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思考では笑えない

こんにちは。改めてバカってスゴいなと思い知らされたアルパカ社長です。

昨日のM-1の話です。私は正直に言えば錦鯉さんの芸風は好きではないのですが何故か爆笑させられてました。漫才の上手さとか知的なことを考えればオズワルドさんやインディアンスさんが上で面白さも十分だと思うのですが何故かサルとバナナに一番爆笑していました。

しかし少し許せない自分がいるのです。あれが本当に評価されるべき漫才なのだろうかと。笑いも知的な進歩を遂げた今、優勝すべきコンビがあれでいいのかと。

この自問自答から出た答えは「笑い」は思考ではないという事実でした。

錦鯉さんが改めてそれを教えてくれました。あんなバカで古典的で何の捻りもない猿とバナナだけで人はまだ笑えるのかというのが不思議でたまりませんでした。どっからどう見てもレベルの低い漫才な気がするのに。

どんなに考えても笑っていたことが事実なのです。

笑いも知的な方へ傾いていた現代において私にとってはかなり画期的な事実です。

私達の感情が思考ではなく湧き上がるものだと改めて気付かされたのです。

私達は感情に対して「何故?」を問うことがありますがそれが間違いであることを証明しています。楽しいことも悲しいことも辛いことも感情に理由なんか無いのです。

考えても仕方がないという事です。

感情に対して「何故?」の答えはいつでも「わからない」です。

それがもしわかるのであれば私達はいつでも笑っていられるでしょう。

私達は幸福を手に入れるために一番理解すべき自分の感情を未だに理解できないのです。なので他人が理解できないのは尚更です。感情を思考で解決することは不可能です。理由がないからですから。

感情と思考は全く別物だと考えるのがいいのかもしれません。

たまには思考に耽るのをやめて感情に浸る日があってもいいのかもしれません。


ナマステ✨

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