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2022.07.16

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この時期にあった出来事をまとめました。
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2022年7月の記事一覧

#10 仲直りお好み焼きに来た

#10 仲直りお好み焼きに来た

前回の続き。

道頓堀に着いた。
君とここに来るのは2回目だ。
店員さんに案内されて奥へと進んでいく。
席に着いて二人で好きなお好み焼きを注文する。

恋人が鉄板を写真に収めた。
「今Kに『仲直りお好み焼きに来た』
 って送りました笑」
恋人、なんか嬉しそう。

ほどなくしてお好み焼きの素が運ばれてきた。
混ぜて混ぜて鉄板に流す。
焼けるまで待つ。

「ごめんね、俺の誕生日タイミング悪くて。
 プ

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#9 分からなくなっちゃいました

#9 分からなくなっちゃいました

前回の続き。

「お腹膨れてるせいなのかなんなのか分からないけど緊張しますね」

「うん」

恋人は座椅子に座って横を向き、
僕に背を向けたまま話し始めた。

「一日一緒に過ごして、
 自分の気持ちが分からなくなっちゃいました」

「だってあなた絶対幸せにしてくれるし」

「温度差があるっていうのは最初からずっと思ってたんですけど」

「●●さんが言ってることも分かるんですよ」(会いたいとか好きっ

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#8 相合傘

#8 相合傘

前回の続き。

10分程で駅前のミュージアムに着いた。
適当な駐車場に車を停める。
雨が少し強まっていた。

「傘差さないとね」

「私傘持ってないです」

「ちょっと待ってて」

僕は外に出て助手席側に回って傘を差した。
恋人がドアを開ける。
そのまま君の斜め後ろに立って、君の頭上に傘を差して歩く。

「足濡れちゃうよ」

「私サンダルだから大丈夫ですよ」

「むしろサンダルだから濡れたら寒いよ

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#7 カード占い

#7 カード占い

前回の続き。

恋人は何か一つアクセサリーを買って帰ることにした。

「何か買ってホクホクして帰りたいですっ」

こういうところも可愛い。
何を買うか迷っていると、無料でカード占いをしてもらえるコーナーを見つけた。

「これ、やりたいです」

恋人は占いでどの宝石を買うか決めるつもりみたいだ。
僕はお店の人を呼んだ。
テーブルに着いて占いが始まった。

「カードを一枚引いてもらいます。
 何か悩ん

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#6 「9号」

#6 「9号」

前回の続き。
ヘッダーに美人が写り込んでいる。

ジュエリーショップを一通り見たので
隣の博物館を見ることにした。
観覧料500円。

「積立のお金から出してもらってもいいですか?」

「うん」

今日君に返そうと思っていたお金だ。
チケットを2枚購入して中に入る。

博物館へ繋がる廊下が既に凄かった。
壁に宝石が埋め込まれており、内側からライトで照らされている。

「すごい!綺麗」

「綺麗だね

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#5 忘れてしまうくらい

#5 忘れてしまうくらい

前回の続き。

コメダを出た僕らは車に乗った。
僕は再びback numberを流した。

「あのね、
 先週兄ちゃんとカラオケ行った時に
 二人で青春パンク歌ってたんだけど、
 カラオケ終わる頃に兄ちゃんが
 『これだからいつまで経っても
 back numberが歌えるようにならないんだよ』
 って言ってて分かる〜〜〜!!ってなった。
 それで、そろそろ聴いてみようかなって
 思ったんだ」

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#4 二人の空気

#4 二人の空気

前回の続き。

話しているうちに料理が届いた。

「これ、フォークだけじゃ…」

「これ、ナイフ欲しいね」

「すみません」

「あの…………ナイフ2本いただけますか?」

「今ナイフって単語が出てこなかった。
 フォークって言おうとしてた笑」

「喋んないなって思ったんですよ笑」

各々ピザトーストをナイフで切り分けて取る。
美味しい。
サラダのドレッシングは2種類。

「こっちのドレッシング、

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#3 君は綺麗だ

#3 君は綺麗だ

前回の続き。

恋人が現れた。

「おまたせ」

「これあげます」

ガムをくれた。
最後の最後まで君は優しいね。

「はい。どっちかあげる」

僕は飲み物を渡した。
君がくれた優しさ

二人で車に乗る。

白いシャツにデニムのスキニーを履いている。
朱く塗った爪にお洒落なサンダル。
すらっとした脚がよく見える。
やっぱり君は綺麗だ。

「爪塗ってる、綺麗だね。
 サンダルもよく似合ってるよ」

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#2 平凡な奇跡

#2 平凡な奇跡

前回の続き。

午前6時半、君の町に着いてしまった。
道中眠くなると思ったのに、そんなことはなかった。

僕は仕方なく、今まで恋人と行った場所を回ることにした。

夜景を見た場所。
付き合う前に行った場所。
告白した日に行った場所。
残念ながらどこも曇り空だった。

僕はこの町の川沿いの道が好きだった。
枯草がさわさわと揺れる。
川面が夕陽できらきら光る。
鳥が川を泳ぐ。

「あ、鳥だ」
「ほんと

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#1 こうなること分かってた

#1 こうなること分かってた

15(金)夜、恋人からのLINE。

こうなること分かってた。
とうとう来ちゃったか。

自分の人生から恋人がいなくなる。
恋人は僕の心にすっと入り込んで、
なんの違和感もなく居座っていた。
一緒にいていつも落ち着いていられた。
本当に気を遣わずにいられた。
優しくて可愛くてスタイルがよくて、
僕にはもったいないくらい素敵な人だった。

こんな素敵な人がこの先の人生に現れるだろうか。
僕は今後の人

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会ってきました

会ってきました

皆様、お騒がせしています。

7/16(土)、恋人に会ってきました。

結論から言うと、別れませんでした。
こんなLINEがあったのに
いったい何が起こったんでしょうね。
あれだけ騒いでいたのに大変申し訳ありません。

「別れる別れないで揉めて、結局別れなかったんかい」と思う方、「こっちまで心配したのに損した。もう見てらんないよ」と思う方もいらっしゃると思います。申し訳ありませんでした。

この日

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