防衛大学校を卒業して良かったこと#その1
おはようございます。あずはやです。
実は僕、自衛隊の幹部を養成する唯一の教育機関である
「防衛大学校」を卒業しています。(神奈川県横須賀市にあります)
母校である防衛大学校を卒業して良かったことについて、
特に民間に出てから感じたことを書きたいと思います。
(カルチャーの逆輸入的なイメージでしょうか)
防衛大を卒業したことは今でも自分のアイデンティティになっていますし、
卒業して良かったと感じることは山ほどあります。
何回かにシリーズ分けしてお伝えします。今日は#その1です。
その1 圧倒的な自己管理能力が身についたこと
これは正直、民間企業に行って最も強く感じたことです。
自己管理能力と言っても広義に及ぶと思いますが、
主に「時間の管理」「優先度の管理」「計画の管理」この3つでしょうか。
その理由を以下に書いていきます。
まず自衛隊の紹介番組等でもお馴染みかもしれませんが、
防衛大では毎朝6:00に鳴り響く起床ラッパにより強制的に起こされます。笑
(本当はそのラッパが鳴る1分前にはみんな起きているのですが笑)
そこから使っていた毛布やシーツを畳み、
上裸になってから、2分以内に寮の部屋を出ます。
(階段は毎朝、慌ただしく、大渋滞です笑)
その地獄の起床ラッパから防衛大の1日は始まり、
消灯の22:30まで分単位で過ごさなければいけません。
軍の規律は時間で成り立っているようなイメージです。
この習慣を4年間続けることにより、
時間に対する管理能力が徹底的に鍛えられました。
(たった5分の二度寝さえ許されない状況を4年間続けたことに意義がある)
このように徹底的な時間管理能力が身につくと、
物事を逆算して考えられるようになります。
(正確には、逆算して動かないと準備が間に合わないからです。)
準備が間に合わないとどうなるかというと、同期に迷惑をかけます。
これが一番やっちゃいけないことです。軍律を乱す行為になります。
時間内に全て準備し終えるという観点で、
優先度と計画性が自然と身につきます。
定められた期限までに実行するための準備を完了しなければなりません。
つまり、何から着手するかを決めなければなりません。
それが計画の設定と管理につながります。
これはビジネスシーンでも当てはまっているのではないでしょうか。
例えば、「明日は忙しい汗」と明確に分かる場合は、少しでも
明日の負担を下げ、仕事を分散させるために、前日に準備を進めるなど。
これは物理的なモノの準備だけでなく、事前に計画を立てるという点では、
精神的な自己管理も当てはまると思います。
「事前の準備を怠らない」「自己管理能力を身につける」という点は、
僕は防衛大で大きく学んだことの一つだと考えています。
話出すとキリがありませんね笑
質問あればコメントしていただければ回答致します!
次は#その2ということで、シリーズ化していきますので、
引き続きご愛読いただけますと嬉しいです。ありがとうございました。
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