【見切り作文】普通とは何か?/ムーブメントについて/続ける力/引き寄せの法則/

今日の連続投稿。2日目。

こんにちは。あまねです。

実は最近朝活にハマっている。
僕は高校まで朝がものすごく苦手だった。

僕の高校には「朝学習」という謎の制度がある。
夜はさっさと寝て朝はやく学校へ来て勉強をしなさいという制度だ。

夜は部活で忙しいのだからさっさと寝て疲れを取って、脳もリフレッシュした状態で勉強をしようという今から考えれば合理的な話である。

ただ、その公報のやり方に問題があって、玄関に「朝学習は〇〇高校生の元気の源」と書かれた張り紙で広報されていた。
新入生からそれを聞かされて大学生活を送ってきた私は何の違和感もなくそれを見ていたのだが、ある日のこと、Twitterで「よく考えるとこれってやばくない?」ツイートをした同級生がいた。

確かに、その文化に馴染んでいる私たちからすれば普通のことなのだが、それ以外の他校の人から見ると、元気の源が朝学習というのはちょっと「キモい」話なのかもしれない。

これってよくある話で、意外とその文化に入っていると「普通」のことが違う畑から見ると「変」に見えたりする。
これが「常識」というやつなのかもしれない。

普通とは何か

「普通ってなんだろう」
僕はよく考える。

サークルなどの集団になると、あれが普通、これは普通じゃない、という「普通」の価値観が生まれる。
でも、よくよく考えてみると「普通」って何なのだろうか。

どこかで読んだか、僕が考えたかは忘れてしまったが、「普通」とは「平均値からのずれがどれだけ少ないか」であるという結論に至りつつある。

つまり、「その集団の中でどれだけみんなと違っていないか」が「普通」を表す尺度となるのである。
そしてその集団での価値観は「普通であるかどうか」というものが多くを占めるような気がする。

例えば、朝早く学校に行って勉強をするという行為にしても、これがその集団のみんながしていれば、それは普通になるし、一方で周りが全然そんなことをしていない中で突然そんなことを始める人がいればそれは「異端」とみなされるのである。

ムーブメントの起こし方

以前、Youtubeで「Movementの起こし方」という動画を見たことがある。確かTEDだったような記憶だ。

それによると、ムーブメントを起こす時に大切なのは「2人目の存在」なのである。
誰か一人が朝学習を始めるだけではそれはただ「異端」とみなされて終わる。

しかし、そこに乗っかって、「僕もやる!」と2人目が現れると、そこに「集団」が生まれ、その2人の中では朝学習は普通のこととなるのである。

と、同時に集団が生まれてしまえば他の人からの認識でも朝学習はその集団のなかでの文化として認められ、その文化に興味を示すひとはそこに参加したくなること間違い無しである。

さて、なぜここまで朝学習のことを書いてきたのか。
それは、大学に入って4年目にして始めた朝活にも、それと同じムーブメントが起きているからなのである。

最も、今回の場合1人で始めたわけではなくて、もともと2人で始めた活動なのだが、やっているうちにだんだんと人が増えてきた。
これはある種のムーブメントである。

そして気づいたことが1つ。
ムーブメントを起こす上で大切なのは「続けること」だ。

続けること

この世の中で何かを成し遂げるときに一番大切な力は何ですか?
と聞かれたら何を思い浮かべるだろうか。

それは「やりぬく力」である。
GRITとも呼ばれるこの力は、TEDや書籍化もされているので興味がある方はぜひチェックしていただきたい。弊ブログでも紹介している。

「辞めなければ、実現する」確かに、これは真理だと思う。
ただ、人によっては辞めてしまう原因が寿命だったり金銭的な問題、あるいはそのほか様々なものがあるわけだが、やめなければいつか実現するのである。

そして、やめないために大切なのはそれを実現したいという思いの強さなのではないだろうか。
巷にある「引き寄せの法則」などは、これの表現を変えたものであるように思う。

引き寄せの法則、そして個人へ

夢をイメージし、そうすれば叶う。
それは決して魔法なんかじゃなくて、日常生活を過ごしていては忘れがちな自分の夢や目標を常に頭の中で思い浮かべることで、自然と意識がそっちの方に行き、時間やお金などのリソースをそちらにつぎ込んだり、「諦める」という選択肢を遠ざけてくれる。

だから、引き寄せの法則何かを聞いた時に、「怪しげだから」と突っぱねてしまうのはちょっともったいない気もする。
案外そういうもののなかにも真理は潜んでいたりするのだ。

ただ、どの表現が刺さるかは個人次第である。
でも、どんな言い方にせよ、それでやる気が出たり、毎日が充実するのならばいいではないか。

というのが僕の立場である。

つまり、要は個人次第なのだ。

「朝学習が元気の源」
と書かれていて、やる気が出る人はそれでいいのだ。
僕らは全体に対する「普通」を気にするあまり、個人のパフォーマンスの問題を考えるのを忘れてしまっているのかもしれない。



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