【エッセイ】ヤマタノオロチの内、1首だけ贔屓する

ヤマタノオロチの首が7本だか8本だか忘れたが(調べろ)、その内1首だけ贔屓したい。
1首にだけAirpodを耳に刺してOfficial髭男dismを聴かせたい。

Apple Musicの、Favourites Mixを聴かせて、僕の趣味を共有したい。

何故、そんな事をするのか?
それは、神が人間に、7人か8人に一人くらいに才能や美貌や親ガチャを与える贔屓をしている現状がある為に、ヤマタノオロチも7首か8首の内1首にだけ贔屓をして、自分が神のつもりになりたいからだ。
そして、贔屓した首が、どのような性格になっていくのか、見てみたいのだ。
神もきっと、7人か8人に一人くらいの贔屓した人間を注目して、この世界を見ているだろう。
僕も、神のつもりになりたいのもありつつ、純粋に、その1首だけ面白い事になりそうな為、見ていきたいのだ。

贔屓した1首にだけ、歯磨き粉を付けて歯ブラシをした挙句にデンタルフロスも使ってあげたいし、寒い日はマフラーをかけたいし、写真撮影の顔ハメパネルでは必ず優先して顔ハメを与えたい。
耳かきリフレに連れてって、女の子にその首だけにしてあげてって言うし、めぐリズムもその首の目にだけ当てたいし、全首が写った写真では、贔屓した1首の写りが一番良いものをインスタにあげたい。

他の首が全部エキストラで、その1首だけ主役、そう言ったカンヌで賞を取るような映画に出られるような、そんな成功した1首になって欲しいのだ。

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