お酒との付き合い方について考える。
完全断酒について考え中。
そもそも「お酒の味」というものが分かっていないので、私にとって「飲酒」とは、付き合いで少し飲む、もしくは、ある程度酔っぱらうと無駄な羞恥心がなくなるので、はっちゃけたい時に飲むものです。
毎晩の晩酌が楽しみ
飲まないと眠れない
ストレスのはけ口
という感覚を持ったことがないんです。
さらに、すぐに真っ赤になってしまうので体質としても向いてないんでしょうね。
一方、お酒の場で仲良くなれる人たちもいるわけです。
自分なりに二日酔いにならない体調管理ができるようになったこと、お酒好きの友人が複数名できたことがあり、お酒を飲むことが増えまして。
結果、最近の私の傾向として
記憶がおぼろげになるくらいまで飲んでしまう
声が大きくなる
言葉の表現に配慮がなくなる
という典型的な酔っ払いであることが発覚。
全然ダメじゃないです。ああ、あるよねー、レベルです。
とはいえ、翌朝、そんな自分を思い出してめちゃくちゃ自己嫌悪に陥る、という全く生産性のないサイクルを数回繰り返しています。
毎回、失礼があったら申し訳ない、とご一緒いただいた方にお伝えするんですが、周りは酔っ払ってたしねー。みんなそんなもんだよって言ってくれる感じですし。(まぁ本音はどう思ってるかは分からんですけどｗ)
とはいえ、朝に陥る、あの後悔と、自己嫌悪と、焦りと、羞恥心と、とにかく負の感覚の全部がごちゃ混ぜになった、あの時間が心底しんどくて。
1回だけじゃないから、これは私の酒癖なんだなと思うと、飲酒って私にとってプラスよりマイナスの面が圧倒的に多くないか？と痛感しています。
それに加えて、幾つかのマイナス要素が出てきてます。
1. アルコールは筋肉を分解するのを知った。
激しい運動を定期的にするようになってもうすぐ3年。
せっかく得られた筋肉をアルコールのせいで失うかもしれないという衝撃の事実を知って、ショックを受けました。コツコツ積み重ねたものをその何倍もの短期間で失うかもしれないのは悔しい！
2. 周りにアルコール問題を抱えている人がいた。
最近仲良くなった何人かが、アルコールによって人間関係やお金を失っているのを目の当たりにしたんですよね。一番酷かったケースは、無類のお酒好きだった、というか、おそらくアルコール依存症かそれに近い。肉体的にも精神的にも影響があるのですが、本人は依存していることを認めませんでした。
シラフの時はとてもいい人ですが、泥酔必至で、泥酔してからの人格と行動が原因で人間関係が壊れているのを短期間で数回、間近で見ています。
かくいう私も、その人と距離を置きました。
また、その人との共通の友人も、その人を批判しておきながら、心の隙間を埋めるためにお酒に頼る人でした。
記憶失くすまで飲んで朝気がついたら、お財布は空っぽ、ATMでの出金記録が10万超えてた、お店のレシート見てもどこのどんなお店だったか覚えてないと。で、私、お金貸しましたよ。当月の生活費がなくなったって言われて。
誰しも、飲んで憂さ晴らししたくなる時はあります。もちろん私も。
問題は「自分は大丈夫」と、なぜか根拠なく思っているという点なんです。
人を傷付けても、お金を失っても、心身痛めても、でも、単純に笑えるエピソードに昇華出来ると思ってたようです。同時に無理やりそうしてる感じもありました。どっかで認めたくないから敢えてただのエピソードにして大したことでないようにするってことなんでしょう。
さらに、気の置けない仲間に相談していく中で、飲酒量やタイミングのコントロールができない、依存症かその傾向がある人が家族にいる、というのを知る機会が立て続けにありました。
世の中の20歳以上でお酒を嗜む方々の多くはそんなんじゃないです。上手にお酒と付き合ってると思います。羨ましい。そこは本当に本当に本当にそう思ってます。
でも、間近で見聞きするうちに、少なくとも私は、お酒に依存する可能性があるなと感じました。そこまでいかないにしてもアルコールというものと上手に付き合えない場合、人間関係、心や身体を壊しかねないということを感じました。それが私には怖くなりました。
ということで、ますます飲酒することのデメリットが増えていき、私の人生には飲酒は不要なのでは？飲酒をやめることで得られるものの方が多いのでは？と思うに至りました。
あくまでも私の場合です。
で、Amazonでこの本あたりを物色中。
断酒関係の本て、基本的に「お酒をやめたくてもやめられず、頻繁に飲んで、かつ飲み過ぎて何らかの悪影響が出てる人」向けの内容なので、そんな感じの飲酒習慣がない私が読んで、納得してお酒をやめられるのか？というのを検証してみようと思います。
私みたいに、そもそもそこまで飲む方ではないものの、できることならキッパリやめたい人、いないのかな。
断酒成功するか？
はたまた、考えを変えて上手にお酒と付き合っていくか？
そこをまた書きたいと思います。
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