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〝聞き上手であれ〟 マーブルスクールで現役取材ライターゆぴさんに学ぶ #2-2

この記事はマーブルスクールの「第二回インタビュー講座(取材編)」を受講した二期生による、アウトプット記事です。

「インタビュー講座(取材編)」は内容が濃かったため、二本の記事に分けて執筆しました。
本記事は、「インタビュー講座(取材編)」の二本め(後半パート)です。

「第二回インタビュー講座(取材編)」前半パートの記事は、下記のリンクからお読みいただけます。

この記事が、マーブルスクールに興味を持たれた方の参考になれば幸いです。


インタビュー当日の流れ

インタビューには、入念な準備が必要でした。
講座はいよいよ、インタビュー当日の流れについての学びです!
インタビュー開始前後の、インタビューライターの動きは次の通り。

  1. 早めに現地入りし、インタビュー場所のセッティングを行う

  2. 名刺交換・アイスブレイク(緊張をほぐすための雑談)

  3. 自己紹介・メディア紹介(簡潔に済ませる)

  4. インタビュー(やっとインタビューできます!)

  5. 追加で質問したいことがないか確認する

  6. PR事項・掲載スケジュールを確認する

  7. 決めカット撮影(記事に使用する素材を撮影させていただく)

インタビューライターは準備からインタビューまで、ときには撮影もこなすスーパー忙しい立場だということがわかりました。

撮影時のポイント

撮影はカメラマンにお任せしてもいいのですが、インタビューライターも撮影ポイントは押さえておきたいところ。
ゆぴさんから、たいへん有益なポイントを学びました。

1.取材対象者が座る位置に注意
壁紙(背景)が綺麗なことは絶対!
ほかには余計なものが映り込まない、光が当たる場所を意識する。

2.手元に注意
映り込まないよう、名刺はしまっていただく。
お渡しした水も、できれば少し離れた場所(隣の椅子など)に置いてもらう。

3.カットのバリエーションに注意
引きと寄りのカット、アイキャッチ(記事リンクに表示される画像)など記事を想定して撮影する。
手元のカットは、ろくろを回すようにお願いして撮らせていただくことも。
インタビュアーの肩越しカット、プロフィール用の撮影などいくら撮っても素材になる。

インタビューライターって、お話を聞くだけではなく気遣いの鬼にならなければいけないと痛感しました。
わたしはHSPで、普段から気を遣いすぎだと思っていました。
でもマーブルスクールで学んでいなかったら、インタビュー中に失礼な振る舞いをしていたかと思うとぞっとします……。


アイスブレイクの役割

初対面の人同士のぎこちない雰囲気を和ませるための方法です。
会議や研修で使える!場を盛り上げるアイスブレイク15選&質問・トークテーマ3選より

引用サイト: 謎解きコンシェルジュさま

インタビュー前のアイスブレイクは、相手のSNSの内容や天気についてなどなんでもありです。
取材対象者をリサーチしているので、どんな切り口でもいいと思いました。
意外に盛り上がることもあり、インタビュー記事の導入文に使える内容にまで膨らむパターンもあるとか!

アイスブレイクは、大切にしたいと思います。


【重要】インタビュー中のマインド

個人的には、「インタビュー講座(取材編)」のなかで重要な項目だと思います。
インタビューマインドは、必ず自分のものにしたいです!

さらに講師のゆぴさんは、大切なマインドをシェアしてくださいました。

「インタビューをするのではなく、楽しく対話する」
まずはインタビューを楽しむこと。
楽しんでいる様子は、取材対象者さんにも伝わっている。
どんな話が聞けるんだろう!と、ワクワクしよう。

インタビューマインドを大切にしたので、今回の課題【Marble受講生にインタビューしてみよう!】も楽しく取り組めました!


インタビュー中の注意点

ゆぴさんからは、以下のような項目も押さえておいてねと教わりました。

・一問一答にならない
・知ったかぶりをしない
・相槌を複数パターン持っておく
・沈黙にあせらない

事前に用意していた質問案を順番に聞くのではなく、一つの質問を深掘りしたり新たな質問をぶつけたりしてもよし。
なんだったら脱線してもOK、とおっしゃるのです。

また「知ったかぶり」してしまうと、取材対象者から引き出せるはずの情報が引き出せなくなってしまうことも……。
リサーチした内容をいったん忘れて、新鮮な気持ちで聞くのもテクニックなんですって!しゅごい。

相槌に関しては、ゆぴさんの著書『聞く習慣』に詳しく載っているので、ぜひご一読ください。

沈黙をどう取り扱うかについても、ゆぴさんは言及されていました。

  • まだ考えている

  • 質問の仕方が悪かった

上記のどちらかを見極め、「待つ」か「進める」かをインタビューライターが決めます。
わかりづらい質問だったなと気づけたら例を挙げてみると、取材対象者も答えやすくなるそうです!

取材対象者を深掘りする相槌

一問一答にならないために、取材対象者を深掘る相槌も学びました!

相槌って、うんうんとかへぇ〜だけじゃないんですね。
このくだりも、めちゃくちゃ勉強になりました。
相槌リストを、あとで作成してみようかな……!


ゆぴ先生からの金言

「インタビュー講座(取材編)」では、インタビューライターのリアルな動きや立ち振る舞いを学びました。
講座も90分予定をオーバーする勢いで、大盛り上がりです。

インタビューマインドの延長線上には、以下のゆぴ先生のお言葉があるのだと感じました。

「用意してきた質問を全て聞く」をゴールにしない

ゆぴ先生のお言葉

さらに、インタビューライターの実績がないわたしにも嬉しい発言がありました。

インタビューライターに向いているのは「聞き上手」な人
正解はないので、自分なりの正解・インタビュースタイルが見つかるくらい経験を重ねていく

ゆぴ先生のお言葉(要約)

インタビューライターに壁を感じた今回の講座のなかで、ゆぴさんの金言は沁みました。
まずやってみなよ!と、ゆぴさんに背中を押されたような気持ちです。

濃厚な講座内容でしたが、刺激的で楽しめました。
次の講座も楽しみです!


最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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