見出し画像

春だ!アグレッティをサラダで食べようの巻

イタリアからブォナセーラ!
今日はニャコモンにとって待望の新型コロナワクチン接種の日。ニャコモンはワクチン推奨派で、兼ねてから、ワクチンを摂取しない限り平和な日々は帰らないと確信。
よって、今日という日を心待ちにしていたわけだ。

ということで今朝は朝からソワソワ。ニャコモンの友だちの一人は一昨日摂取した後、昨日若干の発熱があったらしい。一方で、もう一人の友だちは腕の痛み以外は特に問題がなかったそうで、個人によって反応が違うみたいだ。

アマイヤは念の為、今晩の献立は軽めにして、明日万が一、発熱があった時のためにアスピリンまで買っておくという周到さ。何事もなく過ぎてくれればいいのだけれど。

さて、そろそろイタリアも春めいてきておりまして、恒例の朝市場ではアグレッティという春の野菜がお目見えしておりました!

このお野菜、東京では食べたことがなくて、イタリアで食べてから大好物の一つになったお野菜の一つ。今日はそのレシピのご紹介から。
因みに、2年前に日本へ一時帰国した時、長野のみちの駅だったかで丘ひじきっていうやつだったかな、見つけたから、きっとそれで代用できます。
食べ方を知らない人は参考にしてみてね!

<材料>
丘ひじき 一束
ニンニク 一片
アンチョビ 1尾

ケイパー あれば入れるといいけど、なくても大丈夫**
レモン汁 大1
エクストラバージンオリーブオイル 大2**
塩 状況に応じて加える

<作り方>
①丘ひじきの根をざっくり切ってじゃぶじゃぶ洗う

②洗いながら、根の硬い部分を手でプチプチちぎる

【写真は洗い上がりのアグレッティ】

*最初っから全部切ろうとすると可食部まで切っちゃうから、最初は大雑把に切っておいて、後から細かく作業。もちろん、最初っからざっくり切ってしまってもいい

③沸騰したお湯に粗塩を入れて5分茹でる

④茹でている間にアンチョビ、ニンニクとケイパーを微塵切りにする

⑤ドレッシングを用意する

*アマイヤは小さなガラス瓶に材料を入れた後、蓋をしてシャカシャカ振って、最後にかけるようにしている。こうするときちんと味が馴染むからね。

⑥アンチョビが塩気を出してくれるので、ドレッシングに塩は入れないけど、味を見て、必要なら加えよう

*シェフの秘密は味見をすること。これって結構大事。材料をきちっと計量するのもいいけど、素材や季節によって味の出方が違うから、微調整は個人的に必要だと思っているよ

⑦茹で上がった丘ひじきを冷水に取り、絞る

⑧ざっくりと食べやすい長さに切る

⑨ドレッシングと和える

*通常、食べる直前に和えるのが基本だけれど、このお野菜は素材とたくさん馴染むと美味しくなるので半時間前とかに和えてしまっても全然構わない

このアグレッティ、食卓に乗るだけで大地の香りというか、春の香りを運んできてくれる。イタリアではパスクワ(復活祭)くらいまでかな、が旬です。

Buon appetito!(召し上がれ!)
ブォナッペティート

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?