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この詩に曲を付けてくれ!!! (榊原 辰也 編)

かって、僕( 榊原 辰也 )は作詞を担当するミュージシャン(メンバーの一人)だった…その頃は、何も考えていなくいても(詩の事を意識していない時の事)…どんどん涌き出るように詩(歌詞)が降りてきて…場所を気にする事もなく…(歌詞)書き留めるのに忙しくしていたものだった。
主に渋谷のライブハウス「屋根裏」が発表場の一つだった。
当時は、陣内孝則「ロッカーズ」が人気グループだったから…そのステージが無い日に、僕達のグループはステージに立っていたんだ。
曲のジャンルは、特に無くてバラエティーだった…
覚えている曲名は…
「ロストジェネレーション」
「ピュバティー」
「For you and me 」
etc.
それから時は流れて…歌詞の記憶は既に断片的なものに成っている。
僕が音楽の世界から離れた日の事は、今でも覚えているょ…。
それは、新宿の夜の歌舞伎町だった…ライブハウス「ルイード」が店仕舞いする日に、徳永英明(グループ)が「レニーブルー」を歌った後で…バンドの仲間と一緒に「ルイード」を出てからの 暫くしてからだった…。(それくらい…彼の歌うレニーブルーに心が揺さぶられ…その決心に至るまで時間だった。)
当時、僕との接点が有った音楽事務所は原宿駅からの竹下通りの下り坂を下り終えた所の右手に出来たばかりの…ひょろっとした白いビルだった…。その場所に呼び出された僕は…そこで事務所の社長から「徳永英明のマネージャーに成らないかぁ…」って言われたんだ…。
そして、その事を言われた部屋(場)には、鈴木キサブロー(日本を代表する作曲家の一人)がいたんだ。
音楽事務所の社長を通して彼(鈴木キサブロー)は、僕の存在を知っていたのか…。
僕は歌も歌えないし(下手)、楽器も上手くないけど…僕がグループ曲の作詞を全て書いていたことを…社長から聞いていたんだ(その時に…)。
そんな僕が音楽業界での夢を諦めた事を知らずに、これからメジャーデビューする徳永英明のマネージャーを依頼されたのだった。( 光栄だと感じていたが…)
徳永英明とは…一度も会話したことは無いのだが…バンドの仲間が、徳永英明(主役)と原宿の公園で(公開された)のミュージカル(はらじゅくグラフティ)に共演した際に仲良く成ったとの事で…良く彼の話を聞く様に成っていた…。
それ以前に…
真夏の材木座海岸(神奈川)での音楽祭(マリンブルー)の後に、彼がメジャーデビューする事は知っていたが…まさか、その彼の最初のマネージャーに抜擢されるなんて思ってもいなかったので驚いたが…僕は その場で断ったんだ。
そして…その後、徳永英明のデビュー曲が、彼と彼の友人とのコラボで生まれた「レニーブルー」ではない事も…( 当時は…そう感じていた)
あの時に…鈴木キサブローが居たことも…「輝きながら…」の作曲は鈴木キサブローで、ランキングのTV番組で話題曲(ヒット曲)、実質的に徳永英明を有名人にしたデビュー曲とも言える曲を作った方なのだ…
そりゃヒットして当たり前だろうって、思う人も…当時は多かったが、僕は「レニーブルー」を あの日に聞いて…決心していた事もあり(その思いが強くて…)、複雑な心境だったのを今でも覚えている。
そして年月を越えた…今、コロナ禍で出来た退屈な日々の中で…僕に降りてきた詩(歌詞)が…これだった。

  「宇宙飛行士を目指す…
               あなた(友)に捧ぐ 」

   ※※※※※ 君の未来(Your future)※※※※※


光の壁を越えて…永遠の大地に響け(よ)、「世界は変わる…君の未来(Your future)」

白い扉を開けて、硝子(ガラス)の向こうの君に出逢えた(時)、戸惑いは…愛おしさに変わる。
昨日までの時間(時)は…君の眠りの中に消えて行くようだねぇ…
島の風に吹かれ…夜空の星に繋がる坂道を走る(ょ)…その先に向かって…(ねぇ。)

光の壁を越えて…永遠の大地に響け(よ)、「世界は変わる…君の未来(Your future)」

白い衣(布)に包まれ、この腕に初めて君を抱いた(時)、ミルク香(り)は…愛おしさに変わる。
明日からの時間(時)は…君の笑みの中に溶けて行くようだねぇ…
島の風に吹かれ…青空の雲に繋がる坂道を走る(ょ)…その先に向かって…(ねぇ。)

光の壁を越えて…永遠の大地に響け(よ)、「世界は変わる…君の未来(Your future)」

光の壁を越えて…永遠の大地に響け(よ)、「世界は変わる…君の未来(Your future)」

         作詞 榊原 辰也
追伸。
今回、JAXAの宇宙飛行士 募集にチャレンジする事を決めた…あなた(友)の志を応援するかの様なタイミングで産まれ(生まれ)て来てくれた…我が子への愛おしい思いと、あなた(友)が自分の夢の実現に向かって突き進む様を観ていて…その複雑な思いが重なる中での「応援歌(詩)」を作ってみました。




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