電子辞書をお勧めするこれだけの理由と失敗しない選び方!
イタリアからブォナセーラ!
日本では入学式とか桜の木の下を行き交う新入生が眩しい季節かな、とイタリアから思いを馳せております。
そんな風にして新学期をフレッシュな気持ちで迎えるのって日本らしくていいですよね。
懐かしい。
アマイヤは学生の時、勉強すればよかったであろうに、第2外国語なるものを取らずに済ませてしまい、30を過ぎてからフランス語とイタリア語を学習するようになった。
語学学習はもちろん若いときの方が記憶力で有利な点はあるにせよ、30を過ぎてから学んでも遅くないと思っている。
実際にアマイヤがフランス語とイタリア語を学習し始めたのは、なんと30を過ぎてからだ。
でも、それでも十分に話せるようにはなるものだ。
そこで今日は新しく語学を学習しようとする人にアマイヤの経験からアドバイスだ。
辞書は電子辞書を買おう!
こう言い切ってしまうと、反論はあるだろう。
紙の辞書を手に、綴りをたどりながら引くから覚えるんだとか、辞書で引いた時に、前後にある単語も一緒に目を通すことができるとか。
そうかもしれない。
でも、ここはアマイヤの持論を述べたいと思う。
特に成人をとっくに通り越してしまった新規学習者の参考になりますように。
【電子辞書を使うメリットはこれだけあった!】
①表示履歴を使って復習できる
例えば、過去に語学を学習した人で単語帳を作って覚えようとした人はいないだろうか?
その日に引いた単語でわからなかった単語を一覧にしたり、場合によってはフラッシュカードのようなものを作る人もいるかもしれない。
実際に手を使ってやることを否定するつもりはない。
ただ、時間がかかり過ぎるのだ。
社会人になるとそうゆうことをやっている時間がなかなか取りにくいのが現実。
だから、電子辞書の表示履歴が絶対お勧め!過去に引いた単語が一覧で左に表示され、『お、これはまだ意味を覚えきれてなかったな』と思いあたれば、単語をクリックするだけで右側に意味や用法を表示してくれる。
時間がない場合にお勧め!
②間違ったスペルでも引ける
実際に耳にしただけの言葉をなんとかして引きたいとき、初めての単語だと綴りを多少間違えることはあるだろう。
(ちなみに、フランス語、イタリア語に限ってはいくつかの例外を除いて、発音を知ってしまうと知らない単語も聞いただけで引けるようになる。いわゆる英語のような不規則な発音ではないのだ。これはありがたい!) とはいえ間違う時はある。
で、その間違っていた場合でも、“候補“として出てくるので、聞き取りの学習時にはとても役に立つ。
③ブックマークをすることができる
アマイヤの場合、ブックマークは“一度この単語を引きましたよ“の意味で使っている。
次に単語を引いたとき、ブックマークされていると「お、この単語は過去に調べていたのに、まだ覚えられていなかったのか」と一目瞭然だ。
反省の意味を込めて、また自分への励みの意味も込めて、これを活用している。
④コピーした単語からすぐにジャンプできる
新聞などの記事をインターネットで読むようになってくるとこの機能が圧倒的に便利だ。
iPadで画面分割をした上で、左半分にイタリア語の記事、右半分に辞書を配置して、記事に出てくる単語を長押ししながらコピーすると、自動的に辞書に反映されて単語が引ける。
こんな感じでね。
【電子辞書を選ぶときのポイント】
①携帯電話のアプリで、且つ、
インターネット環境がなくても使えるものを選ぼう!
まず、学習が進んだ後に外国に持っていくことを想像してもらいたい。
まだおぼつかない単語力で、辞書には頼りたい、でも荷物は重たくなるし。
なんて悩みを一挙に解決してくれる。
それに、外国で安定したインターネット環境を得ることは難しい(ことが多い)。
その点、携帯電話にダウンロードした辞書であれば、どんな環境でもサクサク使えるのでストレスフリーだ。
②動詞の活用があるものがいい
特にフランス語/イタリア語!(おそらくスペイン語も同じだろう)
動詞の活用というのは語学初級者の最初の難関だ。
特にここに列挙した3言語は活用が英語に比べると半端ない。
イタリア語を例に取ろう。
まず、活用する主語だけで6つ存在する。
英語だと、「私」「あなた」「彼/彼女」の3つだけだよね。
それがまず倍の6つになる。(列挙省略)
そして大きな文法的な括りでは①直接法②接続法③命令法④条件法だ。
そしてそれぞれの括りの中で①現在形②半過去③遠過去④未来があって、これらの組み合わせで⑤近接未来⑥先立未来…もできる。とまぁ、とにかく活用がいっぱい出てくることになる。
これらは学習が進むにつれ、分類やパターンがわかってくるので、そこまで苦労しなくなるのだけれど、最初はやっぱり『活用表』があるとすごくわかりやすい。
なので、強くお勧め!
③無料より有料を!
無料という言葉につい惹かれてしまうけど、無料のものは一般的に語彙数が少なく、結局後から別のものを探さなくてはならなくなってしまう。
それであれば、最初に適当な投資をしておく方がいい。
と言っても数千円程度だし、紙の辞書も結構値段はするだろうから同じだろう。
アマイヤが実際使っているのは物書堂の辞書アプリで、複数言語を一つのアプリにまとめることができる優れものだ。
→[物書堂]
*** まとめ ***
歳を取ったからといって、もう新しい語学を勉強するのは無理なんて諦めるのはまだ早い。
いくつになっても勉強はできる。
いや、むしろ色々な経験値が増えてる分、有利な点もある!
例えば電子辞書を活用してね!
頑張ろう!
経験者アマイヤからのアドバイスでした。
長文、読んでくれてありがとう。
Ciao(またね)!
チャオ
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