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恋人

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恋人との話をまとめています。
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#結婚

#2 【晴】っていう漢字もいいですね

#2 【晴】っていう漢字もいいですね

前回の続き。

田畑の中をのんびり走る。

「この前お母さんと電話した時、
 『〇〇は新婚旅行どこ行くの?』
 って言ってました笑」

お母さん気が早過ぎでは…?
そう思う反面、お母さんにもう結婚を容認してもらえているみたいで嬉しい。

「国内かなあって言ったら
 『海外行かないの?!』って言われました。
 言葉も分からないし、国内全部回り切れて
 ないのに海外なんて早いよって笑」

「そうだね、

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このまま何もないまま

このまま何もないまま

仕事終わりに外を出歩いた。

住宅と電線を見上げながら、
このまま何もないまま
若さを失って
30歳、40歳、50歳になっていくことが
とても怖くなった。
そこにどんな幸せがある?

僕は自然が好きだから
一人旅をするだろう。

でも自分の人生において
自分の家族を持てなかったことを
とても悔やむだろう。

不安と疲れと虚しさしかない人生になったら、
僕は僕をやめてしまうだろう。

僕は恋人に出会

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片道切符

片道切符

おすすめに出てきたこちらの記事。
最近もやもやと考えていたことと繋がるところがあった。

相手と一緒に生きていくと覚悟する。
相手を信頼し続ける、
相手の傍に居続けると決心する。
添い遂げる気持ち。

結婚は一歩踏み出したら帰れない、片道切符だ。
いや、そもそも人生には片道切符しか存在しない。

好きだから結婚して一緒に生きていく。

僕は無意識にそう思っていた。
でも、交際当初の「好き」という気

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帰る座標

帰る座標

『プラネテス』という漫画を久々に読んだ。
宇宙飛行士の話だ。

主人公のホシノは死んだ猫に出逢ってから心の病にかかる。帰る場所がないと言い、自分を見失う。

宇宙飛行士の帰る座標は「地球」
…というのは一見合っているように思える。

しかし、人間の帰る座標として「地球」はあまりにも大き過ぎる。馬鹿でかい宇宙に比べたら地球は微かな塵程度だけど、人間に対しては大き過ぎる。人間の帰る座標はきっと「人間」

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お父さんとは?

お父さんとは?

前回の続き。

初めて恋人に母性を感じた。
もしも僕が恋人と家族になったら。
どういう選択を取るか分からないけど、
もしも僕と恋人に子供ができたら。
恋人がお母さん。僕がお父さん。

最近思うのは、
「結婚したい」とはよく聞くけど
「家族になりたい」とはあまり聞かない。

「子供が欲しい」とはよく聞くけど
「子供を育てたい」とはあまり聞かない。
ということだ。

家族になるというのは
その人を一生

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お母さんみたい

お母さんみたい

5/14(金)
仕事終わりにワクチン3回目を接種した。

5/15(土)
少しの頭痛。仕方なく家でごろごろした。

5/16(日)
頭痛は治った。意味なく家でごろごろした。

5/17(月)
ごろごろしたせいで食事、睡眠が不規則になり、心も不健康になった。元気がなかった。

仕事終わり。
恋人がガチャガチャで新しいハムスターを連れてきた。これで3匹目だ。君はどういう思考回路でこの子を連れてくるに至

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#12 そういうことになってます

#12 そういうことになってます

前回の続き。

僕が一番書きたかった話。

夜景を見た僕らは家に帰ってきた。
すぐにお風呂を済ませ、いつも通りこたつに入って、お互い撮った写真を整理して送り合う。

いい具合に疲れた僕らは布団に入った。

あまり覚えてないんだけど、
たぶん僕が早々に恋人のベッドにお邪魔して
ハグをしたんだと思う。

そのままキスしていちゃいちゃして
落ち着いた頃。

その時のことは眠いからあまり覚えていないんだけ

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