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超オーガニック野菜も考えもの

私の住んでいる カリフォルニアでは、オーガニック野菜が比較的手に入りやすいと思う。

普通の店にもオーガニック野菜のセクションがだいたいあるし、オーガニックストアも多くある。毎週どこかで開かれているファーマーズマーケットでも手に入る。

沖縄にいた頃は、野菜はスーパー、道の駅 又は退職後にハルサー(農業)を始めた父の畑で取れた野菜を美味しくいただいていました。

アメリカに移り住んだ当初は、間違ったお金の使い方をする元旦那のおかげで、極貧生活。あの手この手で手にいれた野菜を調理しいただく。
その頃はオーガニック野菜とか視界に入ってなかったはず。

食べること大好き、甘いものには目がない私は、超ヘルシー志向というわけではないが、今では 新な人生の伴侶のもとで、ちょっとだけ オーガニック野菜を選ぶようにしている。

娘が生まれてから、オーガニック食品を以前よりも もう少しだけ意識するようになったかな。

オーガニックストアと言っても、お金持ちが好むお店から、お手頃な値段の店など ピンキリだ。

普段、利用するのなら家の近くのオーガニックストアに行くのですが、先日 以前から気になっていた高級そうなオーガニックストアに家族で行ってきた。

その店で、お惣菜的な物が買えるので、それが目当てだったの。以前 その店に、何があるのか一人で下見に行った時、ブドウの葉っぱでくるんだ中東の料理「ドルマ」が売られていた。その時購入したかったけど、買い方がわからなくて断念したの。
なので、今回はドルマ目的。

しかし 行ってみるとその料理は売られてない。 泣く泣く別の料理を買って、お店内の食べきれる場所で頂いたの。

食べてわかったこと、彼と2人満場一致で

「美味しくないね」って。

誰にもバレないように日本語で (笑)
一応 少し気を使いました。

と言うのも 全体的に物凄く味が薄い。
私達は少しずつ入った3種類の惣菜と小さなティラミスを買ったの。

まーーーー ただただ 全部味が薄い。

こんなに手が伸びないティラミスは初めて。

健康志向=薄味 

間違ってはないと思う。

やしが(だけど)、味が薄くても、美味しく出来る料理は沢山ある。後少し工夫したら 薄味でももっと美味しく出来るのに! 

彼が面白い持論を語っていた。
「きっと ここの料理を決めている責任者は、他のレストランで働いた経験はないはず。経験があれば、こんな料理は出せないよ。たぶん、沢山の資格はもってるだろうから、こんな高級な店のオーガニック食材を使って、メニューを作ってるはずだけど、本当の美味しい料理をわかってないんだろうね」って。

なるほど それありかもね。

ただただ味が薄い料理。だけど、高級オーガニックの店だからか、お金持ちの皆さん結構 ここの料理を買いにきてるんだよね。

買う人も多いから、責任者の人も料理の味の改善とかにはならないんだろうね。

野菜から だいぶ話が脱線しちゃいましたが、その店で野菜を1つだけ買ったんです。娘の為のブロッコリー。

支払ってビックリ、ブロッコリー1株 約$9。
まっさかひゃー!!(ウソでしょ)
どんだけ高級なブロッコリーよ!?
そうとうなハイスペックブロッコリーだろうね などと話ながら 店をでました。

数日後、娘の食事を作るため、このハイスペックブロッコリーを3房切って洗ったの。

ボウルに、水と野菜を洗う洗剤を入れて数分つけおきする。

1つ取り出し、水切りして側におく。
2つ目を取り出して水切りして側におく。

その時、先においたブロッコリーの房が動いたように感じ、見てみるも何も変わらない。気のせいだねと思い、3つ目を置こうとして気づいた。

ヤッパリ何か動いた!!

房を手にとってよく見ると、ブロッコリーの表面全体にビッグサイズのアブラムシがびっしりくっついているではないか

ヒャーーーー!!!
ちょー ーーキモッ!!!!

緑色のブロッコリーが全体的に薄いグレーがかっている気がしたが、アブラムシのグレーだった!

動いて見えたのは、私が動く度に 彼らも威嚇のために皆で一斉に尻を揺らし動く。

見たことない巨大サイズのアブラムシ達。

冷蔵庫の中で、仮死だか冬眠状態だかで過ごし、水に浸けた時に目覚めたのだろうか。

どーでもいいが 気持ちが悪い。

とにかく何度も熱いお湯で洗い流すが、全然終わりが見えないくらい 出てくる出てくる。


数年前、父の畑で取れたブロッコリーに小さな小さな青虫がくっついていた。
虫は大嫌いだ。

だが、父が丹精込めて作った野菜だから、パニックになりそうな気持ちを抑えながら、小さな青虫を取り除く。まだまだついてたかもしれないが、カレーに入れて煮込んで食べた経験がある。

しかし、今回は蒸して娘にあげる予定。

1歳になったばかりのかわいい我が子には、流石にあげられない。

貧乏性の私は、どうにかして 食べれないかを考えたが、直視できないほどの大量の奴らと 戦い続け食す自信がない。

彼と相談した結果、本当に本当もったいないのですが、破棄することに。

コンポストに入れようかとも思いましたが、奴らが他の植物に移っても困るので、その案も却下。

高級でハイスペックなブロッコリーは、何の活躍もないままに退場となりました。

あ もしかして、ビックサイズのアブラムシ込みであのお値段だったのかね。

とにもかくにも 超オーガニック野菜も 考えもんだなー っと言うことを学び、あの店で 二度と野菜は買わない!と心に決めました。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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