がんサバイバーとして生きる①
新しく始まった仕事にも追われ中々書けてませんでした😵😵
今回から何回かに分けて、今の自分を作る大きな要素にもなった闘病体験について書き留めていきたいと思います。
ガンを経験したことのある人のことを最近ではがんサバイバーと呼ぶらしいですね。
(この呼び方があるのを知ったのは実際は最近です笑)
タイトルにもある通り、私もがんサバイバーです。
僕が経験したのは急性リンパ性白血病です。
急性リンパ性白血病(ALL/Acute Lymphocytic Leukemia)は、白血球の一種であるリンパ球が幼若な段階で悪性化し、がん化した細胞(白血病細胞)が無制限に増殖することで発症します。白血病細胞の種類は同じでも、主に骨髄で増殖するものを急性リンパ性白血病と呼びます。主に6歳以下の小児に多く、成人の1年間の発症率は約10万人に1人程度です。
僕が発症したのは、今から20年ほど前になる5歳の時のことでした。
いわゆる小児がんを経験し、その後の人生この白血病とどう付き合ってきたのかを20年を迎えるにあたり向き合い直したいなと感じるこの頃です。
何回かに分けて書きますが良かったら気長に読んでみてください🙌
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それはある春の天気の良い日の事でした。
その日もいつもと変わらず家で家族と穏やからに過ごしていましが、ある拍子に鼻血が出てしまいました。母は「また鼻血出てもうたな」と普段通りティッシュを詰めて止血しようとしました。
しかし何かがおかしいのです。
止めても止めても全く止まりません。服にも血が垂れてどんどん赤く染まっていきます。
何とか血が止まると、小さい僕を抱えて母はすぐさま近所の病院へ直行。
すると医師から「すぐにこちらへ行ってください」と隣の区の大病院へ紹介されました。
小さい1匹の恐竜のおもちゃを握りしめて分けもわからないままその病院へ駆け込みました。🦕
そして緊急で受診し、血液検査を行い下された診断が「急性リンパ性白血病」でした。
そのまま7階の小児がん病棟へ運ばれて、6人部屋の左手前の柵で囲まれた、小さな小さなベットへと移されました。
同じ部屋には既に同じ年頃や僕より更に若いような5人の子供とそれぞれのお母さんたちがいました。状況も飲み込めず、母も混乱したまま、瞬く間に入院生活に。
そこから5歳の小さな僕の闘病生活が始まりました。
(②へ続く)
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