#愛読書で自己紹介
山根あきらさんの企画に参加させて頂きます
どの本を選ぼうかと迷いましたが
子育てを通して出逢った絵本がとても心に残っていることに
気付きましたので絵本で自己紹介したいと思います
たいせつなこと
半世紀も前に書かれたものですが
今の時代でも色褪せることなく染みわたります
どんなものも
みる角度や立場によって受け止め方は違ってくる
けれどそれそのものの意味はシンプルでどれも命に溢れている
調子の良い時も
悪い時も
そのシンプルな輝きを見失わないでいたいと想わせてくれた1冊でした
100万回生きたねこ
愛を知るということ
愛し愛されるということ
生きている上で決して忘れたくない大切なことを教えてくれた1冊
複雑で難しいテーマをシンプルな文で分かりやすく
感じやすく綴られているのが絵本の魅力だと思います
いつでも会える
独特の短い文で組み立てられたシロとみきちゃんの物語
『当たり前』は本当は存在しなくて
とても貴重で大切なことだと感じさせてくれた
今だからこそ、その意味がより深く理解できるようになった気がする
3冊に共通しているのは 生と死
幼い頃、虚弱体質で小学生の頃1年間で欠席日数が出席日数を上回ったことがある
制服のスカートは履けず、体操服の長ズボンをずっと履いていた
学校に登校してもすぐ熱が出て帰宅したり
入院することもあった
１週間に１，2日登校出来たらいい
そんな生活だったので授業もちんぷんかんぷん
さっぱりついて行けなかった
友だちも出来たものじゃない
そんな孤独な環境で育ったわたしは常に生と死を身近に感じていたのかも知れない
中学生になり家族の反対を押し切ってバレーボール部に入った
運動をし始めたのがきっかけだったのか、日に日に元気になり
学校にも毎日通えるようになっていった
それでもスキー教室（泊りがけで行く行事）は参加しないでくださいと学校側から申し出があり、準備も万端だった出発前日の夜、悔しくて唇を噛んだことが忘れられない（せめてもっと前もって言ってくれたらいいのに・・・）
高校生になってすぐ、父の白血病がわかり長期入院となった
余命2か月という宣告を受け、死がいよいよ目に見える形で
わたしの前に現れた
それから7年という日々を生き抜いてくれたが、毎日がガラスのようにいつ割れてしまうか分からない怖さを感じながら過ごしてきた
出来る限り会話をしておこう
出来る限り一緒に過ごそう
いつ『当たり前』が奪われてしまうかも知れないと思いながら
そしてわたしの乳がん
出来る限りたくさん笑顔で生きよう
出来る限り誰かの役に立てるように努力しよう
出来る限り人生を燃やし尽くしたい
後悔を残すことなく、燃え尽きたい
それが後何年であれ
こうして顔を合わすことなく、関わってくれた人との縁に感謝しながら
今を生きている
これがわたし なんだろう
難しい
分厚い本も好きだけれど
シンプルで深い本は色褪せない
絵本が教えてくれた日常のキラキラしたものを今、色濃く感じることができ
感動している
日常は尊く、宝物 だと
あぁ、わたしの心の中にこんな絵本があったのね
そう気付かせてくれた 山根あきらさん ありがとうございます
ちょっと本から逸れましたかね？
上手に仕上げられませんでしたがお許しあれ
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