北口本宮浅間神社さんもその一つですね。
すべて回りたいなあ。
それではまた次回。
↓神社のHPも見てね!!
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