【体験談】日本で英語のアウトプットはどうするか

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

今回は日本で英語のスピーキングのアウトプットの機会をどう作るかについて私の経験をお話します。

数年前、私も日本で英語を勉強していて困ったことが、英語のアウトプットでした。英語を勉強してある程度知識は溜まっても、それを使うところがなかなかありません。

自分の周りにはどう考えても、迷子になっている外国人に話しかける、くらいしか有りませんでしたが、実際迷子になっている外国人が頻繁に見ていました。

この人たちのためになにかできないだろうか。
と英語の先生に相談したところ、カウチサーフィングというサイトを教えてくれました。

・カウチサーフィングとは

旅行者と地元の人をマッチングさせるサイトです。本来は旅行者が旅行先で無料で泊めてくれる人を探すアプリみたいですが、私はこのサイトを使って、旅行者とコンタクトを取り無料でガイドを名乗り出ました。アウトプットの機会にしようと考えました。

・初めて英語を話すガイドになる

教えてもらって早速、初めてガイドしてみました。コンタクトが帰ってきたのは香港人の女性でバレエの先生でした。

初めての英語での地元案内は緊張しました。会ってみると英語もすごく上手なおしゃべりな方で、終始会話をリードしてくれた優しい人でした。

肝心の英語は、ダメダメでした。聞き役に回る方が多かったです。学校で習って知識はあるが、それを使うことができずもどかしく感じたり、１回で聞き取れなかったり、悔しい思いをたくさんしましたが、ガイドの方はうまくいきました。

日本製のバレエのシューズをいくつかお店を回って一緒に探したり、お話しながら観光地を回ったり、夕食には私のよく行く居酒屋で日本酒の飲み比べや紹介をしたのですが、一人ではできなかった体験なので、楽しかったと感謝されました。

・初めてのガイドは一応成功、そこからは継続

一人の迷子の外国人を減らすだけの英語力があると自身を持った私は、そこからたくさんの外国人を案内しました。週末は必ず外国人を案内していました。地元を案内しながら１回約１０時間も英語を話す機会を得ました。旅行者もいろいろな場所から来るので苦手なアクセントがわかりました。案内するたびに英語の上達と、ガイドとしての上達を感じ、一人ひとり違う旅行者をどこを案内すれば喜ぶか、わかるようにもなってきました。

・気づけば１年で約７０人を案内、英語も上達し、世界中に友達が

上達すればするほどに沢山の人を案内しました。１年通してガイドをしてホスピタリティーと英語力がかなりついたと思いますし、このガイドを通してユニークなこともたくさん経験しました。

その際の経験もいくつか記事にしておりますので、もしご興味あればご一読ください。

初めて、女性に告白されました。（日本人にも告白されたことないのにｗ）

１２月に何故かプールに行く展開にｗ

感謝についての異文化体験

皆さんに笑われないように、発音も大切です。

今では、案内した人の地元に会いに行ったり楽しく旅行することができます。
この翌年に留学をすることになっていたのですが、力試しに受けたテストで留学に必要なスコアを出すことができたのも、たくさんの旅行者に助けてもらった結果だと思います。

日本で英語の勉強、特にアウトプットが大変だとは思いますが、日本で英語を勉強する方のなにかのきっかけになればと思います。