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「夏の騎士」と”熱さ”で寝不足です。私のスタンドバイミー。~つれズレ読書

どうも。
つれズレなるまま、勝手気ままに書いてます。

昨日の夕食後、作家の百田尚樹さんの書き下ろし小説

「夏の騎士」~新潮社刊

を読み始めたら止まらなくなり、明け方まで読んでいました。
 小説を”熱”中して一気読みしたのは久しぶり。
 やっぱり、百田尚樹さんは裏切らない。
 もう、映画化決定でしょう!?

 小説の内容はぜひ購入して読んでください。この夏休みのお薦め本ですよ。
 で、この小説の中で人生に役立つことがサラリと書かれていたので、例のごとく、私のつれズレた読解力で強引に3つの要点にまとめて抜き出してみました。

①人生の成功者は、優先順位を間違えない人間。成功する唯一の道で最高の法則は「今やるべきことをやる」これができる人間は成功する。

②受験勉強はくだらないもの。だけど、これらはアスリートにとってのトレーニングのようなものだ。筋肉に負荷をかけることになって肉体が強くなるように、精神と脳に負荷をかけることによって成長する

人生はベストを尽くせばいい。その結果に関しては何ら恥じることはない。恥じなければいけないのは、ベストを尽くさずに逃げることと自分に言い訳をすることだ。あと勇気は人生で最も大切なものの一つ。人生の荒波を渡っていけるのは、”わずかな勇気”である。

 私に「スタンド・バイ・ミー」みたいな経験、無かったよな~。憧れちゃいますというか、もう黄昏ですがね。
 まあ、強いて言えば私の「スタンド・バイ・ミー」と言えば思い出されるのが、小学校6年の夏だったか、私と小学校の同級生2人と3人で、誰が言い出したのか、学校が終わってからアスレチックに行くことになりました。
 そのアスレチックは自宅から自転車で1時間くらいのところにあり、ひと山越えたところにありました。
 アスレチックまで行く途中に、昼間でも薄暗い舗装されていない切通しを通過しなければならない、小学生にはちょとした↓冒険だったのです。
 その日の授業が終わってから自宅に帰宅して、友人と自転車で待ちわせた後、アスレチックについたのは、たぶん午後3時は過ぎていたと思います。
 3人でアスレチックを楽しんでいたところ、アスレチックも終盤に差し掛かった場所で悲劇が起こりました。
 同級生の一人が横長の木製の丸太が1メートル弱の間隔で続くアスレチックで足を滑らせて転んだのです。その同級生はちょいと小太りで体重もあり、運悪く丸太と丸太に足先が挟まれ引っかかり、体は地面に倒れたのでテコの原理で足を骨折してしまったのです。
 それからの記憶があいまいで、アスレチックの事務所で係の人に骨折した友人の親に電話をかけてもらっりしているところは覚えているのですが、その後の記憶は、友人2人で真っ暗になった帰り道、例の切通に差し掛かり、恐怖と「親に言わずにで遊びに出かけた」罪悪感でいっぱいになりながら、無言で自転車のペダルをこいでいるところだけです。
 疲労困憊に在りながらなんとか帰宅しましたが、家では私が行方不明になったと大騒ぎになっていました。
 両親からは大目玉を食らい、しばらく家に入れてもらえませんでした。
 これぞ、「スタンド・フロント・ハウス」の思い出でした。(^_^;)

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