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#人生を変えた一冊


嫌われる勇気 | 書籍 | ダイヤモンド社

わたしの人生を変えた一冊は、ベタだと思われるかもしれませんが『嫌われる勇気』です。
泣きながらうんうんと頷きながら読み、周囲の人間関係をあらためた一冊。

というわけで今日は、お題タグから書いてみます。
#人生を変えた一冊
#大切にしている教え

自己啓発本ではない

過去のわたしは『嫌われる勇気』のことを、自己肯定感の低い人が読む本だと思っていました。
ところがオンラインレッスンでトランペットの先生が薦めてくださったことをきっかけに、読み進めていくと目から鱗がポロポロと……!


強度のHSPであるわたしは、トランペットを吹くときに常に周りの目を気にしていました。
自分の音が不快ではないだろうか、下手だなあと思われているのではという思いで頭のなかがぐるぐるして集中できていなかったのです。

オンラインレッスンでも、トランペットの先生にどう思われているか気になりうまく吹けないと泣き出してしまう有様でした。
先生は見透かしたように、レッスン中に『嫌われる勇気』を読んでみないかと提案してくださいました。

正直そのときは、タイトルは聞いたことがあるくらいでどんな内容かはまったく知りませんでした。
はじめのうちは、自己啓発系の本だと偏見を持っていました。

しかし実際に読み進めると、わたしが考えもしなかった対人関係のあり方が書かれていたのです。


これからは自分軸で生きる

わたしはHSPをこじらせて、どうやら周りの人のために生きてきたようでした。
『嫌われる勇気』を読み、まずそのことに気がついたのです。

他人に対してどう思われているのか気になりすぎて、ベストパフォーマンスができていませんでした。
この本には、人間の悩みはすべて対人関係にあると述べられています。

どんな悩みでも、自分以外の人がいるからこそ発生するのです。
目が小さいことが悩みでも、友達の目がぱっちりしているから自分が悩んでしまうのです。

自分しかこの世にいなかったら、目が小さくても気にしないですよね。
コンプレックスや悩みを、チャームポイントと捉えると自然と気にならなくなりました。

ほかにも他人に物申したいことが頻繁にあって、いつもモヤモヤしていました。
しかしアドラーは他人(相手)の課題であって、自分が無理に指摘する義務はないと言うのです。

本当に、目から鱗でした。

苦手な人のツイートをつい覗きにいっては、イライラモヤモヤしていたのですが、いまはスルーできます!


自分のことを優先したくなる本

『嫌われる勇気』を読んで感じたことは、自分の意思をはっきりさせるということです。
あの人が〜とか、他人の意見より自分自身がどう思っているのか。

それを確認してから、他人と関わるべきか否かを判断すればよいのです。


オーディオブックでも何度も聴き、もちろん本屋でも購入した大好きな一冊。

わたしにとって『嫌われる勇気』は、人生のバイブルになりました。
たくさんの人に読まれてほしい、名著だと思います。


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