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「のさりの島」の人インタビュー。吉田文雄さん。#9

こんにちは。映画「のさりの島」上映プロデュースプロジェクトのnoteをご覧いただきありがとうございます!私達は、熊本県天草市で撮影された映画「のさりの島」を一人でも多くの方に見て頂きたいと思い活動しています。

▼活動の経緯はこちら

このnoteでは、天草で映画撮影に関わった方々や、東京など天草以外で上映プロデュースに関わる方々を紹介しながら、映画やプロデュース企画の裏側をお伝えしていきます。

今回は上映に向けて東京のプロデュースチームの一員として活動されている、吉田文雄さんです。


今だから動く理由

ーー吉田さんが「のさりの島」上映プロデュースに関わったきっかけを教えてください。

吉田:私は天草出身ですが東京でもう30年以上過ごしています。その間には何度も帰省しましたし、東京から天草まで車で帰ったこともありますよ!
ただ帰るたびにうちの周りにあった田んぼや畑がだんだん荒れて雑草だらけになっていってるんです。
正直あせっていたんだと思います。自分が生まれ育った場所がこのままなくなってしまうのではないかって。今やるしかない、とは思ってはいたんです。

そんな時、TURNSと天草市が実施していたイベントで天草元気プロジェクトと出会って、地元を離れていても頑張っている人がいて、自分もできるかもしれないと感じたのを覚えています。
今回の映画のプロデュースについても「天草のために何かしたい!」そんな一心で関わろうと思ったんです。

力が結集し実現したオンライン料理教室

吉田:プロデュースの活動では色んな企画に携わらさせていただきました。

オンラインイベント「オンライン料理教室」では、映画にも出てくる天草の郷土料理「だご汁」を天草のおばちゃん達と作ってみようという企画をさせてもらいました。普段は料理をあまり作らないですし、こういった企画をするのも初めてだったので、どうなることかと思ったのですが天草の方々の協力のおかげでなんとか形にすることができました。

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(イベント中の料理を作られている様子)

(オンラインイベントは↑をクリックするとご覧いただけます)

天草愛が感じられる場所とつながる

他にもあまっぷ作成のために、東京の天草産品を扱うお店に説明に行きましたよ。個人的には下北沢のつ串亭の大将や阿佐ヶ谷の彦もんはすごく良くしてもらって、ぜひ色んな方に行っていただきたいおすすめの場所になりました。(天草大王はやっぱり美味しいと痛感しましたね)

のさりの風が全国に広がる

あとは映画館で「のさりの手紙」の配布をさせてもらい、実際にお返事を投函してくださるのを見て、たくさんの方にのさりの島・天草に興味を持っていただいていることも実感しました。

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今回コロナ禍でのプロジェクト推進で、上映を成功させたいという同じ目標であっても温度感が伝わりづらかったり、誰もが初めての経験で悪戦苦闘しました。けれども皆で話し合うからこそ、自分一人では到底思いつかないようなアイデアが生まれたり、そのアイデアを実現に向けて動けたと思います。

このnoteを読んでくださった方へ

ーー最後に、この記事を読んで下さっている方へ吉田さんからメッセージをお願いします。

吉田:コロナ禍もありますが、ぜひいつの日か天草に訪れて欲しいです。もちろんいいところだけではありません。けれどもそれも等身大の天草の姿としてみてもらいたいですね。
一歩、道を入ってみると、違う景色が見えたりもします。天草の人とぜひ「こんにちは」と話してみて欲しいなと思います。

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○映画「のさりの島」公式HP

▼前売りチケットの購入はこちらから (BASEを通じて購入いただけます) 

○上映プロデュースプロジェクトについてのメッセージや取材依頼はこちら
 amakusagp+nosari@gmail.com(担当:渡邉・金子)

文・編集:渡邉健

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