見出し画像

電子書籍のカバーデザイン

TSUTOMU KINOSHITA DESIGNS ALOHADESIGN のWorks に「e-Book Cover Design」を追加しました。

今まで作品数もそんなになかったのでWorksには掲載してなかったのですが、ここへきて幾つかの案件を担当したので、時代のニーズ的にも電子書籍コーナーがあってもいいのかなと思いましてね。笑
新たなるページを追加させていただきました。

***

とはいえ、今までも電子書籍のカバーはいくつかやってるんです。
基本的にはいつも紙の書籍のデザインをやってきましたし、元々、紙の書籍のグッズ感やインテリア風情はとっても好きなのです。
なのでブックデザインにおいても、実際にその手に取ってもらいたいし、
家のどこかの飾ってもらえるくらいに気に入って愛してもらえることを目指してきました。
でも電子書籍って実物はないんですよね。w
レコードジャケットやCDジャケットのないサブスクの音声データのような感じでしょうか。
なので、今まで生きてきた世界でのデザインと、存在感や存在意義や、言ってみればその「愛され感」は一体どうなのかまったくイメージできないんですよね。笑

それでも、仕事としてこれからも増えてゆくのであれば、そこには、紙の書籍と同じかそれ以上の熱量で制作されてゆく現場があるのではないかと想像もするわけなんです。
なので、僕もこれからはここに載せてゆこうかと思っています。w

***

電子書籍の表紙カバーは通常の書籍とは違って背がありません。
表紙と裏表紙だけを作って、PDFで入稿するというのが通常パターンですかね。
基本Web領域のデザインなのでCMYKではなくてRGBとなります。
グッズやパッケージとして制作するというよりは、ポスターやリーフレットを制作している感じでしょうか。
クライアント次第では書籍よりも制約の少ない、デザイナーにとってはCDのような遊び心を発揮できる媒体なのかも知れません。
そういう部分に期待と可能性を感じますし、書籍では自由にならないけど、電子書籍では自由でいいんだよ、という領域を見つけていけたらいいなと今は思っています。

まあ、とはいってもまだまだそんなに数をこなしてるわけではないので、もっともっと色々とやりたいんですけどね。
こればっかりは需要がないと供給できませんから。笑

もっと自由に楽しげに作っていけたらいいんですけど。
もし需要があるならお受けさせていただきますので。笑
これからも頑張りまーーす。w




こんな時代だからこそ、魅力的なことをやってきた人の今とこれからへの想いを聞きたい!これから何かを目指して進もうとしている人に、そこに立つ人の願いのような想いを届けるべく、WEBマガジン「STAY SALTY」を作りました。想いを同じくする方のサポートよろしくお願いいたします。