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暑中お見舞い申し上げます


今まで少し恥ずかしくもあり、遠い想いとリンクした話なのであまり語ったことはないのですが、僕は生涯で一度だけ、ファンクラブというものに入ったことがあります。w
小学6年生から中学1年生の頃。
そして中学3年生になった1978年4月4日。
解散のその日まで約2年半ほど入っていたことになりますね。

Candies - Shochu omimai moushiagemasu

Candies - Toshishita Boy

キャンディーズ。
僕がアイドルをアイドルとしてファンになった最初で最後の歌手グループです。
確か小学5〜6年生の頃に、ちょうど『年下の男の子』で大ブレーク。
僕が友達と二人だけで行った初めてのコンサートがキャンディーズでした。
6年生の時に京都会館で見ましたよ。w
彼女たちが残したすべてのシングルとすべてのLPアルバムを購入しました。
CDもとっくに廃盤になってますが、CDで発売されたほぼすべてのアルバムも持っています。
2004年にデビュー30周年を記念した完全生産限定盤というCD-BOXセット『CANDIES PREMIUM All Songs CD BOX』(¥25,200)まで購入したくらいです。w w
その他にも書籍や写真集など、キャンディーズ関連の物だけは未だに捨てずに残っていますから。w
それほどに大好きだったんですねー。w w

Candies - Symphony of Sorrow

まあ、でも完全なキャンディーズ・オンリーの追っかけ的なファンではありませんでした。
というのも、僕は多感な中学生。
ツアーに参戦できるほどの財力もありませんでしたし、キャンディーズと同時期にかぐや姫や吉田拓郎さんや井上陽水さんやチューリップにも夢中になるわけです。
母がサイモン&ガーファンクルのファンでもあったので、そういう影響で洋楽にも目覚め始めた時期でした。
小学6年生の時にアコースティック・ギターを買ってもらい、中学時代はもう毎日夢中で弾いていましたね。
サイモン&ガーファンクルの『The Boxer』や『Homeward Bound』のイントロをコピーして悦にいってたんですねー。
そのうちイーグルスやボストンなどに夢中になり、遂にビートルズ体験をするわけですね。w
どれもこれも夢中でLPを買いましたよ。
中古のLPも出回り始めた頃だったので、ビートルズやイーグルスなどはすぐにLPを全部集めましたね。
まあ、つまり、キャンディーズは、僕が音楽にのめり込んで行く創成期の最初の最初に夢中になったヴォーカル・グループだったというわけです。

Candies - Ace of Hearts will not come out

彼女たちは1978年4月4日、後楽園球場で当時空前の55,000人を集めた「ファイナル・カーニバル」で解散してしまいます。
(ちなみにこの当時で、1アーティストのさよならコンサートはザ・ピーナッツ以来の2例目、後楽園球場でのメガライブに至っては単独女性アーティストとしては初だったそうです)
このコンサートで僕が夢中で愛した最初で最後のアイドルはいなくなってしまうんですね。
あまりのショックに僕はそれ以降、洋楽しか聴かない男になってしまいました。
(と嘘をついてみる。カッコいいのかどうかもわからない嘘を。w w w )
まあでも基本的に、それ以降は洋楽をメインに聴くようになっちゃったのは本当なんです。
例外ももちろんありますけどね。
例外中の例外で、キャンディーズの解散と入れ替わるかのように聴き続けることになっちゃった日本のバンドがありますけども。。
それは、当時の人気歌番組「ザ・ベストテン」の新人アーティストの紹介コーナー「スポット・ライト」で、1978年に彗星のごとく現れた、のちの国民的モンスター・サマー・バンドなんですけどね。w w w

Candies - First storm of spring

僕が音楽に目覚め、歌謡曲以外の音楽に夢中になり、洋楽にはまり、自らが楽曲をコンポーズし始めた多感な中学生という時期に最も愛したヴォーカル・グループ。
今聴いても彼女たちの音楽的な挑戦や完成度は、
のちのポピュラー音楽史には見られないくらいに独特の進化を遂げた音楽ユニットだと言えると思っています。
世に「キャンディーズ論」は数々あろうとは思いますが、その存在意義やグループとしての特異性や完成度は、ファンだったという者の自尊心を満足させるものではありますが、でも実は本来そんなことはどうでもいいのですね。

あの可憐な、アイドルがアイドルであった時代を生きた記憶。
切なくも輝いていたあの時代の匂いを運んでくれる健全なアイコン。
それが「キャンディーズ」なのですね。
たったの4年間しか活動してなかったグループの後半3年間を濃密に追っかけたあの記憶は、本気で偶像(アイドル)に恋をした切ない初恋のような記憶なのです。
仮に、トム・キャット(古!)のファンだったことを後悔する人がいたとしても、キャンディーズのファンだったことを恥ずかしく思う元ファンは一人もいないと断言したいと思います。w
(あ、あくまでも「仮に」なお話ですから。元トム・キャットのファンの方、ごめんなさい。。w w)

Candies - Last Hohoemi-gaeshi (解散コンサート前日の最後のTV出演)


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今年、キャンディーズ・デビューの50周年だそうです。
伊藤蘭さんが2019年に41年ぶりに歌手活動を再開されました。
アルバムも先週3枚目のアルバムを発売されましたし、来月から全国ツアーも始まります。そんな中で迎える50周年には特別な思いもありますね。
昨年もライブハウスツアーを行った蘭さんの応援にはもちろん駆けつけましたし、今年もツアーに参戦させていただきます。

そして何より、デビュー50周年を記念した特別なアルバムが発売されるので、それをとっても楽しみにしているんです。

The Platinum Collection〜50th Anniversary〜


解散以来初めて、蘭さんと美樹さんが選曲した曲が収録される特別なキャンディーズBOXアルバム。
ツアーとこのアルバムをこの夏のささやかな楽しみとして生きてゆこうと思っています。笑


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p.s.
僕の推しは、ランちゃんでした(笑)。
今回改めて色々見返してみてわかりました。
めちゃめちゃ可愛い。
死ぬほど可愛いと思います。
そしてキャンディーズは身体が震えるほど可愛いと思いまくります!(笑)
今でも心の底から好きだと思えます。w w
そして人類が誕生して以来200万年。
この3人以上に可愛い女性は存在したことがないと思います。w w


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